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January 18, 2010

西の地の果てポルトガル紀行(4)

Ekisha(アベイロの旧駅舎)
▼昨日は日曜日にもかかわらず普段よりも大勢の方がブログにアクセスして下さった。あまず本論に入る前にいわゆる「小沢氏の疑惑」について少々触れる。朝刊を見るとマスメディアから左翼の機関紙まで口を極めて小沢疑惑とか週刊誌では「逮捕」の見出しまで躍っている。土曜日の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で、元特捜検事の郷原信郎氏(郷原の著書はメルマガで昨年ご紹介した。まだ読んでいないかたは図書館などで、『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮社〈新潮新書〉をぜひ読んで勉強していただきたい。)が特別ゲストとして出席していた。郷原氏のビデオは以下この番組で郷原らは小沢問題を次の様に語る。普通の人が土地などを購入する場合銀行に融資を頼み、実際借り入れが許可になるまでに、自分の資金を使う事があるが、今回はそれと同じだ。逮捕されて刑務所に入っている建設会社の役員が1200万円献金したかのように言っているが、刑務所の中の取り調べは危険で、証拠能力もないし、立件出来ない可能性が極めて高い。国会議員か国会開会中は逮捕されないことは憲法で決まっているので、開会直前に民主党の議員をあえて逮捕したことは極めて政治的である。また愛川は戦前新劇の先輩が特別高等警察にとにかく、逮捕して理由は後からくっつければよいと考えていることと、地検が行っていることは同一である。その立件できそうもない事柄を、国家公務員である検事は守秘義務があるにもかかわらず、新聞記者にリークして「小沢」=「悪」のイメージを作り、細川内閣の佐川疑惑と同じように叩きつぶそうとしている。60年ぶりにやってきた国民の手による日本の政治改革を検察の手で逆戻りさせて良いのか、というのが16日の番組の主旨だった。
Iseki
(ポルトガルにもローマ遺跡がある)
▼さてポルトガルのお話し。コインブラを散歩中にBさんはファド((運命の意) 19世紀前半、リスボンに起った民衆歌謡。小ぶしを利かせた歌い回しで、哀調を帯び、ギターで伴奏する。出典広辞苑)のCDを2組手に入れた。わたしはファドについてまったく知識はない。それと同じものが欲しいというとAさんはBさんの買ったCDを持ってわたしをALMEDINAという店に連れて行って下さった。「ディス、ワンセット、モア」という様な事を言ったら店員さんはすぐ出してくれた。32ユーロだった。日本でファドを有名にしたのは「暗いはしけ」という映画の中でアマリア・ロドリゲスが歌ってからだ。映画は昔の作品でネットで探してもビデオは見つからない。昨年わたしはトルコのキャラハンサラで何かトルコのCDを買おうと思った。わたしは外国に行くと自分のためにその土地のCDだけを買う事にしている。昨年CDを買ったつもりで帰国したら、イスタンブールの観光案内のLVDとさらに、ベリダンス健康法というLVDだったのがっかりした。今回まだ封は切っていないが、AさんとBさんのおかげでゲットする事ができた。
Gondora
(ベニスには及ばないがそっくりのゴンドラ)
▼それからバスはコニンブリガのローマ遺跡へと向かった。ガイドさんは「本当に規模は小さいですからあまり期待しないで下さい」と言っていたがまさにその通りだった。わたしは過去にチュニジア、トルコのローマ遺跡を見学しているが、それと比べてもかなり小さかった。金持ちらしき豪邸の一群と一般人の境にかなり頑丈な城壁が作られていた。この差別はどこから出てくるものだろう。武田信玄が「人は石垣、人は城」と言ったのと随分違うので驚く。どの国のローマ遺跡も同じなのだがお金がないのでほとんど雨ざらしにされて破壊は進む一方だ。発掘された遺跡から出て来た貴金属だけは屋内の施設に展示されていたが、大した物はなかった。施設の庭にはオレンジがたわわに実っていた。ポルトガルではあちこちの家でオレンジをならせているが、生食することはないらしく、庭に落ちたままでもったいない。わたしはこっそりと数個もぎ取って参加者にお配りして喜ばれた。
Konpeito
(これが元祖ポルトガルの金平糖)
▼バスはアベイロへと向かう。ポルトガルではアズレージョと呼ばれるタイルに描かれた装飾タイルがとても有名だ。このアベイロの旧駅舎は全面がアズレージョで飾られている。そして街はポルトガルのベニスという名前がつけられている。速報で書いたが街は正月が終わったばかりで何かの祭りが行われ、風船の装飾やお菓子を少女たちが販売していた。ツアーの女性たちは競ってそのお菓子を買いまくり、わたしたちにご馳走して下さった。しかしとても甘味が強くそれだけで満腹になってしまい、その日の夕食は付け合わせの野菜だけ食べて、ポークは全部残してしまった。

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