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April 30, 2010

「対馬買い占め報道」の狙いは何か。亀戸天神藤開花情報7

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(亀戸天神の藤開花状況)ほぼ満開30日夕方。
▼昨日法事のためU市まで日帰りで往復した。東京は晴れていたが、高崎をすぎると小雨が降ってきた。列車の窓から眺めると今年の春は寒かったため、ソメイヨシノがまだ咲いていた。時間があれば途中下車をして桜をカメラに収めたいところだが、時間の余裕はなかったので、従兄弟達と雑談をしてまっすぐ帰宅した。
▼昨日の朝日の3面記事で「対馬の土地を外国人が買い占めている。地元では外国人に参政権を与えることに反対するメールが殺到している」という実態を分析していた。
▼サンケイの「韓国不動産相次ぎ買収」という、対馬土地買い占め問題は「週刊金曜日」09年11月13日号に論破されている。興味のある方は図書館などで当時の「週刊金曜日」を読んでいただきたい。対馬市の財部市長は「韓国人の所有する土地は、0・0069%」と取材にこたえている。さらに人口で言えば対馬の人口は3万6千人で外国人登録は118人(そのうち韓国・朝鮮籍は63人)、外国人比率は0・3%(全国平均では1・7%)で永住外国人となるとわずか30人で、全国平均よりもかなり低いことがお分かりになろう。
▼たまたま昨日の帰り道で国民新党のポスターが目に入った。亀井氏が「外国人の参政権付与に反対」、「夫婦別姓反対」などと気勢を上げている雰囲気だった。仮に永住外国人全員に地方選挙選挙権を付与したところで、全人口の0・08%に過ぎない人々の投票行動が大きな影響を与える可能性は殆どない。
▼これらの偏向報道の先頭に立っているのは、保守・極右団体「N本会議」のメンバーである。外国人参政権反対派のジャーナリストの櫻井よし子氏「韓国では対馬は韓国領だと教育されており、事態がこのまま進めば、対馬が第二の竹島になり、実効支配されることさえ、ありうる」と週刊誌のコラムで煽り立てる。
▼朝日の記事では「外国人が島を奪う」と煽り立てているのには、ある謀略があるのではと、具体的に発信しているブログとその「抗議メール」の仕組みが解明されている。さらに始末の悪いことに、自分たちを「発信力を手に入れた善意の個々人」と称していることだ。

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April 29, 2010

◇「プレシャス」を見る。亀戸天神藤開花情報6

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(28日夕方撮影)2010年以後は藤の開花速報はやっておりません。直接亀戸天神社にお問い合わせください。
▼銀行には月末に一度は行かねばならない。昨日いったときそこにあった女性週刊誌を読んでいたら、何とあのヨンさまがわたしの家の近くにお忍びでやってきたという記事がでていたので読者の皆様にお伝えする。錦糸町駅前にかつてロッテ会館という建物があったがわたしは食事をしに一回。七五三の記念写真を撮影しに一回。あとは会議で2回ほどいっただけだった。それが2年がかりでロッテホテルに生まれ変わった。外見をみると新宿の高層ビルとそれほど変わらない。しかも連休中もオープン記念で一泊1万円以下で泊まることができる。その中にヨン様が経営する「高矢禮火」がオープンし、挨拶のためにやってきたというのが真相である。読者の中にもヨン様の「冬のソナタ」がお好きな方がいらっしゃるので、興味があったらお運びいただきたい。亀戸天神の藤も28日夕方立ち寄ったら、ほぼ7分か八分咲きになっているので、こちらもついでにご覧頂きたい。
▼昨晩12ch系の「いいたび夢気分」を見ていたら、小諸を作家の渡辺淳一が歩いていて、ほんの数分案内役で出た老人風の男がわたしの高校時代の1年上の先輩Kだった。
▼◇「プレシャス」二度までレイプによって父親の子どもを産むという主人公の名前がプレシャスだ。オーディションで選ばれた新人で体重は普通の人の3倍はある)ブロンクスの貧民街に住む16歳の黒人女性プレシャスは生活保護を受けいる、母と二人で暮らしている。勉強は好きで結構良い成績なのだが、母親が仕事をしたり家事をしたりする意欲がまったくない。それどころか娘に暴力を振るって「腹が減ったから飯を作れ」、「学校にいったって何の足しにもならない」と、何かと物を投げつけ、反抗的な態度をちょっとでも見せると、見せしめに娘を叱る。
▼学校で授業を受けているプレシャスに校長から呼び出しがある。「授業料を払わないと公立学校には通えない」からと自宅まで、授業料を払えない理由を調べに行くが、母親が暴力を振るって面会を拒否する。母親は仕事を定期的に探している。娘を学校に通わせるという条件の下に僅かな生活保護を受けている。しかし自宅の椅子に座っただけで自堕落な生活を続けているだけだ。ケースワーカー(何とすっぴんのマライヤ・キャリー)はプレシャスと面接したとき、何かおかしい、妊娠しているのではないかと気づく。さらにフリースクールに通う事になる。友だちは様々な事情で普通の学校に通う事ができない子どもたちばかりだ。それでも担任教師の努力もあり、高校卒業の資格を取ろうと必死になる。この自己紹介のさせ方はとても参考になった。
▼ケースワーカーの訪問調査は拒否できないので、母は取り繕って娘の面倒をみている等とその場を誤魔化す。しかしケースワーカーは母親が働こうとしていないのでは、と疑って話したがらないプレシャスに実態を聞き出す。その結果母親の生活保護は打ち切りになり、プレシャスの子どもは施設に入れられることになる。しかし腹を立てた母親はケースワーカーの事務所に押しかけ、もう一度やり直したいと泣きつく。そしてケースワーカーは夫が娘をレイプするのをどうして防げなかったかと、厳しく追及する。こういうケースはすべからく同じパターンなのだ。つまり再婚した夫を自分から逃がさない様に、娘と関係を持つことには目をつむっていたと延々と話す。実は約10分間のカメラを回しっぱなしにするこのワンカットの演技はもの凄い。思わずスクリーンの母親に向かって「手前の事なのに勝手な言い訳をするな!」と叫びたくなるほど。
▼先の見えない虐待され続ける、悲惨な生活の中でもケースワーカーや教師の努力によって一文字、一文字憶えて学習しようとするプレシャスに光りがみえるのはまだ遥か先の事かも知れない。これぞアカデミー賞2部門受賞! 主要6門ノミネートされるのに最も相応しい作品であると思う。日比谷シャンテシネで。

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April 28, 2010

果たして検察審査会は「正義」なのだろうか

▼普天間の移設問題で鳩山首相は、徳之島出身の元衆議院議員徳田虎雄の自宅を訪問するという。何かボタンをかけ間違っているように思うな。徳州会の会長だった徳田はかなりえげつない買収選挙をやって大問題になっていた。人間として信頼できない人を訪問した何を頼むか?アメリカに対して「ノー」とたった一言いえば済むことを、地元を説得してもらおうとでもするのか。現実に徳之島で住民の半数1万5千人が集まったときは「地元の意向を尊重する」と言ったばかりなのに…。
▼もうひとつ検察審査会の「小沢氏は起訴相当」という判断だ。今朝いくつかのブログを見ると、「検察審査会自体井戸端会議のレベル」であると指摘されている。何度も言っているが西松建設問題自体、刑務所に収監されている人物から、共同通信と赤旗の記者が「献金があったのではないか」と聞き出しただけで、刑務所の中の発言自体証言とはならない。「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で元特捜検事の郷原信郎氏がゲストとして次のように発言していた。村木厚子の元厚労局長が逮捕された事件にしても本人は一貫して事件を否認していたから、一部は起訴できない。検察は答えを作っておいてそれに合わせて事件を作り上げる。
▼冤罪がはっきりして17年ぶりに釈放され、無罪になった菅谷さんにしても、当時の事を語っている。自宅で食事をしていたら検事が踏み込んできて、いきなり足で身体を蹴り倒して「こんな事してタダで済むと思うか」と脅された。普通こういう事をされたら後で何が起きるか分からないから「自白してしまう」。結論ありきで逮捕してから何でも作り上げて行く、検察が信用できるかと言え限りなくノーに近い。
▼それを今朝からNHK始め各メディアは、「起訴相当」と鬼の首をとったように書き立てている。新聞やメディアはいつから警察や検察と同じになってしまったのだろうか?

