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March 18, 2010

ベアテ・シロタ・ゴードンさんの事

▼昨日学校の卒業式だったので1年ぶりに一応スーツを着て出掛ける。今年は卒業文集を発行するという事で、講師のわたしにも原稿の執筆依頼がきた。書いた内容は1月の旅行で英語が分からなかった話を書いた。講師をしているのが英語学校なので変だと思われる方もいらっしゃるかも知れない。英語もロクにできないわたしが、この学校で英語を教える筈はい。PCとデジカメ撮影の授業を受け持っているのだ。旅行で英語が分からなかった場所は帰りのヒースロー空港と機内のCAが話しかけて来た時だった。前者はイギリスに向かっていた旅行者が爆薬らしきものを持っていたので、テロリストと疑われたために税関のチェックが厳しくなっていた。そのときは「身体に巻き付けているものは一切取れ」という言葉がわからなかった。
▼次は機内で朝食を出すときイギリス人CAが「イングリッシュランチかパスタにするか?」と聞いて来たが理解できなかった。とにかく早口なので何度もしゃべってもらってようやく理解できた。他の人も言葉が分からないとCAは困るだろうと思って、眠っている人、耳の遠い老人を指さして「he is same meal」と答えておいた。卒業文集に書いたのはその経緯である。
▼昨日の卒業式が終わって「講師も卒業生に向かって一言ずつ話をしてくれ」と指名された。わたしは文集に書いた、英語がわからなかった話と、2月から始めた基礎英語3早くて分からないので、3月からは中学1年生レベルの基礎英語1に切り替えた話を数分して終わった。すると隣に立っていた仲良しの英語担当の先生が話しかけて来て下さった。「あまり大きな声では言えませんが、数年前にイギリスに行ったとき地下鉄に乗りました。すると何かアナウンスがあってみんな大慌てで電車を降りてゆくのです。わたしもアナウンスの内容は分からなかったが、とにかく飛び降りました」とおっしゃる。それでその内容は何だったのですか?とお聞きすると「いや未だに何を言ったのか分かりません」という答えだった。その先生は都内の有名六大学で英語を学び、大学院まで行って英語を究めた方である。そして「書いたものは分かりますが、そういう事態にしゃべる言葉は慣れていないのでダメです」ということだった。
▼結論、知らない事は知らないとみんなの前で明らかにした方が良い。自分が苦手な事を話すと相手も安心して心を開き、さらに親しくなるきっかけを作る事ができる。
▼昨晩4ch系で「笑ってコラえて」の特番があった。その番組の最後の方であのベアテ・シロタ・ゴードンさんがゲストとして出演していた。彼女は日本国憲法草案を作るとき、とくに憲法22条と24条の実現に尽力した方である。シロタさんの伝記は映画になったようで近く公開されると思う。簡単な経歴を紹介すると、父親がルービンシュタイン級の有名なピアニストで、彼女が4歳の時に来日している。父親は今の芸大でピアノを教え、シロタは日本人の友人を作っていく。そしてその頃から日本の「許婚」という好きでもない人と結婚する制度に疑問を持つ、さらに女の人が男より少し遅れて歩く風習にも疑問を持つのだ。
▼わたしもTVにくぎ付けになって見たわけではないので多少正確さに欠けるかもしれない。大学はアメリカの学校に行くが、第二次大戦中は日本語が巧みなのを買われて、軍の対日放送の製作に関わる。22歳でGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)民政局に所属し、GHQの憲法草案制定会議のメンバーとして日本国憲法の起草で人権条項作成に関与した人物でNYの自宅に住んでいるが、この日はスタジオに来て憲法の重要性をアピールしていた。

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