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March 31, 2010

狙撃事件のあまりにも警察に都合良い幕引き

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▼昨日の国松元警察庁長官が何者かによって狙撃された事件が時効を迎え、警視庁南千住署捜査本部長の青木五郎公安部長が「実行犯はオウム信者である」と記者会見していました。これを奇異に感じた方は多かったと思います。まず容疑者が確定しているのなら前日の時効切れまでになぜ起訴しなかったかです。この事件はおかしな事が沢山ありました。実行犯とされる元信者であるとされる、K巡査部長の取り調べは、身内のある部署だけで行われていました。最近の民主党の小沢氏の側近や秘書の取り調べ内容は、その最中から記者に克明リークされていました。しかしKの取り調べ内容は一切漏れてきませんでした。
▼さらにKが狙撃に使ったとされる拳銃が、お茶の水駅前の神田川に捨てたとされ、大々的に川ざらえをしたにもかかわらず、クギの一本も出て来ません。警察のやり方は今までですと容疑者と決めれば、別の拳銃を手に入れて川底に沈めて発見させ、容疑者にしてしまうのは当たり前のやり方です。この川ざらえは毎日TVや新聞で報道されていました。▼まず地下鉄サリン事件直後という事もあり、不安を煽るには格好の事件で、世情から言ってオウムと結びつけるのが警察に取っては好都合だったのです。
▼新聞やTVなどで当時オウムにも襲撃された江川紹子さんは「自分たちの失態をオウム真理教に押し付けた発表内容で驚いた。犯人を特定できていないのに、なぜ教団の犯行と言えるのか分からない」と厳しい見方を示している。また元最高検検事で土本武司(筑波大名誉教授)は「刑事手続きの厳格さ」という観点で、次の様に語る。「起訴するかどうかは検察が決めることで、有罪か、無罪かは裁判で決めること。弁解めいた形での発表を警察に許せば、関係者の名誉を傷つけることになる」と懸念している。青木公安部長の発表はあまりにも警察に都合の良い結論で、公安調査庁の生き残りに都合良い結論となっている。本件に関しては相互リンクを張らせていただいている友人で銃器評論家の津田哲也氏が詳しく書いているのでご覧頂きたい。

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