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April 27, 2010

◇「コンサート」を見る 亀戸天神藤開花情報5

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(亀戸天神の藤開花情報4月27日朝10時で五分咲き)
▼昨日の「スター&ストライプ」はご覧になっていただいただろうか?笑ってしまうのは右下のコーナーをじっとみていると「saving iraq」というのがあった。武力でイラクが救えるのかよ!といいたくなる。破壊したのはあんたじゃないのか?これじゃブラック・ユーモアである。
▼今朝NHKラジオビジネス展望の発言者は経済評論家の内橋克人だった。彼は最近のジャーナリズムの立ち位置について疑問を呈していた。一例が普天間問題で中米大使が国務省に呼びつけられた、という話。実際は大使が出向いて言ったのであり、呼びつけられて叱責された事実は一切なかった。それなのにいかにも対米従属を強要するような事実があったかのような、「作り話」を作って世論づくりに邁進するジャーナリズムのあり方に苦言を呈していた。これは昨日書いた「中国潜水艦の浮上航行」もあたかも「宣戦布告」であるようなイメージを作り上げる。
▼こういう事を書いて儲かるのは防衛産業(つまり軍需産業)とそれに関連する防衛族議員たちだ。今やっている「仕分け」にしても防衛省関係、兵器や軍事物資が手つかずなのはおかしい。JETROやURがやり玉に上げられているが、天下りが一番多いのは防衛省の筈である。兵器の値段なんて、元上司が天下りしている軍事産業の言いなりなのだから、値段があってないようなモノだ。これをしっかりやって貰わないと、選挙目当てのショーを言われても反論はできまい。
▼「オーケストラ」(フランス映画で原題はコンサート)ロシアのボリジョイ交響楽団で劇場清掃員として働く元・天才指揮者アンドレイ。彼は元指揮者だったが、ブレジネフの時、時の権力者に楯突いて首になってしまい、今は清掃をさせられている。コンサートの風景を羨ましく見ていると、電源を切っていなかった携帯た突如鳴り響き、現在の指揮者から「お前は掃除だけやっていれば良いのだ」と大目玉を食らう。そして彼の元部下たちもあちらこちらに散って本業ではない仕事に励んでいる。その一人がフランスのコンサートホールからボリショイ・オーケストラに公演依頼のファクスが届くので、それを失敬して自分たちが行こうと知恵を巡らせる。
▼まずちりぢりになっている楽団員を捜す仕事は元KGBで今は抜け目なくFSBに就職している男に「探せ」と圧力をかける。それに60人ものパスポートも偽造しなければならない。それも難なくクリアしてパリへ到着する。抜け目ない元部下は団員一人ひとりに携帯を買ってもたせ、シムカード込みで高く売りつけ、一稼ぎする。そして招聘先には一流ホテルで過剰な接待を要求する。しかし練習する時間がないことがネックだ。しかも主演のヴァイオリン奏者がいない。だがマネージャーが一人の美しいヴァイオリニストを紹介する。すっかり気に入るアンドレイだが、ヴァイオリニストのマネージャーが「彼女の過去には触れないで」とクギを刺してゆく。
▼実は彼女こそ昔別れ別れになっていた実の娘だったのだ。ここでアンドレイの悲しい過去が分かる。彼はブレジネフの要求に従って気に入る作曲をしなかったこと、妻がユダヤ人であった事から迫害を受ける。KGBが家宅捜索に入り寸前に赤ちゃんを友人に託して偽名でフランスへ亡命させていた。そして妻はシベリア送りになって死んでしまった。演奏会の前日ヴァイオリニストと二人で食事をするが、彼は自分の過去を隠して飲んでいるうちに酔いつぶれてしまう。彼女からは「アルコール依存症の頼みは聞けない」と明日のコンサートもキャンセルされてしまう。銀座シネスイッチで、会場は満員。3年前の「グッパイ・レーニン」に少し似ているが、あれほどエスプリは効いていない。だが後半演奏が始まるとかなり目がウルルンとなる。
▼あと1週間ほどで123456番のキリ番になります。管理画面では既に到達していますが、キリ番をゲットした方には豪華記念品を用意しています。ふるって応募して下さい。ただし応募資格はメルマガ読者のみ。

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April 26, 2010

浮上して国旗を掲げて航行するのが当たり前

▼昨日はネットで普天間からの中継を見ていた。画質は悪いがリアルタイムで現地の熱気が伝わってくるのは凄い。画面のレイアウトや中継技術も中々のものだった。もう一つ米軍の準機関紙「スター&ストライプ」で井波洋一宜野湾市長が「米軍の撤退を求めて行く」という発言をきちんと正しく伝えていることだ。「スター&ストライプ」とは先日ご紹介した六本木にある赤阪ブレスセンターの中に置かれている。それにこの新聞「S&S」で使われている写真類は朝日や政党機関紙のそれよりも遥かに優れている。トップにある写真は17枚あり、待っていると次々異なる画像が出てくる。夜は明治公演で沖縄に連帯するデモとキャンドルナイトがあったが、こちらには行かなかった。しかしこれは「レイバーネット」と朝日にしか紹介されていなかった。金曜か土曜の夜ならば良いが、日曜日の夜に出歩くと翌週に影響がでてしまう。
▼ソニーがいよいよFDの生産を止めるという。そもそもこの3・5インチのFDはソニーが開発して普及した経緯がある。隣の花王でも界面活性剤の技術を活かして一時期これを作っていたが、所詮専門業ではないので途中から撤退していた。わたしも今使っているパソコンにはFDドライブはは付いていなくてUSBで接続している。本当はもう使いたくない。しかし取引先の一社が毎年取り交わす契約書の中で、「データはMO、CDまたはFDで納入すること」と書いてある。現実にはメールでやり取りしている。しかし上記3つのメディアの中で、FDが一番安いのでそれを使っている。年に4回だけ必要なのだが、手持ちのFDはまだ50枚ほどあるので、10年間くらいはもちそうだ。
▼土曜日のケーブルTV「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で取り上げた一つは、昨日の朝日朝刊にも載っていた、中国の潜水艦が国旗を揚げて浮上しながら日本近海を通航した話だ。何でも「サンケイ」では号外を出して「日本が侵略されそう」な雰囲気で書いていることだ。それは程度の差こそあれ朝日も変わらない。AERAシニアライターで軍事評論家の田岡によれば「その国の領土もしくは近くを潜水艦が通過するときは、浮上して国旗を掲揚していくのが国際法上のルール」だと説明していた。潜水艦自体ソ連製の旧型だし、過去に火災や、国境線を間違って迷走した経緯があるので、今回は間違えないように浮上して航行したと考えるべきである、と指摘した。
▼同席していた経済評論家の荻原博子は、「アメリカと中国は夫婦みたいなもので、日本は愛人でやっかんでいるんじゃないか」と見られても仕方ないと指摘した。さらにわたしも兼ねてからこのブログで書いていることで、アメリカを経済的に支えているのは中国が国債を買っているからで、運命共同体である。もし中国がアメリカ国債を売却したら、アメリカは崩壊してしまう。もう世界は冷戦構造がなくなって21年もたつのに、露・中脅威を謳うこと自体時代遅れの考え方だ。
▼それにしても今朝のNHKラジオを聴いていると、普天間の移転に関して「アメリカが移設に反対。徳之島案は運用上現実的でない」、「日本は反米と見られる」と言っていることだ。そもそも冷戦構造がなくなってしまったのに、沖縄の基地など必要ない。「基地はすべてアメリカ国内に移設せよ」がという話が前提でないと、移転予定地の土地を買い占めている政治家の懐が潤うだけの話なのだ。
▼昨晩NHK教育TVで午後9時から「ふたりのリヒャルト」という番組を放映していた。2人とはワーグナーとシュトラウスだ。ここで前者は「トリスタンとイゾルテ」。後者は「薔薇の騎士」の一部分だけ紹介していた。とくに後者の「騎士」は4時間近くもあるので、見ていて途中で嫌になってしまう。「愛と官能の旋律」はどの部分にあるのか楽譜を示して、指揮者がピアノを弾いて見せていた。やはり「トリスタンとイゾルテ」は何度聴いてもゾクゾクッとするほど官能的だ。

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April 25, 2010

NHKHV「兵士達の戦争/満蒙開拓少年義勇軍」を見る

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(銀座のニコンサロンで開かれている「時代の瞑り」展。27日(火)まで、必見
▼NHKHVでは毎月最終土曜日の午前8時から「兵士達の戦争」をシリーズで放映している。24日朝は「満蒙開拓少年義勇軍」だった。80歳、90歳の人々が証言するのだが、言葉の訛りがわたしの育った佐久地方の言葉とそっくりだったが、見ていると果たして佐久から行った人びとの証言だった。
▼かつて家族の実家には昔の古いSPレコードが沢山あった。そのほとんどはいわゆる流行歌手の歌だった。だがその一枚に「開拓の歌」というSPがあった。それは何と「満蒙開拓団を讃える歌」だった。当時満州に極楽王土を築く。そのために満蒙開拓団が組織された。その実態は北海道に行った屯田兵と同じで、普段は耕作をしてイザという時は兵隊になる役割を追っていた。しかも昭和13年に満州に渡った少年義勇軍はそれを補完する役割を担い、かつ有事には関東軍を援助する秘密の任務があった。それで彼ら、農家の次男、三男には3年間満州で働けば20町歩を与えられるというエサをぶる下げられていた。昭和19年に長野県第7次斎藤中隊として派遣された人たちの生き様を番組では追っていた。
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(25日銀座4丁目にいた猫ちゃん)
▼彼らが派遣されたのは満州嫩江(はんこう)という場所だった。そこはとても寒かった。そして内地にいるつもりで朝顔を洗った次いでに水を飲んだら、水に当たって下痢をしてしまい次々赤痢に罹って死亡して行く。8月9日もソ連が参戦したこともまったく知らなかった。大砲の音もカミナリかと思っていた位だ。逃げ出したらトラックが次々やって来るので味方のものかと思っていた。空を見たら飛行機が沢山来たので、関東軍のかと思ったら赤いソ連の星マークが付いていて機関銃で銃撃されて逃げまくった。たまたま赤旗を翻したソ連の貨車が来たのでふざけて銃で撃ったら列車は止まって、クレーンで戦車が降ろされて来たのには驚いてひたすら逃げまくった。
▼下々まくった末9月末にソ連軍に捕まった。しかし正式な軍人ではないので捕虜収容所とは違う場所に収容された。あるとき中国人の少年が饅頭を3個持って来てくれて、「食べろ」と合図するので、友だちを分け合って涙を流しながら食べた。しかし寒くて零下30度にもなったのでもう夜は友だちと抱き合って寝るしかなかったが、そのときほど大陽が登る朝が待ち遠しく感じることはなかった。
▼しかしそこでも寒さと栄養不足で死ぬ人は絶えなかった。だが死亡すると土地は凍っていて深く掘ることはできないまま死体を埋めるしかなかった。だが春になるとその死体を野犬や豚が食い荒らす姿は、見るに忍びなかった。人間の腸というのは長いもので犬が食うと、何十メートルも引きずり出したのには驚いた。それに髑髏や歯形を見て、ああこれはあいつだなどと死んだ友だちの顔を思い浮かべていた。
▼斎藤中隊からは217名満州に派遣されて、121人死亡した。全体の死亡者は把握していないが、おそらく2万人にも上るだろう。軍人ではなかったので昨年(平成21年)になってようやく政府から長年の労苦に報いるという意味の銀杯が渡されたが、今となっては国のカネでタダで旅行させて貰えたと思うしかない。
▼しかしなぜ満州に行く気持ちになったかと云えば、親に楽をさせたいという気持ちが一つ。もう一つは学校に担任が「満州は良いところだから行け」と言われたから行ったと語る。これは映画「西部戦線異状なし」で果たした教師の役割と同じである。NHKの番組では現在94歳になる桜井達という当時の教師を捜し出して訪ねて行く。桜井は当時の宮川教頭から「4人の生徒を出せ」と言われたからそうしたまでだと悪びれた様子もなく語る。しかしその教師の一言で14、5歳の少年達は凍てつく荒野で死んでいかなければならなかったのだ。

