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March 23, 2010

永井荷風の食べたカツ丼を食す

Katudonset
これが永井荷風の食べたカツ丼
▼昨晩10時近くに一本の電話が掛かってきた。電話に出たのは家族だが、その声が次第に曇っていくのがわかる。それは5年前に知人宅に婿入りした猫ちゃんの訃報だった。数日前から体調を崩して動物病院に行っていると話していたが、直接の原因はストレスによる腎臓不全だった。家にいる猫ちゃんとは姉弟で、昨年一度里帰りをした。一緒にいるときはとても仲良しだったので「感激の再会」なるかと思って観察していたが、動物にはそういう事はなかった。
▼天気が回復したので、朝から取材に出掛けた。頼まれていたのは「市川文学散歩」というテーマだった。事前にネットで調べて、さらに何人かの著者の著作も読んで行った。取材は原則として足を使ってあるくので、2、3時間歩いても文句を言わない人でないと、一緒に行っても困る。そんな訳で祭日ということもあり、家族と二人で出かけた。構想は大体まとまりつつあるので、史跡の場所を確認して写真を撮れば良い。一番写真にしたかったのは添付した写真である。永井荷風は毎日この京成八幡駅前にある大黒屋という店でカツ丼と日本酒を一合飲むのが楽しみだったとあり、最後の日も同じ物を食していた。写真とは違う「永井荷風のカツ丼」というセットという特注品があり、それには香の物と菊正一合がセットになっていて、税込で1260円だ。下戸の方には日本酒の代わりにアイスクリームが付く。
▼◇「NINE」イタリアが世界に誇る映画監督、グイド・コンティー二(ダニエル・デイ=ルイス)は記者会見で次回作の原案も決まっていないのに、プロデューサーに促されて次作は「イタリア」という作品を撮ると怪気炎を上げる。しかし実際には想像力がすべてなくなってしまい一行のシナリオも書けないままだ。記者会見から逃げ出しローマから海辺のミラノのホテルに身を隠す。フロントで偽名を使ってチェックインする。それでも妻だけには自分のいる場所を教えて、「来て欲しい」という意味を伝える。しかしホテルに妻が向かうとそこには愛人のベネロペ・クルスが来ているので妻夫を見限って家出をしてしまう。
▼ベッドには監督に今までの人生に影響を与えた美しい女性たちの幻想として登場する。そして現実の世界では呼び出したベネロペと言う浮気相手と妻に救いを求めるが拒否され行き場を失ってしまう監督。しかし隠れ家をプロデューサーに突き止められて、監督は映画製作の現場に連れ戻されてしまう。しかしカメラテストをしてもそれから先には進む事ができない。そして遂に撮影は製作中止に追い込まれ、セットは壊される。監督は失意の2年間をひっそりと暮らす。幻影として登場する母親(ソフィア・ローレン)やディレクター(ジョディ・デンチ)そして別れた妻の力で遂に脚本を書き上げる。その最新作は9作目となるので「NINE」として撮影が開始される。
▼これでもかこれでもかという豪華絢爛な衣装を身にまとった女優たちがスクリーン狭しと踊りまくる。

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