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March 24, 2010

◇「アイガー北壁」を見る

▼来月ドコモに支払うネットの請求書を見ていたら、毎月の料金よりも結構高かった。それでネットで明細を見ると、1月に海外で使った料金が別立てになっていた。それによればポルトガルの通信会社(あと若干のイギリスとフランスがある)に支払うべき料金が約2000円になっていた。通話は一切行わず、1週間のメールのパケット料金だけだが、まあ大体想像していた金額だ。ニフティブログの場合、まず投稿すると次に認証のメールが来て、それに「OK」すると初めて「アップに成功しました」というメールが来る。つまり1本のブログが掲載されるまで結構手間が多いのである。明細を見るとその通信のたびに50円かかっている。だから文章だけでも最低150円かかる。画像は1本につき2~300円くらいしていた。ついでに1ヶ月前に新しい携帯を買って無理矢理契約させられていた「コンシェルジュ」と「データお預かりサービス」を夕方ドコモショップに立ち寄って解約してきた。さらに帰宅して携帯をクレジットカードにさせられた契約も解除した。
▼MINさんの「ポルトガル訪問記」も本日最終回になりました。2、3日中にいつもの独立してHPに移動させます。このことはご本人とも掲載に先立って了承していただいております。ご覧になる方はクリックだけで、今まで通りご覧になることができます。
▼◇「アイガー北壁」わたしがこのアイガー(3975m)北壁の事を知ったのは今は泌尿器科の医師をしている今井通子がまだ大学生だった頃、当時はまだ華奢な身体で北壁にぶら下がって垂直状態の北壁にへばりついている写真を見た時だった。ヒトラーはベルリンオリンピック開催でナチスの有能な事を世界にアピールするため、冬の北壁を登った者にオリンピック会場で金メダルを授与すると発表した。このことは各国の登山家を刺激した。1936年当時のドイツ山岳部隊猟騎兵に所属していた二人の青年アンドレアス・ヒンターシュトイサーとトニー・クルツは、山が好きでこの際チャレンジして部隊の上司たちの鼻をあかせてやろうと考える。上司は1週間くらいの休暇を撮る事を許可しないが、二人は強引に休んでスイスに向かう。とは言え貧乏なので食べもの明けてもくれても麦スープだけで、経費を節減するために自転車で現地に向かう。
▼それに絡むのは二人の青年と故郷が同じでベルリンの新聞社で勤務する女性ルイーゼがいる。彼女はかつてトニーと恋人関係にあったので、上司は情報を取りやすくするために、お茶くみの彼女をカメラマンとして現地の取材に同行させる。しかし登頂の前夜トニーは荷物が重いからと、今まで書いて来た山日記をルイーゼに預けて行く。考えて見ればこの時「もしかしたら」と最悪の事態を考えていたかも知れない。彼らが登頂を目指しているとすぐ下からオーストリアの二人が挑んで来るではないか。死のビバークの先の難しいトラバース(このシーンは手に汗を握るほど凄い)に成功する。しかしうっかりザイルを回収してしまったことが後に決定的な影響を与える。
▼吹雪いて悪天候になり体力は奪われオーストリアの一人が負傷するが退却もできない。雪崩や落石にもかかわらず何度か脱出を試みる。しかし仲間とオーストリア隊の3人が墜落や自分でザイルを切断して相次いで死亡してしまう。クルツを助けに向かった救助隊のザイルも短く、継ぎ足して使おうとする。しかし自力で下りる際にカラビナにザイルの結び目が引っかかってしまう。映画では翌朝吹雪が収まって救出に向かった元恋人(この設定は話としては面白いが少々無理)ルイーゼの目の前で、クルツは「もうダメだ」の一言を残してわずか数m上で力尽きてしまう。山岳映画としては面白いが、ルイーゼとクルツの描き方がメインになっており、ナチス批判映画になっている訳ではない。

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