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February 07, 2010

WOWOWで◇「小森生活向上クラブ」を見る

▼昨日の一件で分かったのは救助犬とか介護犬というのは存在するが、猫は救助にも介護にもまったく役に立たないということだ。今朝の社会面を見ていると環境保護団体シーシェパードの船と日本の捕鯨調査船がぶつかっている写真が掲載されている。わたしがどうも分からないのは、高等知能を持ったイルカや鯨を獲ったり、食べるために殺害するのはいけない、というのがシー・シェパード側の言い分のようだ。しかし考えて見れば、いちばん高等知能を持っているのは人間と言われている。だとするならば、彼らはイラクやアフガンに行って、米軍を初めとする多国籍軍により現地の人の大量殺戮を実力阻止しなければならない筈である。しかしそういう戦争阻止活動には一切無関心である。一説によればこの団体のスポンサーは大富豪なのだという。まぁこの団体の行動限界はスポンサーをして、人が人を殺す戦争という最大の愚挙に取り組むのは所詮無理なのだろう。
▼◇「小森生活向上クラブ」ある会社の小森課長(古田新太)は毎朝満員電車に乗って、疲れ切ってデスクに座る。部下の一人は仕事中にもかかわらず携帯メールをしているので、女性課員(栗山千明)から課長に「きつく叱ってくれ」と言われているが、事なかれ主義の彼は何も言わない。家に帰るとひっくり返って「GUN」誌を眺め、ふとマンネリ気味だった妻(有森成実)との関係に寝化粧姿にふと新鮮なものを発見して飛びつく。やる気のない部下からある日「給料の前借りをしたい」と申しこまれるが、一杯飲み屋で話を聞くと新宿のぼったくりバーで30万円払えといわれ、「手持ちのカネがない」というとサラ金会社へ連れて行かれ、そこでカネを借りて払わされたという。憤った課長はどこかでベレッタF92と実弾8発を手に入れて、復讐に行く。彼の論理は世の中に悪い奴らは大勢いるので、それらは殺してしまえというのだ。その考えに栗山らは賛同し、秘密結社「小森生活向上クラブ」を結成する。そしてみずからは部下から持ち上げられて課長から、会長に持ち上げられる。その組織の目的とは自警団的暴力は加速して、次々殺人を繰り返していく。小森を演じる古田新太を最初に見たのは「サイドカーに犬」で主演の竹内結子の愛人を演じ、この時は中古車売買から悪に手を染めて行く役だった。この映画はマンガが原作のブラックコメディだ。しかし今はサスペンスドラマで悪役の多い、有森成実もこういう役を演じることができるのかと感心した。WOWOWで4日深夜に放映。
▼先週NHK教育TVで放映された「江華島事件から日清戦争へ」だが「週刊金曜日」最新号でも厳しく批判されていて、わたしがこのブログに書いた事は間違っていなかったと思い安心した。

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