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April 24, 2010

NHK教育TVで「トスカ」を見る。亀戸天神藤開花情報4

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(亀戸天神の藤24日朝)
▼友人のブログを見ていたら、明日開かれる沖縄の辺野古基地反対集会に参加に取材で行ってくると書いてあったので早速電話した。何でも片道はスカイマークの座席を手に入れたが帰りのチケットは手に入らないという。だが取材なので出掛ける。久しぶりに電話をして近況や情報を交換しあった。まあどうでも良いことだが、1年以上もメールやハガキ、それとも電話が来なければ、それだけの希薄な関係になってしまう。これは他の方だが毎日ブログを見ていると頻繁に会っているような気持ちになってしまうらしい。ブログに自分の生活をすべてさらけ出してはいないが、それでも50%くらいは明らかにしている。
▼今朝のNHK首都圏版朝7時半ころから、わたしの家近くに再オープンしたパン屋さんが紹介されていた。例の一度倒産して福祉作業所として再出発したところだ。新聞でも2社で取材して書いていた。それで今回はNHKだった。出掛けたついでに立ち寄ったら、なぜか「本日臨時休業」の張り紙がしてあった。TVに出たからには客が押し寄せる筈なのにモッタイナイことだ。しかし裏通りで来ているのはお年よりが多い。実際買って食べて見るとハチミツを使っているので食パンも甘ったるい。それにわたしは入れ歯が一本もないがパン粉が歯に絡みつくのだ。
▼わたしがオペラ「トスカ」のアリア「星は光ぬ」を聞いたのはかれこれ20年近く前になるだろうか?それは77年9月に横浜に米軍機のファントムが墜落し、乗員は脱出装置で逃げたが住宅を直撃して3人の日本人が大やけどを負った。事件の概要は以下にあります。
▼その後2人の子どもの母親も亡くなってその後相模原で追悼集会があった。わたしはたまたまそこに参加していた。そのセレモニーで第三幕で出てくる上記「星は光ぬ」を歌った。ソプラノだったが質素な黒のタイトスカートと白いブラウス歌う姿を見ているだけで、「全身やけどで苦しんでいる子どもの叫び声が聞こえてくるようで、涙が止まらなかった。それ以来この「トスカ」が大好きになった。このオペラを盛り上げるのは何と言っても、嫌らしい役回りを演じる警察署長の演技力が一番モノをいう。4月16日、NHK教育TVで16日深夜に放映されたのはチューリッヒ歌劇場で上演されたもので、舞台の装置はかなり近代化されていた。それでもカーテンコールの時はエミリー・マギーのトスカに比して警察署長が登場すると、観客からはひときわ大きな拍手が寄せられた。

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April 23, 2010

NHKHIVで「伊勢音頭恋寝刃」を見る

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(銀閣寺のふすま絵)
▼昨日ネットを見ていたら元巨人監督をしていた堀内が自民党から衆議院選挙に立候補するというのを知って驚いた。堀内個人がというより、この溶解寸前の自民党という空気の読めなさにである。彼が監督をしていたときも良い成績は出せず途中で降板している。プロ野球がダメなのに政治の手腕など期待できる筈もない。堀内を選んだ自民党の「先の読めない」戦略ももう手の打ちようがない。
Warabimoti
(哲学の道のわらび餅)
▼昨晩10時からNHKハイビジョンで「伊勢音頭恋寝刃」(いせおんどこいのねたば)を放送していたのでついつい1時間半みてしまった。伊勢音頭恋寝刃はわたしの好きな歌舞伎のベスト5に入る。なぜここで歌舞伎が出て来たかというと、この中に登場するヒロインお紺を演じている中村雀右衛門は女形であるが、素顔が巨人の堀内そっくりなのだ。歌舞伎の演目の多くは人形浄瑠璃文楽から移植したものであるが、この伊勢音頭も同じだ。文楽で見ると後半の殺陣が、人形でなくては演じられないほどリアルでかつ凄惨である。昨晩放映されたのは歌舞伎座の最終公演として昨年上演されたものだ。主演の福岡貢を演じるのは片岡仁左衛門で、悪女である万野を演じるのは板東玉三郎だ。万野を演じる役者では先代の中村歌右衛門を除いて考えられない。しかし今回の玉三郎は歌右衛門の後釜をきっちりできそうに見えた。
▼油屋奥庭での貢といかにもやり手婆である万野とやり取りのおもしろさは、実際舞台を見ていただかないと分からない。きょうはそれをご紹介するのが主題ではないので省略する。
Tobiisi
(TVに良く登場する鴨川の飛び石、一度行ってみたかった)
▼先日赤松農水相が天候不順で野菜が高値になっていることでコメントを出した。さらに昨日の朝刊にはスーパーを視察している様子がでていた。赤松氏曰く「規格外品の出荷と前倒しで収穫」と言っていたが、この人日本の農水産のトップにいながら、野菜がどうやって作られるか、まったく分かっていないと思った。キャベツ一つを収穫するにしても、一定の日時が来ないと巻かないのだ。
▼これとは別の話でイタリア料理のシェフが夏に「キャベツの冬玉手に入らないかな」と言った話があった。この人もシェフのくせして野菜が何たるかを知らない。気候が寒いからキャベツは固く巻くので、冬以外に冬玉が手に入ることは絶対にない。
Goyensakura
(京都御苑の八重桜、蛤御門の裏あたり)
▼つまり赤松もシェフも野菜を工業製品のように、自由に生産調整ができると思っているのだ。野菜農家は毎日が気候との闘いだ。そういう奴らには農家が朝2時3時から圃場にでて必死に働いている姿を見せてやればいい。しかも東京都の最低賃金の4分の1くらいの時給で。時間がたたなければ野菜は野菜にならない。曲がった規格外の野菜は運搬・輸送方法が確立されていないのだ。
Siidoukyo
(京都にもローマ遺跡の様な水道橋がある)
▼先週の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で重要な事を一つ。それは連休明けにも刑法の時効が撤廃になる法案が成立しそうなことだ。その理由として八王子のスーパーのアルバイト店員殺害事件が時効になるので、家族が憤っているというのが、その撤廃の理由にされている。問題なのは取り調べの完全可視化と一体でなければならない。それと警察や検察が容疑者を特定してしまったばあい。捜査で押収した証拠を全部保管していて、「有罪」するに不利な証拠は持っていても「ない」と言って裁判で一切出さないことだ。警察の取り調べの完全可視化と、押収した証拠の全開示とセットでなければ、警察が決めつけた「容疑者」が冤罪だったばあい。永遠に冤罪が晴れないことになってしまう。これがセットで国会に上程されないのは、民主党の小沢幹事長が、水谷建設の献金問題で検察の取り調べを受けたとき、セットにしないと取引をしたためだと言われている。

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April 22, 2010

京都には世界遺産が17。亀戸天神藤開花情報3

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(哲学の道で食べたぜんざい)
▼土日を空けてしまうと録画したビデオ等を見る時間がなくなってしまう。例えば土曜日のケーブルテレビで放映している「愛川欣也パックイン・ジャーナル」は午前11時から2時間番組だ。普段はそれを土曜日の夜か日曜日の夜に再生して見る。ところが今週はそれができなかったのだ水曜日の昨晩ようやく1時間20分を見終わった。この番組は音声だけ聞く事ができれば十分だ。しかし音声を分離してICレコーダーなどに入れると余計に時間がかかってしまう。しかしそれでは時間の節約にならないのでしかたなく録画を見る。先週のテーマで時間をかけたのは普天間の移設先と首相の「腹案」とはその場しのぎで何もなかったのでは…時間を割いていた。
Tetugakuneko
(哲学の道で出会った猫ちゃん)
▼首相が官僚を把握できていない。移設など外務省の官僚を使って交渉させれば良い事だ。所が把握できていないので官僚が好き勝手をしている。それに輪を掛けて足を引っ張るのはマスメディアで、「支持率が25%」を煽り、さらに「日本が経済破綻をする」とかき立てる。このまま行けば破綻するというシナリオを作った実行したのは自民党政権であり、負の面だけ強調して民主党政権の足を引っ張り、あわよくば首相交代という筋書きを作ろうとしているのがマスメディアだ。
しかし交代しても何も見えてこない。江戸幕府が明治になって政権が自らの方針を実行できるまでに10年近くかかっている。半年や1年で拙速に答えを出そうとしても良い結果がでる筈はない。という内容だった。
Nanzenji
(南禅寺前で)
▼メルマガで紹介した米原万里の「旅行社の食卓」にロシアのこういう話が出てくる。朝食はたっぷり食べろ。昼飯は友人と一緒に分け合って食べろ。夕食は人に全部あげてしまえ、というのだ。つまり身体に取って朝食をたっぷり食べる事が必要で、夕食はたべなくても構わない。できれば夕食をたべて4時間過ぎてからベッドに入る事が望ましい、というのだ。こういう話をいくら話しても理解しようとしないお人がいらっしゃる。早寝早起きで3回の食事は決まった時間に摂る。夕食は少なくとも寝る3時間前には摂る。できれば4時間前に終える。これが健康生活を続ける大原則なのだ。今朝もサマランチが89歳で血管障害でなくなったと報道されている。脂っこい美味しいものばかり食べていたので血管が詰まったのだろう。だが彼クラスになれば、長期に入院してもお金の心配はいらないから羨ましい。
Kamefuji3
(亀戸天神の藤開花状況21日午後)
▼さて京都では外国人観光客がいやに多い。いやお住まいになっている外国人も多く感じる。東京に戻ってからネットで「東京の世界遺産」と検索してみたら、やはりゼロだった。ところが京都は17個もある。わたしは世界遺産を外国にばかり求めて歩いていたが、これならば京都に3日もいれば全部回ることはできると思った。バスで下賀茂神社に向かっていた。バスのなかにいた外国人が回りの人に何か尋ねている。「パレスはどこで降りるのか?」という主旨だったが、乗客のみなさんは分からない。わたしは「おそらく二条城であろう」とアドバイスしたら、その通りだった。さらにどこで降りてどのくらい歩くのかというが、回りの人たちは日本語であれこれ相談して一緒にバスを降り、指をさして方向を教えていた。まあわたしも3ヶ月努力した結果、ゆっくりしゃべってくれれば話の内容くらいは分かるようになってきたかな?
Kamefuji4
(亀戸天神の藤開花状況21日午後)
▼初日は都をどりを鑑賞してから市役所近くのホテルに一端戻ってチェックインしてカメラだけ持って銀閣寺へバスで行く。4時半頃着いたがそれから哲学の道を歩いて南禅寺まで向かった。
▼当ブログでは近年亀戸天開花情報はやっていません。直接亀戸天神社におたずね下さい。

