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January 02, 2010

自分流「読むスタイル」を考える

▼元旦はいかがお過ごしであっただろうか?わたしの場合朝8時に「七福神めぐり」の問い合わせ電話がかかってきた以外は平穏な一日だった。年賀状の返信率は初日だから50%くらいだ。最終的には80%くらいまで行くと思う。しっかり確認したつもりでも出し忘れがあるから、慌ててプリントアウトしてポストまで行く。
▼昨日夜TV東京系で「芸能人格付けチェック」という番組を放映していた。何となく毎年見ているのだが、加賀友禅とストラディバリウスだったかな?を使った室内楽の演奏と安い楽器を使った演奏は当てることができた。あと飲み物、食べものは実際できないので分からない。ここではっきりしていることは、芸能人の世界も稼いでいる人とそうでない人の、言わばデジタル・デバイドならぬ、収入による格差が歴然としていることだ。ソムリエを自分で雇ったり、自宅のワインセラーに1本100万円もするワインを10本持っている人と、普段居酒屋でしか飲む事ができない人と比較するのは、見ていてかなり不愉快である。まあバラエティテレビを見て怒っていたとしても仕方ない。
▼元旦の新聞のCMを見ていると大晦日の紅白に出た歌手たちは、今年様々なイベントを使って売り込もうとしていたことが改めで分かってくる。視聴者はそれにうまく載せられていたという訳だ。朝日では「読むスタイル」というの特集が比較的面白かった。まぁみんな大した本は読んでいない。その中で大江健三郎は日記はつけていないが、小さい時から読書ノートをつけているという。大江は大学に入ったとき、恩師である渡辺一夫の手紙を整理しているときハーバート・ノーマンの事を知って系統的に読むようになったと語っている。それがきっかけになって渡辺一夫、ノーマン、安藤昌益、丸山眞男、加藤周一、テツオ・ナジタがつながってくる。たしかに読書というのは芋掘りに似ていて、蔓を一本引き当てると、文字通り芋づる式に面白い本を引き当てることができる。
▼もう一人読むテクニックとして吉岡忍が出ている。彼は書庫を2つ持っていたが狭くなってどうしようもなくなる。いまやっていることは献本や読まなければならない本は、手に入れたらすぐに解体して、両面一度にできるドキュメントスキャナーで全部読み込んでパソコンに取り入れるのだという。彼のノートパソコンに入っているのは1500冊で50ギガの容量をつかっている。それを始めたもう一つの理由は視力が衰えて小さい文字が読めなくなったという事もあるという。しかし本を解体できるのは、資金がある人にしかできない。それに「地球の歩き方」もパソコンに取り込んであるというが、あの1cmくらいの厚さの本は本で持参した方が絶対便利だと思う。現地でパソコンが壊れたり、電源がなかったらどうしようもないではないか。
▼本日は初夢を見る事ができる日である。このブログの読者に特別サービスをする。それは昨日、隅田川七福神で頂いてきた「宝船」をPDFファイルで一面下に取り込んだ。必要な方はプリントアウトして、今晩枕の下に入れるときっと良い夢が見る事ができるに違いない。

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