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January 05, 2010

「アバター」と「ニューワールド」の似ているところ

▼今朝早く11万番がでたようです。時間帯から推測していつもアクセスして下さっている方ではないと思われます。昨日は午後1時半までに1万7千歩を歩きました。挨拶回りなのでかなり急ぎ足であちこちを歩きまわったため、実現できました。それに早足でしたのでそれほど疲れは感じませんでした。最後に伺った団体は、昨年は4日に開いていたので大丈夫かと思っていくとシャッターが閉められていたのでガックリ。持参した「年賀」は仕方なくそこから数百メートルの距離にある郵便局に持ちこんでゆーパックで発送を依頼しました。「中味は何ですか?」と聞かれたので「お菓子」ですと答えました。そうすると相手の局員は同僚に「はしという文字はどう書くんだっけ」」と相談し始めました。「ほら竹かんむりに」と説明し始めたので、「箸ではなく、菓子です。草かんむりに果物の。発音悪くてすみません」とお話しして納得して貰えました。菓子を包んでいるバッグはカステラのN屋なので分かって貰えるかと思ったのですが、難しいです。
▼本日メルマガの締め切り日です。正月休みなので、どなた様も読書をたくさんなさったと思いますので期待しています。TVだけならその感想でも構いません。3日にみなさんと飲んだとき「アバター」をごらんになっている方がお二人いらっしゃいました。一人は普通の画面でもう一人は3Dメガネでごらんになったとおっしゃっていました。ストーリーはやはりありふれた内容のようでした。予告から推測するに05年にコリン・ファレルが主演した「ニュー・ワールド」に酷似しています。西欧人が未開の島(おそらくハワイ)を訪ねて綺麗な娘(ポカホンタス)に出会う。西欧人は最初友好的な態度で接するがやがて侵略を企てる。娘(この俳優は美しかった)を守ろうとするファレルは、自分が所属する先進国という味方を裏切ることしか考えられない。しかし…という話だった。この「西欧・先進国は正しい」とする映画自体は不評でヒットしなかった。
▼3日夜のNHKHV「夢の美術館スペイン、アルタミラからピカソ」までを見ていてこんな事を思った。本家・本元、老舗・元祖、正統・傍系を争う出来事は世の中に数多(あまた)ある。スペインはまさにこれを地で行ったのではないだろうか。つまりイスラム勢力がスペインを席巻したあと、キリスト勢力によるレコンキスタ(国土回復運動)、そのあとはマルチン・ルターによる宗教改革の嵐。そのとき「正統派」もしくは「元祖派」を名乗る人びとは自分を正当だとする宣伝方法として、今のようにマスメディアはなかった。それで荘厳な教会を建てたり、巨匠によって美しい宗教画を描かせる。そこに参拝した人びと、あるいは絵を見た人は「ハ、ハーありがたい事でございます」とその権威の前にひれ伏す。あるいは宗教行事を見る事によって「こちらこそ本物に近い」と確信する。あるいは「あの絵に描かれたイエス様こそ本物だ」と思い込ませる。つまりスペインに荘厳は建築物や絵画が多く残っているのはそういう手段として使われたからなのだ。

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