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April 21, 2010

高齢になったらできなくなったことは?都をどり2

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(舞子さんの接待)
▼京都にはこだま637号という各駅停車の新幹線で行った。しかし満員で喫煙席しか取ることができなかったのは少々苦痛だった。前日発行したばかりの「週刊金曜日」を持参したが、途中で読み終えてしまった。一番面白かったのは永六輔の「無名人語録」だった。それは神経内科の医者が言う、若い頃にできた事が高齢になったらできなくなったこと、だった。主な物だけ書くと次の様になる。
1)平な何もないところでつまずく
2)経ったままズボンがはけない
3)靴下をはく途中で倒れる
4)食事をすると何かこぼす
5)気か付くとテレビと話をしている
6)テレビの中の連中が手を振ると振りかえす
7)コマーシャルが理解できない
8)脱げたつもりで靴のまま家の中に
9)硬貨が数えられない
10)ガラスにうつる自分の姿にビックリする
11)指がすべって本のページがめくれない
等々だ。さてあなたはいくつ該当するだろうか?
をどりは12時半から始まるが、茶菓の接待があるのでその40分前に入場するように、という指示があった。バスと電車で行ったのでは間に合わない可能性があるので、仕方なくタクシーに乗る。ちなみにわたしはタクシーという贅沢な乗り物が、大嫌いで年間数えるほどしか乗らない。ところがタクシーに乗ったものの渋滞していて裏通りに回ると京都の道は本当に狭いのでさらに動きが取れなくなる。運転手さんも「途中で降りて歩くように」と勧めてくださったが我慢して乗っていたらどうやら間に合った。
Susi
(京都で食べた寿司)
▼昨日の写真でご覧のように先ず舞子さんの抹茶による接待があり、お菓子も出る。担当する舞妓さんは2人だった。お茶を飲み終わって席を立とうとすると、仲居さんの様な人が菓子を載せていた皿はお土産に持ち帰って良いという。今回は1泊であちこち歩きまわろうと思ったので軽装で荷物はごく少なくして来たので、この皿は宅配で送ってしまった。練舞場の舞台の広さは歌舞伎座の半分くらいだろうか?花道も舞台の両側に付いている。そして舞子さん達が一糸乱れぬ姿で踊る。いや別に一糸乱れぬと行っても某学会や北朝鮮の号令で動くマスゲームのそれとは違うのだ。着物も踊り子さんが手に手に持っている桜の枝などがとても艶やかなのだ。
▼しかし着ている帯や着物などでダンベル2個ほどの重量があって、一芝居(1時間)踊るともうクタクタなのだと、ネットに出ていた。だが彼女たちはそんな素振りも見せずに楚々とした笑顔で踊る。舞台の演出は大まかに言うと京都の四季を表している。わたしは映画も舞台も一切プログラムは買わない。というのは自宅に保管する場所がない事が一つ。もう一つは解説者の言いなりにはなりたくない事だ。一応今回は買ったが帰宅してから見るつもりで、まだ読んではいない。映画だけで年間約100本見るからプログラムのスペースだけで20cm増え続ける計算になる。
Tetugakunomiti
(哲学の道の桜)
▼舞台は春から始まる。そして皇女和宮の嫁入りシーンが出てくる。と思うと新撰組が出て来たり、鴨川の灯ろう流しが出てくる。さらに仮名手本忠臣蔵の7段目らしき、「鏡合わせ」の場面がでる。しかしこれらは何も深く考える必要はないのだ。美しい京都の演出だと考えて見ればそれほど悩まずとも良い。最後は再び春に戻って全員で踊っておしまいとなる。歌舞伎で下座といわれる鳴り物は、この舞台では地方(じかた)で下手にあるが、太鼓の約束ごとは歌舞伎のそれとは違う様に思えた。つまり太鼓が沈むようにドーン、ドーンと鳴るときは歌舞伎の場合「雪が降る」合図である。ここでもそれと同じように太鼓は鳴ったが雪は降らなかった。そこには三味線や笛、それに琴を演奏する女性たちが座っていた。
Kinkakuji2
(夕暮れ間近の銀閣寺)
▼そして上手には歌舞伎の義太夫の部分に謡(うたい)と呼ばれる年配の女性たちが座っていた。やはり造花の桜の小枝を持った踊り子さんたちが一斉に踊る姿は、凜とした空気が伝わって来て心が洗われる。おやすでに本日の制限文字数になってしまった。

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April 20, 2010

安重根の手形を作る人たち。

Settaijo
(舞子さんによるお茶の接待)
▼昨日のアクセス言語を解析してみると、その約半数が「伊藤博文」と「安重根」だった。それだけNHKの日曜夜の特集の関心が高かったのだろう。それにしては中味は公平さを欠き侵略者だった伊藤博文だけに肩入れしたあまりにもお粗末の番組だった。ただわたしが見ていて一つだけ感動した場面があった。それは現代の韓国で日本帝国と戦った英雄、安重根を讃える人々の行動だ。詳しい説明はなかったが、20mくらいの高さのビルの側面に安重根の巨大な手形がモニュメント風に飾られているのだ。彼は日本と戦う事を決意してから左の薬指を第一関節かれ切断して、血書を書いている。だから韓国の人たちはその大きな手形を見ただけで、それが安重根のものだという事が一目で分かる。
Tenjin3
(亀戸天神藤.前回とほとんど変わらず)
▼韓国の人たちは安重根を偲んで自分の左手をポリエチレンの手袋(プリンターのインクを交換するときに使う物と考えれば良い)を被せ、墨汁を手のべったりとつけて、巨大な紙に一人ひとり押してゆくのだ。その一つひとつの手形が安重根の手形を構成していた。老いも若きも、みんなそれに協力して手形を押しているシーンはジーンとなった。日本ではそれに該当する歴史上の人物はいないだろうな、と思った。
Fujiap1
(亀戸天神藤のアップ19日夕方)
▼京都からの帰り道に書いている原稿の事で気になったことが出て来た。例えば米原万里さんの妹のユリさんは、井上ひさしさんと結婚している。その場合万里さんから見ると井上は何に当たるのだろう。井上は75歳で万里さんは55位だったから「義兄」かと思うとそうではない。日本の言い方では妹の夫だから年上だろうと「義弟」になる。家族の持っている携帯には国語辞典と英和辞典が内蔵されているので、「義弟」という言葉を調べてもらった。すると「義理のおとうと」「妹の夫」とある。そう年齢に関係なく妹の夫なのだ。帰宅してから外国ではどうなるのか調べた。すると「brother in low」とあった。なるほど法律上だけなのか。そうすると北島三郎の「兄弟仁義」「親の血をひく、兄弟よりも かたい契りの義兄弟」は英語ではどうなるのか。興味は果てしなく広がって行く。「ワイングラス・ブラザー」かな?それとも「ブランデーグラス・ブラザー」になるのだろうか。和英辞典を引くとこういうのがあった。「blood brother」血盟の兄弟、これだな。
Utramiti
(京都の裏通りに咲く桜)
▼今朝のNHK基礎英語1では兄弟の説明があって、日本語では「兄」と「弟」、「姉」と「妹」ははっきり区別する。しかし英語では「brother」「sister」としか言わない。どうしても年上をはっきり言いたいときは「older」や「big」という。年下は「younger」か「little」という説明があり、「義」まではまだ説明されていなかった。
▼京都の話が出てくる前に「今日の文字数」が迫って来てしまった。京都には「都をどり」を見に行って来た。実は昨年も行きたいと思っていたが、チケットが取れなかったので見送った。今年は1ヶ月前から予約していく事ができた。どうしてもあの艶やかな踊りを見たかった。芝居も映画もそうだかテレビで観ささせられているのは皆、ダイジェストかニセ物である。京都に来てみるとこの時期「都をどり」の他にも京都五花街ごとに「京をどり」に「北野をどり」や「鴨川をどり」と流派別に日時を変えて開かれている事がわかった。わたしが見たのは祇園甲部の「都をどり」でこれは祇園の花街を二分したもので、四条通りから南側を「祇園甲部」と呼ばれているのでこの名前が付いた。会場は撮影禁止なのでお茶の接待所の舞子さんしか撮影できなかった。(以下明日に続く)きょうはメルマガ締めきり日です。すでにお二人から原稿が届いています。まだの方はお早めにメールで送って下さい。

