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December 02, 2009

事業仕分けで見えて来た事(その1)

Enosima(江ノ島の頂上から海を見る)
▼江ノ島を歩いて頂上まで行ったら、そこに一軒の写真店があり店先には猫グッズ(猫の様々な置物)があった。思わず2枚ほどデジカメで撮ったら店のオヤジが「撮られては困る。画像をすぐ消してくれ」と言ってきた。しかし猫グッズが並べてあるのは店先で、撮影禁止とも一切書いていない。諸外国を旅しても軍事施設や兵隊は撮影禁止だが、国内でそんな事を云われたのは初めてである。そうそうもう一つサイゴンに行ったとき、巨大なホーチミンの石膏で出来た胸像があり、カメラを向けたら「ノー」と言われた。たかが石膏の胸像ではないか、まだ偶像崇拝が残っているのかと思った。くだんの江ノ島の天辺にある猫グッズを並べている店は本業の写真が、デジカメの普及で仕事がなくなり、猫グッズも並べているのだろう。店先のオヤジの態度が悪いのでたいそう気分を害してしまった。こういう付加価値を見いだせない店は、それほど遅くない内に潰れてしまうのだろう。
▼NHK30日夜の「クローズアップ現代」(通称:クロ現)は税金のムダ使い見直すとして政府の行政刷新会議が取り組んできた「事業仕分け」の舞台裏に迫っていた。テレビで放映される以前に官僚たちと事前の,聞き取りもしていた。作戦会議で官僚がいう言葉はタテマエの美辞麗句が多いから、その言葉の具体的な裏付けを追求していけば牙城を崩す事が出来るかも知れないと話しあう。これらの作戦はかつての自民党なら赤阪の料亭だが、民主党のそれは常に居酒屋である。そして直接対決で、議員などに対してある場面の女性官僚は文科省だった。彼女は先輩たちが天下った公益法人の有用性を必死になって弁護する。しかしT大の経済か法学部を優秀な成績で卒業したであろう彼女は、何とブルーのアイシャドウを塗っていたのには驚いた。T大では学校の勉強だけだったのだろう。
▼わたしの知人でT大医学部を出た方がいる。この方は卒業して30年くらいたっているが、とにかく勉強が好きで今も様々な語学に挑戦されている。卒業したばかりのとき、ふと「化粧方法」は勉強していなかった事に気づいて、その学校に通ったとおっしゃっていた。あの官僚もそういう学校に通って、昼間の仕事ではアイシャドウを塗らないという事を知った方がいい。
▼さて仕分けでいくつか話題になっている事がある。中継では地方の振興資金を3分の1くらい減らすことになった。テレビに出たのはわたしの生まれた隣町の佐久市岩村田である。昔の宿場町の一つで映画監督の崔洋一もここで生まれて1、2歳まで住んでいた筈だ。新幹線が田んぼの中にできてから佐久平駅の方が繁栄してしまい、昔の街は閑古鳥がないている。街の振興策で800万円国の補助を受けて街を発展させるため、「寺子屋」を開いたり、日本酒の試飲などをさせていたようだ。この日はネットの仕分け中継を町内会の役員たちが揃ってみていた。仕分する側は官僚に、「カネをつかってどういう効果があったのか数字で示して欲しい」と言う。官僚や中継を見ている側は「そんなの無理だ。難しい」と言っている。投資ではなく国からタダの補助金を受け取って事業を行っているのだから、「対投資効果」はどうだったのか報告書を提出するのは当たり前のことである。
▼いままで報告をやらなくて通ってしまったのが、自民党の料亭政治の悪癖なのだから、20%減になってしまったいま、適切な方法を考えないと来年はもっときびしくなってしまうだろう。(事業仕分けについては漢方薬と次世代コンピュータの問題であすも続く)
▼昨晩土曜日放映の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」をようやく見る事ができた。今回はそれほど突っ込んだ話はなかったが、とくに面白かったのは2つ。一つは自民党という言葉はイメージが悪いから名前を変えようという意見がでている。その一つが「和魂党」というのだという。ここでわたしは考えた、「和公党」、「和共党」ついでに「和民党なんてどうだろう、しかしこれじゃモンテローザのワタミの党になってしまうなー。
▼もうひとつ米軍はグアムに移転することなどどうでも良いと思っている。米軍人は減っているのに、日本人従業員は増えて米人一人に日本人1・7人とマンツーマンでたいおうしているというバカげた事をしている。アメリカは本当は佐世保基地に揚陸艦をおくことだけで十分であると考えている。それは韓国や中国などで有事があったばあいグアムから来ていてのでは,間に合わない。有事の際には揚陸艦で米人を救出するのが目的である。その救出の優先順位というのがあり、まず1位が米国人、2位がグリーカードを持っている米人、3位がイギリスなどアングロサクソン人、4番目に有色人種の同盟国人(つまり日本はこれに含まれる)。同盟国とアメリカのオバマがいうのだからこの救出順位を上げてもらったほうがいい、などだった。
▼「戦場でワルツを」も早く書いてくれと言われているし、でも明日は遠くまで行かねばならないし…。

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