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December 13, 2009

福井県の東尋坊にて

Denwabox(福井県三国町東尋坊の崖淵にある電話ボックス内部)自殺を止めるように連絡先と10円玉がおいてある。
▲今年のカレンダーも一枚になった。わたしのデスクに前には区の図書館で配布していた卓上型をクリップで留めてある。しかし毎月25日は区民の日とやらで、まるで休日か祭日のようなマークがついているのは使いにくい。まあ無料でいただいたものだから贅沢は言うまい。もう一つ昨年末に某社の納会でいただいたNHKの世界遺産カレンダーである。12月の写真はイスタンブールのボスポラス海峡とブルーモスクが夕日に映えている図柄である。わたしは今年1月12日頃に同じ場所でボスポラスクルーズ船に乗っていたので、一年はイスタンブールに始まり、イスタンブールで終わることになる。
▲それで1月の朝日新聞で福井県の東尋坊で自殺を図ろうとしたが、朝日が海からあがる風景に感動して自殺をるるのを止めたという記事が掲載されたことが印象に残っている。どういう場所なのかどうしても一度行ってみたいと思っていた。実は3年前の7月に脳出血を起こして倒れたことは病院のベッドからブログを書いていたから、覚えていらっしゃる方もいらっしゃると思う。そのときの8月東尋坊へ行こうとしてホテルを予約してあった。しかし病気の回復途上にあったため、やむを得ずキャンセルした経緯がある。
▲ブログに詳細は書かなかったが9月に成田にある長寿院の住職をある篠原鋭一さんを新聞の依頼で取材した。住職はボランティアで自殺防止のネットワークを組織し、24時間身体を張ってその対応をしていらっしゃるのだ。その取材のおりに、東尋坊の話をしたところ、「ああ元警察官の茂幸雄さんですね」とすでにご存じであった。わたしは何故自殺願望者が東尋坊や青木が原を目指すのか疑問をぶつけてみた。すると「願望者の間でそこは必ず死ねる場所として知れ渡っているのです」という返事が返ってきた。
▲それならば余計にこの目で確かめて見なければならなくなるのがわたしの性分である。東京駅を麻9時32分の新幹線「とき」に乗って越後湯沢で8分の乗り換え時間で「はくたか」に乗り換える。金沢ではさらに20分の乗り換えで芦原温泉駅へと向かう。そこからバスで東尋坊までは約30分だが、バスは1時案に1本しか運行していない。東尋坊の岬に立つまで約6時間だ。先の朝日新聞にでていた人は千葉で働いていてリストラにあう。そして将来をはかなんで自殺しようと決意する。ところがお金がなくなってしまい。最後は福井駅あたりから(記事の切り抜きがないのではっきりとしない)歩いて東尋坊に向かう。しかし途中で日の出を見ることになる。その美しさに心を奪われ自殺を躊躇する。
▲NPO法人がある茶店も訪ねてみたが、時間が遅くてすでに閉店していた。断崖のすぐ近くにある公衆電話ボックスには10円玉がたくさん備えてあった。今回は一泊なのでパソコンは持参しないでキングジムのポメラを持参してブログを書いている。(『鍵盤乱麻』トップページに東尋坊の大きな写真があります)

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