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April 19, 2010

NHK18日夜「伊藤博文と安重根(アン・ジュングン)」を見る。

Tetugaku
(京都「哲学の道」で)
▼一泊で京都に行っていた。昨日の昼に京都駅の中にあるレストランで昼食に「九条ネギのパスタ」という物を注文した。わたしはどちらかと言うと「憲法第九条を守る」立場なのでウェイトレスさんに「きゅうじょうパスタ」と言ったら「くじょうパスタですね」と訂正された。そう、京都の「九条ネギ」は「くじょうねぎ」と呼ばなければならないのだ。これから行く人はご注意いただきたい。
▼ヨーロッパの空港の混乱。実はわたしが1月に行ったとき、もしイギリスで足止めされて帰れなかったらどうするか?という相談を何人かのメーバーで冗談半分でやっていた。そして一週間くらいなら安いホテルに行って、カネがないから下足番や、掃除夫、背中流し、料理人にマネージャーの役割を決めて備えていたのだが、主翼の氷を溶かし終えて4時間遅れで飛行機は舞い上がった。
◇18日夜9時からのNHK「プロジェクトJAPANシリーズ日本と朝鮮半島第1回韓国併合への道 伊藤博文と安重根(アン・ジュングン)」を見ていささか驚いた。というのは伊藤博文の持ち上げ方である。昨日の話のテーマは伊藤博文と彼を殺害した朝鮮人のアン・ジュングンである。伊藤博文は歴史的に言えば当時の韓国を武力制圧して創氏改名などという手法を使って35年間支配する基礎を作った人物である。
▼伊藤博文に関する描き方が「日本の植民地主義は善政であった」という立場の人を納得させるために、記述が多かった。それに登場する日本の学者が、わたしがかつて見た事も聞いたこともない歴史学者ばかりで、伊藤の立場を肯定し弁明するのだ。この番組では常に伊藤博文は「よき植民地主義者」であることが強調されていた。それは番組の最後に伊藤の「武力の平和」という言葉に象徴されるのだ。
▼それは日露戦争がシベリア鉄道の開通に伴いロシアがウラジオストックに「不凍港」を作ってアジアに進出しようとしていた。など当時の日本政府の視点とまったく立場を同一にしているのだ。それに、日本陸軍による当時の大韓帝国の国母であるミンビの虐殺を通り一遍で何の反省の一言もなく紹介していることだ。もしこれが日本で逆の事が起きていたら戦争になりかねない大変な事件な筈だ。
▼安重根の子孫は現在アメリカに住んでおり、記者が訪ねると「手形がそっくりだ」と子孫は安の手形と重ね合わせる。そして安は「ロマンチスト」であったと紹介される。安は伊藤の「武力の平和」を否定する思想として、安の「東洋平和論」を紹介している。安は逮捕されてからの裁判で、伊藤博文の暗殺を「東洋の平和のため」と答えている。されに「東洋の平和とは何か」と裁判官に問われ、「韓国や清や日本がみな自主独立して行くこと」と説明している。だから安は単なるテロリストではなく、伊藤の唱える「武力平和」を全面否定していたのだ。安は死刑になるがその遺体は日本軍によっていいずこかに隠され、いまもなおその所在は不明になっていることもNHKでは、一切口をつぐんだままだった。
▼明日はメルマガの締め切り日です。なぜ京都に行っていたかは明日ご紹介します。

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April 18, 2010

イギリスから帰国できない人を見て

Kyotosakura
(京都祇園甲部歌舞練場の桜)
▼きょうは出先にいて昨晩はTVでBBCワールドニュースを見た。自宅のケーブルTVはCNNは見ることができる。しかしCNNは明らかにアメリカ政府のバイアスがかかっていて見るのがいやになってしまう。2年ほど前までは我が家のケーブルTVでBBCを見ることができたが、視聴率の低迷か、見ることができなくなってしまった。昨晩のTVでヒースロー空港で足止めになっている熟年の日本人の婦人たちが一斉に、空港でNHKのラジオ体操第一をしているのが写った。日本人は海外の工場でも従業員にラジオ体操を強制しているが、まさか空港でラジオ体操をするはめになろうとは思わなかっただろう。
▼これを見てわたしは1月7日のことを思い出した。あの日はヨーロッパの空港が雪で、飛行機は全部ストップしてしまった。あの時は半日で解除できたが、今回は見通しが立っていない。こうなったら陸路列車を使って、ロシア、トルコかエジプトまでいってそこから直行便に乗るしかないだろう。こう考えて見ると地球とは火山の噴火で機能が麻痺してしまうのだかもろいものだ。たしかあのアイスランドの火山は「世界の果てまでイッテQ」で間欠泉で焼肉が作れるかという企画で出川や森三中などがいったところだ。果たしてこれからどうなるか。じっと様子を旅先から見つめている。

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April 17, 2010

市川で開かれている「米原万里展」を見る

Yosizawag
(会場となっている芳澤ギャラリー遠景)
▼市川市で開かれている「米原万里展/ロシア語通訳から作家へ」を取材してきた。「どうしてこんなに沢山の本を読むことができるのだろう?」わたしは米原さんが生前『週刊文春』の書評欄に掲載された、簡潔で核心をついた文章を感心して読んでいた。この会場に来てその謎の一端を知ることができた。これは会場に展示されている資料や、わたしが読んだ万里さんの何冊かの著作から、彼女の足跡をたどってみたい。
 米原さんはかつて日本共産党の幹部だった米原昶(いたる)氏の長女である。米原昶氏が『平和と社会主義の諸問題』誌の特派員としてチェコスロバキアの首都プラハに赴任したとき、小学生3年生の万里さんも同行して、現地のロシア語学校に通っていた。万里さんは現地で語学を学ぶには日本に帰国してからもテキストが入手しやすいと思ってロシア語を選択したという。
▼チェコから帰国して大学受験をするが、いくつかの大学を受験した末に東京外語大のロシア語科に入学することになる。しかし卒業しても、「共産党幹部の子弟」という事で就職先が決まらなかった。そこで資格を取ってソ連(当時)旅行の添乗員となる。会場には日本の旅行者のためにホテルの片隅で、万里さんが天ぷらを揚げている写真が展示されている。そのときのエピソードが紹介されている。現地で「みなさんソ連のバスは定刻通りに出発します。もし乗り遅れるとシベリアに行って木こりの仕事をさせられる可能性があります」と冗談を言ったが、乗客はそれをまともに受けてきちんと集合時間を守ったという。
▼会場にはボロボロになった露日辞典やメモが展示されている。しかし現実には新しい分野の通訳をしなければならないから既成の辞典はあまり役に立たない。どうするかと言えば専門書をたくさん読んで自分で専門分野の辞書を作るのだ。その一部が会場に展示されているが、鉛筆書きで力強い文字で書かれている。わたしが興味のあったノートには軍隊の組織で「師団」「連隊」「大隊」「中隊」「小隊」と書かれた分類の脇にロシア語の言葉が書かれていたのが注意を惹いた。一体これは何を通訳するときに使ったのだろう。さらにロシア語通訳仲間で手作りの辞書の情報を交換して精度を高める工夫をする。万里さんは同じロシア語通訳仲間を集めて「ロシア語通訳協会」を作り初代事務局長を務める。そのときに翻訳や通訳の最低料金規定を作るなどの努力をしている。
▼その後『不実な美女か貞淑な醜女か』が読売文学賞を受賞したことから、作家になる決心をする。
 「ロシア小咄の作り方」コーナーで、ブレジネフが地獄に行って地獄の係員に「書記長といえども何かの罰を選ばなければなりません」といわれ「地獄の罰」を見歩く。レーニンは針の山に座らされている。スターリンはぐらぐらと釜ゆでにあっている。そしてフルシチョフはマリリン・モンローと抱き合っている。すかさずブレジネフは「マリリン・モンローの罰がいい」という。地獄の係員は拷問にあっているのはモンローの方ですと答える話がパネルで展示されており、思わず吹き出してしまう。
▼いずれにしても型にはまらない生き方を選んだ万里さんをこの展示で見る事ができる。市川市真間5-1-18芳澤ガーデンギャラリーで047-374-7687(JR市川駅から徒歩15分)5月9日まで。写真撮影は禁止。休館日があるので事前に確認すること。朝9時半から午後4時まで。入館料200円。

