« 「東尋坊」で見たもの(2) | Main | 信じられない人がヒーローだという »

December 15, 2009

列車の中で朝日が「反民主党キャンペーン」を展開

▼夕方までかかったパソコン設定の仕事が終わって総武線各駅停車上り列車に乗り込んだ。すると電車の壁面の広告は全部朝日新聞のそれで、民主党政権を批判するコピーがずらっと並んでいたのには驚いた。「朝日よお前もか」という感じになった。TBSラジオの森本毅郎スタンバイでは毎朝6時半の合図とともに、口汚い言葉を使って鳩山政権批判をする。そのとき頻繁に引用するのは「読売」と「産経」の2紙だ。さらにわたしはご存知のようにニフティブログを使っているが、その管理画面に「ブログネタ」が提供されている。つまりブログを書くネタがない人向けのアドバイスコーナーのようなものだ。そこに登場するネタがまた、民主党政権を批判するものが意図的に書かれている。たとえば「労働者派遣法をやめるといっているけど、それってどうなのとホリエモンがブログに書いた」とか「鳩山首相のボーナスに怒り心頭」というたぐいである。前者で言えば彼がやった事についてまだ民事裁判でまた決着はついていない。大体彼は小泉・竹中路線の申し子として登場したわけで、自分のうまみが減ることへの懸念で、そいう事を書くのだろうか。さすがにこれはすぐ「ネタ」から削除された。首相のボーナスだって法律に則って至急されている訳で、不正をして得た所得ではないから、第三者があれこれ言う筋ではない。もし過去の政権担当者が問題とされるならば、小泉、安倍から麻生までボーナスはカットされなればならない。
▼やりかけの仕事やあれこれあったが、旅をしながら色々考えた。旅は人生を凝縮しているな、とつくづく思う。上越新幹線を越後湯沢でおり、ほくほく鉄道を経由して北陸鉄道に入って列車は走る。下りの停車駅は直江津で止まると次は魚津になる。斜め前に座っていた女性が魚津の直前にキャリーバッグを引っ張って降りていった。しかし列車の出口で「あ、メガネを忘れた」と言って引き返す。しかしメガネを手にした瞬間、列車は動き出してしまう。その中年女性は「ああどうしよう。どうしよう」と呟くだけで、次の富山まで席に座っていた。大体降りるなら30分くらい前には荷物をまとめ10分前にはもう一度身の回りを点検すべきなのだ。それが止まるまで何か読み物をしているからこういう事になる。
▼日曜日ホテルのビュッフェで朝食をしていると、目の前をLVのキャリーバッグとLVのトートーバッグを持った女性が歩いて行った。わたしは「イヤーキンキラキンで凄いナー」と呟く。斜め前に座っていた二人連れ(男がいやに老けている)の女性の方が立ち上がって二度もLVのバッグに眼をやる。キャリーバッグだけで30万円くらいかな。合計で50万円。「いいなー、欲しいナー」を繰り返す女性。これだけあったらヨーロッパをファーストクラスで旅行できるな。しかし飛行機に積むキャリーバッグは乱暴に扱われるから,日本のエース社で作っているサムソナイトの1万円以下の物が旅行には適している。ブランドバッグ類は所詮、自分は見栄っ張りであるという証でしかない。50万円分の本を読んだり、映画を見た方がよほど自分のためになる。モノはやがて壊れる運命にあるのだから。

|

« 「東尋坊」で見たもの(2) | Main | 信じられない人がヒーローだという »