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April 16, 2010

汚い言葉を羅列するえげつない週刊誌の見出し

Yosidaka2
(吉高の桜の近くに咲いていただいこんの花)
▼昨日の新聞に掲載された週刊誌のえげつない見出しをご覧になっただろうか?「週刊ホスト」は「小沢一郎が倒れた朝」「週刊現代」は「鳩山にアメリカが音を上げた、バカが専用機でやってきた」新聞広告にはこれでもか、これでもかとえげつない見出しが続く。最早こういうのはジャーナリズムとは呼ばない。昔で言えば「赤新聞」とでも言おうか?明らかに世論誘導を狙ったポピュリズムそのものである。こういう事を考えてウラで操っているのは誰だろうか?こういう手を使ってマスメディアを操る事ができる人間はそれほど多くない。おそらく小泉の秘書官だったI氏あたりがその元締めだろうな。
▼午前0時にM上H樹の新刊が発売され、青山Bセンターあたりでは深夜から行列ができたらしい。わたしは彼の本にはあまり興味がない。現実の事ならともかく小説家が書いたストーリーの結末が早く知りたくで並ぶ人の気持ちは分からない。この作家が売れる前の話を耳にした事がある。「Nの森」をどう書くかという事で迷っていたらしい。それで某占い師の所を訪ねて相談し、現在公刊されている話になったという。ただその占い師というのは政治家とか企業経営者を専門にやっており、一回50万円からだというから、普通の人は行くことができない。そういう人は自分の意思だけで決断する事ができないから、いきおいそういう占い師の力を借りることになるのだろう。
▼今朝のある新聞を見ていたら、アルゼンチンでスペインのフランコ独裁時代(1939~75年)の人道に対する犯罪の捜査を求めて14日虐殺を告発することになったという記事がでていた。この問題を担当しているスレポイ弁護士は「大量虐殺のような犯罪は、母国で追訴されなければ、どこの国であっても裁くことができるという、「普遍的管轄権」を主張している。
▼この問題では司法当局も立場を改めつつあり、過去に起きたアルゼンチンでの「汚い戦争」(76~83年)の犠牲者が訴追を求めた事件で、欧州の裁判所は加害者に有罪を宣告している。「エビータ」という映画の中で当時の独裁者ペロン大統領の妻であるエヴァ・ペロン(マドンナ)がファーストレディとしてのし上がってくる経緯が描かれている。しかし映画の中でチェの役(アントニオ・バンデラス)を演じる狂言回しが「彼女は本当にそれほど素晴らしい人物だったのか?」と疑問を投げかける。チェとはご存知ゲバラを想定して創作された人物で、すくなからず人々の中にあったエビータに対する気持ちを代弁していると言えよう。夫ペロンの死後エヴァは大統領となるが、経済を混乱させてしまい失意のうちに死亡する・
▼このアルゼンチンの独裁政治と混乱を扱った映画が「愛の奴隷」という映画でジェニファー・コネリーが主演している。彼女はお金持ちの娘で、右派の軍人と結婚する。しかし軍人は軍部の虐殺に手を貸しているうちに段々独裁政治に疑問を持ってくる。そして最後は政権に反抗し処刑されてしまう。そのことをスクープしようとするのが新聞記者(またまたアントニオ・バンデラス)で、コネリーはこの虐殺の事を世界に知らせなければ戸思い立ち、腹部に銃創を負いながら記者とアルゼンチンの脱出を計るという映画だった。

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April 15, 2010

◇「霧笛が俺を呼んでいる」をWOWOWで見る

Yosidaka
(印旛村、吉高の大桜)『鍵盤乱麻』1面にも大きな画像あり。
▼4月4日の朝日「天声人語」で「霧笛」の話が出ていた。それは北海道で使われていた霧笛が近年船舶がGPSを装着しているので、霧笛を鳴らして警告をする必要がなくなったという話だった。さらにそのコラムでは赤木圭一郎の「霧笛は俺を呼んでいる」を紹介していた。だからという訳ではないが、先日WOWOWで放映されたこの映画を、昨晩ようやく見終わった。
◇日活映画「霧笛が俺を呼んでいる」は公開から50年になる。当時わたしは高校生で親友は大の赤木圭一郎ファンで学園祭のリクエストで、この曲をリクエストして悦に入っていた。話の舞台となるのは横浜で航海から戻って来た赤木が酒場に行って、親友(青山良二)のゆくえを聴き出そうとしている。しかしみんな一様に「死んでしまった」と言っている。一人残されたのは妹(吉永小百合、まだ15、6歳だ)は入院している。
▼実は青山は麻薬の密輸に手を染めていて刑事(西村晃)は葉山のゆくえを追っている。赤木は「葉山に自首させるから、逮捕するのは待ってくれ」と頼んで、刑事は一応をそれを納得させる。赤木は葉山の潜伏場所を病院の外出許可を貰った吉永と一緒に訪ねる。説得するが葉山は言う事を聞こうとしない。葉山は拳銃をもって、親分を殺すしかないと出掛ける。そこには刑事も張り込んでいて、彼は逃げ場を失う。追いつめられた葉山はビルの窓ふきのために作られたコンドラに逃げる。しかしゴンドラは止め方が悪くバランスを失い、葉山は高所から滑り落ちそうになる。
▼傾いだゴンドラから青山が滑り落ちる瞬間、部屋の内部から入った赤木らに助けられる。しかし暴力団の追っ手を逃げビルの階段に出た瞬間、撃たれてバランスを失って落下する。妹は兄が生きていた事も知らずにいる。刑事がまた航海士の制服を着た赤木に聞く。「これからどこへ行くんだい」。ボオーという汽笛の音を挟んで赤木の言う言葉はこうだ。「そうさな、霧笛にでも聞いてみな。どうやら霧笛が俺を呼んでるらしいぜ」。霧笛が響き渡る波止場で葉山の恋人だった、芦川いずみが白いレインコートを着て立ち尽くす。
▼まあこういう話でした。しかし撮影技術とストーリーはかなり新鮮で、マット・デイモンの「ボーン・アルメタイム」などもまっ青というすごさである。道路を走る車もクレーンをつかって丁寧に撮って、迫力満点である。石原裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」にも霧笛が登場するように思った。芦川いずみが、「今度いつ帰るの?」と聞くと、「今度の旅はケープタウンを回って4ヶ月だ」と答える。霧笛が「ブォー」と響く音は、海の男の孤独を表現するのにピッタリとして道具建てだった。

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April 14, 2010

◇「月に囚われた男」を見る。亀戸天神の藤開花情報1

Tenjin1
(亀戸天神の藤4月13日夕方)
▼最近の検索用語を解析していると「亀戸天神開花情報」というのが出て来た。さっそく昨日の夕方行って見たが、まだまだである。満開になるまではあと10日くらはかかりそうだ。満開まで時々定点観測をしてご紹介しようと思う。参拝の参考にしていただきたい。
▼◇「月に囚われた男」その昔「2001年宇宙の旅」という一世を風靡した映画があった。しかしその2001年から9年経過したが現実の世界は、HALが暴走することもなく、あのようにはならなかった。近未来地球のエネルギーは枯渇してしまう。宇宙産業のルナ社は枯渇した地球のエネルギーを採掘するため、月にたった一人の男を派遣した。派遣させられた男はサムという。そして会社との契約期間は3年と長い。地球との直接通話はできなくなっており、唯一あるのはビデオレターだけだ。月にある宇宙基地の中で話相手はHALに代わる一台の人口知能ロボットだけだ。
▼そして長かった任務終了まで2週間を切る。地球に残して来た愛する妻子の様子はビデオレターで見るだけだ。画面の中で「あなた帰って来るのを待ってるわ」と妻は優しく語りかける。ジムで帰還に備えてトレーニングをして、カレンダーのマスを一つひとつに×印をつけて消し、指折り地球へ帰る日を待っている。するとサムの身の回りで不思議な事が身の回りに起きてくる。
▼サムの日常は月面を採掘している採掘車まで6輪走行車で向かっていき、走行車ごと採掘車に吸い込まれる。そこでエネルギーをカプセルに詰め込む。それを基地に持ち帰って3本セットにして地球めがけてロケットを発射する。ところが採掘現場に行く途中から、通信不能になってしまうことに気づく。さらに調べると3本のタワーがあってそこから、妨害電波が出ていることが分かる。つまりこの妨害電波によって地球との直接交信ができなくなっているのだ。
▼そしてある日突然サムの回りで幻覚の様なものが見え始める。何と自分しかいないはずの月に、自分と同じ顔の人間が出現する。この男は一体何なのだ。俺は本当に地球に戻る事ができるのだろうか?そして月面基地の輸送装置が故障してしまう。その修理のため近くの惑星を飛行している救難艇が来るという。しかし真相を知ってしまった俺は殺されてしまうのでは…という恐怖心が襲ってくる。そしてルナ社のよこしまな陰謀が見えてくる。
▼低予算だが「2001年」を超えるおもしろさがある。恵比寿ガーデンシネマで上映中。

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April 13, 2010

◇「息もできない」を見る

Megurogawa
(目黒川)
▼7日NHKハイビジョンで夜10時からマドンナのコンフェッションズ・ツアー(06年8月)ロンドン収録のライブを放映していた。途中から何気なく見ていたが、年齢を感じさせないパワーある舞台にすっかり魅入ってしまった。雨の中夕方から図書館に行ってマドンナのCDを数枚借りてきた。昨晩はマライア・キャリーだった。CDのジャケットとは異なりかなり太めの人だった。もっとも4オクターブの声を出すにはあの体力でないともたないのだろう。こんばんはホイットニー・ヒューストンだったと思う。
▼このように連日気温差があると参ってしまう。でも酒は飲まず規則正しい生活をしているので、風邪もひかずに体調は万全である。というのはこの数日間で取材は3本しなければならない。それに遠方に出掛ける予定も入っているので寝込む訳にはいかないのだ。
▼◇「息もできない」韓国の漢江にある町外れ、女子高校生のヨニ。学校帰りに歩いているとチンピラのサンフンにちょっとした弾みで唾を吐きかけられる。サンフンはそのまま通り過ぎようとすると、「ちょっと何よ」と呼び止められ張り倒される。逆切れしたサンフンはヨニを殴るのだが、携帯の番号を知らされ「連絡があったらすぐ返事しないと警察に突き出す」とクギを刺される。実はサンフンは中学を出ただけで社会の底辺に生きる男で、貧乏人から借金の取り立てをする仕事をしている。親友と二人で始めた仕事なのだが、社長の友人に対しても敬意を払わないので、「部下に示しが付かない」と愚痴をいわれ続けている。サンフンの取りたては苛烈を究め、相手の家に行くと家を壊しハンマーで殴りかかるというものだ。だから集金率が良いので社長からは気に入られている。
▼だが彼の父は彼が幼いとき、姉に暴力を振るって大けがをさせる。姉は救急車で運ばれ慌てて表に出た母親は車にはねられて死亡してしまう。そのことをずっと恨みに思っている。しかし姉はその父と一緒に暮らしており、サンフンは給料の一部をいつも姉の所に持って行って「父に渡してくれ」と言い捨てて来る。一方ヨニの父は認知症で家に籠もっており、ヨニが夕食の支度をすると「お母さんと一緒に食べよう。呼んできてくれ」と繰り返す。そしてヨニの同居している兄は仕事を持たず、カネをせびってはゲームセンターに通っている。
▼ヨニもサンフンもこのように認知症の父を抱えているが、見捨てる訳にもいかず施設に入れるカネもないという極貧状態にある。ヨニの兄が選んだ仕事とは、サンフンの相棒と一緒になって貧乏人から借金を取り立てることだった。最初のうちは一緒についていくだけで、サンフンの暴力を振るった取りたてに思わず目をつむってしまうほどだった。一方ヨニの父親は認知症が進んで来て、包丁まで振り回して彼女を脅迫する。サンフンとヨニは同じ境遇にあることから次第に心を通わせていく。それはサンフンが社長に携帯を持つ事を勧められ、給料も手渡しはまずいから銀行で通帳を作れと命令される。携帯が通じたときサンフンはヨニを呼び出す。そして夜中の漢江の河原でヨニを膝枕にして思わずサンフンは泣き崩れてしまう。
▼翌日サンフンはヨニの兄と二人で取りたてに行くが、その貧乏な男に幼い娘達がまとわりついて「虐めないで」というのを見て、数発殴っただけで引き上げる。しかし後ろを向いた瞬間その男にバールで殴られ気を失いそうになる。さらにしばらく歩くと部下であるヨニの兄に「なぜあの時徹底的に殴らなかったのだ」と金槌で滅多打ちにされてしまう。サンフンの姉は子どもの幼稚園の発表会で待ち合わせる約束をしているので、入り口でヨニと一緒にサンフンが来るのを待ちつづける。渋谷シネマライズで16日まで。以降新宿武蔵野館他で上映予定。

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April 12, 2010

恵比寿から浜松町まで徒歩で50分

Americabasi
(恵比寿ガーデンシネマ脇にあるアメリカ橋)
▼NHKは朝のニュースに始まり夜まで「たそがれ新党」の立ち上げがトップニュースだった。どう考えてもこれがトップニュースに値するのか分からない。
▼恵比寿ガーデンシネマで「月に囚われた男」を見てから浜松町まで歩くことにした。アメリカ橋で一枚写真を撮ってから、近くで黒豚カレーなるものを食して歩き出す。有栖川記念公園を過ぎると嫌に警察の警備が厳しくなる。やがてそれは中国大使館と領事部があるからだと分かる。「毒入り餃子容疑者逮捕」と引き替えに麻薬を持っていた「4人の日本人の死刑」。麻薬所持で後の3人は大量に持っていたから仕方ない。しかしネットを見ると最初の一人は持っていた量も少ないし、暴力団とのつながりはないと言われている。いずれにしても彼ら3人は、その国の麻薬に対する姿勢と処罰を承知してやったことなのだから…。警察の警備は途中のロシア大使館よりも遥かに厳しかった。
Arisugawa
(有栖川記念公園)
▼わたしの歩く速度と歩数を計って見ると、1kmを1600歩、信号があると12分くらいで歩く。この日恵比寿から浜松町まではほぼ4kmだった。歩いて見ると東京というのは意外に狭いことが分かる。というのはわたしは中学校まで毎日4km歩いていた。生徒数全学で1000人くらいだったと思う。わたしは町村合併で村から市に編入されたので、隣の村境にあって、学校中で一番通学に時間がかかった。その点足は丈夫になった。
▼地図で見ると有楽町から自宅まで歩いてもそれほど遠くはない。今度日比谷で映画を見たら歩いて帰ろう。そのうち新宿からも歩いて見よう。池袋…あちら方面はまったく用事がないので歩く予定も、行く予定もまったくない。
Koinobori
(東京タワーに泳ぐ鯉のぼり)
▼帰宅して土曜日に図書館から届いた、井上ひさしの「ボローニア紀行」を読み始め、5ページくらいまで読んでネットを見たら、井上氏が死亡したと出ていて驚く。たしか肺ガンで闘病中だったが、意外と早かった。タバコ好きが大きな原因であった事は疑うべくもない。この本は近く執筆する原稿の資料の一つだ。
▼土日はNHKのラジオ基礎英語はお休みなので、図書館から借りている過去のCD付きテキストを聞いている。とにかく1日30分は英語を聴いて、耳を慣らすようにしている。
Zojoji
(芝増上寺の桜ととタワー)
▼夜昨晩WOWOWで放映された「ピアノレッスン」を見た。先月も放映されたが録画するのを忘れてしまった。もちろん公開当時に映画館でも見ている。見直して見ると指を斧で切り落とす場面以降はまったく憶えていない。舞台はニュージーランドなのだが、先住民との確執が一つのテーマにもなっている。しかし何と言ってもこのジェーン・カンピオン監督の力は並のものではなく、一昨年公開された「レディ・チャタレー」など足下にも及ばない。しかし記憶にあるラストシーンと録画で見たものとは違う落雷シーンがあったような気がする。ガイドブックの時間は120分で、WOWOWのそれは115分だった。その5分の差は一体何なのだろうか?

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April 11, 2010

都心の一等地に米軍施設があった。

Kazaguruma
(表参道で貰った風車)
▼昨日午前11時から放送された「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で、愛川はきょう11日の午後3時からの「昭和の紅い灯」の上映で会場に来ると言っていた。ご紹介した映画に興味のある方はぜひ中目黒のキンケロ・シアターにお運びいただきたい。わたしが行ったのは平日だったので観客は10人程度だった、日曜日なのでお客さんは多いと思われるが、130席ほどあるので座れないことはまずない。
Hilz
(青山墓地から見たヒルズ)
▼昨日渋谷のシネマライズで韓国映画「息もできない」を見て、昼食を摂ってから六本木目指して歩き出した。本当は浜松町まで歩こうと思ったが、のっぴきない用事が急にはいってそれに対応しなければならなくなったので、途中から地下鉄に乗った。表参道交差点では何かのCMで風車を配っていたので一つ貰った。しかし長距離を歩くには不便なので、途中通過した青山墓地に置いてきた。地図は持っていないが、山手線の内側を歩くには、東京タワーが一つの目印になる。この辺は六本木ヒルズを目指せば良い。
Pressc
(「赤阪プレスセンター」に掲げられている「立ち入り禁止」の表示)
▼とにかくヒルズを目指して細い近道を歩いていると、高速道路の手前に米軍の陸軍施設が目の前に現れたので驚いた。都心の一等地に治外法権の土地があるとは知らなかった。帰宅してネットで調べてみたら、これが赤阪プレスセンターらしいと分かった。きょうは恵比寿から新橋の浜離宮まで歩く予定である。

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April 10, 2010

井の頭公園の花筏を見る

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(井の頭公園の花筏、画像は『鍵盤乱麻』トップにもあります。)
▼昨日は学校のハイキングに参加した。昨年わたしのデジカメ教室に出席した生徒がO社の一眼デジカメを持って参加した。コンパクトで中々良さそうなカメラだ。ひょっとしてこれってP社のOEMではないだろうか?デザインからしてそっくりだから間違いない。もたせてもらったら一眼デジカメなのファインダーを閉じて、液晶画面で確認して使っている。しかも片手でシャッターを押そうとするから、使い方をちょっと話す。井の頭公園に行ったら西欧人が生後半年くらいの赤ちゃんを抱いて散歩していた。彼女たちは代わる代わる抱っこさせてもらって喜んでいた。
▼ネットを見ているとアメリカで発売されたiPadの話題で盛り上がっている。しかし考えて見れば分かるが文庫本は充電しなくても使えるし、ポケットに突っ込んでおいても邪魔にならないし、壊れる心配もない。もしiPadを使って新聞を読んだとしても、わたしは新聞の報道をそのまま信じるほど信頼していない。信頼できない情報を貰っても仕方ない。本の電子化で言えばわたしが読みたい本が電子化される可能性は極めて低い。Googleでスキャナーを使った電子化が行われていて、著作権が無視され、読み込んでしまえば著作権がGoogleのものになってしまうので問題になっている。ひと月ほど前の「週刊金曜日」で日本のライターが自分の出版物を無断で読みとられ、訴訟問題に発展していると報道されていた。それでその著者がGoogleにアクセスして自分の著書を見たら、スキャナーの誤読み取りにより変換ミスが多くて使い物にならない、と語っていた。つまり作業をしている人が漢字圏の人ではないから、読みとって誤変換の点検をしていないのだ。だからiPadもどれだけ信頼できる物を読むことができるのだろう。いずれにしてもわたしは図書館とNHKテキストとラジオで当面必要なものは間に合ってしまう。
▼以下は米軍による民間人の殺害映像だ。これは映画ではなく米軍のブラックホークから民間人を機関銃で撃ちまくっている。

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April 09, 2010

キンケロシアターで◇「昭和の紅の灯」を見る

Kinkero
(中目黒のキンケロシアター)
▼2週間ほど前の読売都内版と今朝の朝日都内版に、わたしが住んでいる町の近くにあるパン屋さんの記事が出ている。倒産して今度福祉作業所として4月1日からオープンした店だ。初日の午後4時頃行って見たが、既に売り切れで店は閉まっていた。わたしがパンを買う店は3ヶ所くらい決めてある。その他には余程気に入って店か、どうしようもない時意外地元のパン屋さんでは買わない。この店ははっきり言って食パンもハチミツを混ぜてあってわたし好みではない。その後数日して何品か買って見たが、味は今までと変わらなかった。そして店の場所が裏通りで目立たないところにある。福祉作業所だから仕方ないが、レジでパンをポリエステルの袋に入れる手順でかなり待たせる。店に客がいないと店員さんは新聞を読んでいる。すぐ隣の寺院の庭でイベントをやっているのだからチラシを配布するか、試食をさせれば売れると思うが、それも無理かなと思う。しかし残念だがパンの味を何とかして貰わないと、この調子では3ヶ月も持たずに店を閉める事になるのはないかと思う。
▼◇「昭和の紅の灯」1936年の築地劇場、芝居の演目で俳優たちは舞台で、資本家の横暴と戦うために最後にインターナショナルを歌っている。臨検席の検閲官は「インター」がでてすぐ「上演禁止!」を叫ぶ。しかし演出家の岡崎キヨシはそれを押し切って歌うので警察に逮捕されてしまう。劇場の主演女優小夜子は芝居だけでは食えないので、夜はクラブの女給のアルバイトをしている。そこは食えない劇場の演出家の杉田(愛川欣也)や労働者新聞の記者らのたまり場となっている。小夜子は岡崎と恋仲だったので、時々特高警察(思想警察)が「警察から逃げたが来なかったか」と見回りにやってくる。杉田が特高の聞き込みに抗議すると「お前の事は分かっている」と逆に脅される。
▼女給達はクラブのママのパトロンが絹糸会社の社長だったため、その会社の寮に住まわれて貰っている。クリスマス・パーティの夜、仲間の一人が満州で映画会社を作る話があるからと、小夜子に一緒に行かないかと誘う。しかしその条件というのが日本名を捨ててローランという満州人になることだったので、小夜子は拒否する。絹糸会社の社長が脳梗塞で倒れてからクラブの経営も思わしくなくなる。
▼杉田は小夜子にチェーホフの「かもめ」を「いつか舞台でやりたいな」と夢を話が、実際に翻訳物は上演が許可されなくなってきたいる。岡崎がある日小夜子の所をこっそり訪ねてきて、満州に密航したいがカネを貸してくれとやってくる。小夜子も誘われ密航船がデル、島根までやってくるが、特高もそこまで追いかけて来ていた。彼女は意を決して岡崎を密航させるために、特高の注意を自分に引きつけ彼を逃がす。身元引き受けにやってきた杉田と一緒に「東京に帰ろう」と小夜子を島根の警察から身柄を貰い受け帰っていく二人。
▼そして帰京すると築地劇場は警察によって封鎖され、劇団員は荷物をまとめている。そして看板女優の小夜子は芝居を止めて故郷青森に帰ると言い出している。そして杉田が自宅に帰ると特高が彼の部屋を家捜ししている最中で、それに抗議すると杉田もまた特高警察に引っ張られてゆく。「仲間を吐け」と激しい拷問を受け、瀕死の状態で外に放り出される。方法の体で夜中に家の近くの公園(撮影場所は井の頭公園だった)まで歩いてくると迎えに来た小夜子とバッタリあって、そこにあった椅子に座る。「いつまでこんな世の中が続くのだろう」「きっといつか平和が語れる世の中がくるよ」。「東京で芝居ができなければ地方でやればいいんだ」としっかり手を握り合う杉田と小夜子だった。それは最初のシーンからちょうど1年後で、外では「ザク、ザク、ザック」という軍靴の響きがひときわ高く響き渡っていた。
▼愛川欣也が昨年作った中目黒のキンケロ(キンキンというのが愛川の愛称、妻のうつみみどりがケロンパなので)シアターで4月30日まで上映中。愛川は「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で常に「再び特高が巾を利かせるような世の中が来てはいけない」と話しているが、まさにこの映画はその実践編と言えよう。上映時間は午後3時、6時、9時。目黒区青葉台1-15-11電話03-3496-1138中目黒駅から徒歩7分。

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April 08, 2010

◇「やさしい嘘と贈り物 」を見る

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(千鳥ヶ淵公園、クリックで拡大)
▼「たちあがれ日本」という政党ができるというが、メンバーを見るとどうも「たそがれ日本」という感じがする。月曜日午後に予定していた花見会が雨のため、7日に延期になった。しかしご存知のように昨日の関東地方は雨降りで寒かったので、これも中止になった。主催者からは登山用のテントも用意した、という連絡があった。わたしは気温が20度以上にならないと酒を飲む気分にならないので、中止になって良かったと思っている。日曜日冷蔵庫のドアが閉まらなくなった。調べて見ると内側の観音開きになっている部分の冷気が漏れるのを防止しているパッキンのバネが折れていた。折れたバネをYカメラに持参したら、ちょうどメーカーの販売員がいたので注文した。昨日夕方「届いた」という連絡があったので引き取って自分で取り付けた。部品代は約250円。みなさんも同様な故障があったら自分で直せば安く済ませることができる。
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(壊れて補修した冷蔵庫の内扉のバネ)
▼◇「やさしい嘘と贈り物 」(LOVELY,STILL)アメリカの小さな町に一人で暮らしをする年老いたロバートは、小さなマーケットで、「共同経営者」として働き、仕事が終わると孤独な日々を過ごしている。ある日仕事が終わって夕方自宅に戻ると部屋の中に見知らぬ女性がいるのでびっくりする。熟年女性の名はメアリーで、ドアが開いていて車が車庫に突っ込んだままになっていたので、心配して様子を見に来たのだという。美しく魅力的なメアリーに女性に出会い、ロバートは日常は毎日が楽しくて仕方ない。翌日には外で食事をと誘う。同僚に相談すると親切に「デートに誘う言葉」を教えてくれる。さらにメアリーは実家のクリスマスパーティに誘ってくれ、二人はプレゼントを交換する。
▼そしてパーティに出るとみな暖かくロバートを迎えてくれる。仕事をするだけの憂鬱な日が心弾み楽しい日々へと変わる。ロバートの願いはメアリーと一緒に生活する事だけだった。パーティが終わってベッドに寝てふと目を覚ますと隣に寝ていた筈のメアリーの姿が見あたらない。ロバートが恋した女性の正体が次第に明らかになる。認知症が進んできたロバートに、もう一度みんなが向かい合えるように家族はある工夫をしていた。24歳のニック・ファクラーが初監督した作品で、「家族のやさしさ」とは何かを丁寧に描いている。銀座シネスイッチで上映中。公開2週間くらいで観客満足度一位の作品。
▼あと30人ほどで12万番ジャストのキリ番となります。

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April 07, 2010

◇「NHKETV特集/世界的文豪トルストイ」を見る

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(北の丸公園)
▼先週の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で、党首討論で出た鳩山首相の普天間移転先に関しての「腹案」について意見がでた。コメンテーターの多くが、あの時の発言は自民党の谷垣総裁に挑発されて、つい口を滑らせてしまった、という事で一致していた。さらにその時点では、「腹案」の中味そのものも存在しなかっただろうと。しかし昨晩あたりから「徳之島案」が急浮上してきた。首相の腹案とは「アメリカにノー」という事ではなく、あくまでもアメリカの言いなりになることだったとは情けない。そして数日前の朝日では主たる移転先になっている、グアムでは先住民族の権利が侵され、しかも軍艦によって珊瑚が死滅しつつある、と書かれている。だがグアムの珊瑚が生き残って、沖縄の珊瑚が死滅して良い筈は一つもない。
▼◇4日夜の「NHKETV特集/世界的文豪トルストイ没後100年」だった。トルストイは沢山の小説も書いたが、その一方で平和についての論文を発表していた。その内容の多くは戦争反対を訴える内容だった。それがイギリスの新聞「タイムズ」に翻訳され世界中の人々が、彼の思想を知ることができた。日本で云えば幸徳秋水らの「平民新聞」にトルストイの平和思想が翻訳されて、一部の日本人の間に広まった。その影響が与謝野晶子の有名な歌となった。しかし日露戦争で日本がロシアに「勝利」してから、「平民新聞」の考えは日露戦争を是とする考えになり、トルストイとはたもとを分かつ。
▼今もトルストイの書簡(文通した相手の物も含む)がロシアのアルヒーフに数千通も残されている。日本でその後トルストイの影響を受けたのは徳富蘆花であり、文通の後にロシアにトルストイを訪ねる。蘆花はトルストイの家に4日間滞在して彼の思想に触れる。彼の思想とは「絶対の非抵抗」という考え方であり、後に生まれた、南アフリカで弁護士をしていたガンジーの非暴力運動など世界に大きな影響を与えた。
▼驚くのはトルストイが日本の知識人や一般人と交わした手紙が、ちゃんと残っていることだ。トルストイは大金持ちの農家に生まれたから、食べる心配をせずにそれができたとも言える。現実に彼は持っている土地を全部小作に分け与えようとしていたが、家族に反対され悩んでいる。そのことは蘆花が、彼の家を訪問したときに家族との気まずさを感じている。見た感じ手紙の多くは英文で書かれているように思えた。トルストイは悪筆で何度も何度も書いた上に追加して書き直している。それでも凄いのは送られて来た手紙には一々全部返事を書いていることだ。その中で「わたしの小説はどうでも良いが、その後に書いた論文を読んで欲しい」と付け加える。蘆花も東大の学生も市井の人々もその手紙の文面で、「全部読みました」とか「あなたの考え方が良く分かりました」と率直に語っている。
▼トルストイは日本に深い関心を抱き、西洋の資本主義と植民地政策に対して、道徳原理に基づいた東洋文化こそが人類の進むべき道ではないかと考えた。最後に彼は言うがその思想の根源とは「自分こそが正義だと、暴力を行使することはあり得ない」ということなのだ。トルストイは82歳の時、家族との軋轢に疲れて家出をする。そして数日後駅の待合室で瀕死の状態でいるところを発見されるが、まもなく息絶える。この短い1時間のドキュメンタリーで、トルストイの平和思想が少なくない日本の人々に影響を与えた事を明らかにしている。その非暴力の思想は人々に影響を与えていることを明らかにしている。
▼ブログは明日あたり12万番になります。キリ番画像をふるってご応募下さい。

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April 06, 2010

◇NHKBSで「影の軍隊」を見る

Simizupark(雨に煙る清水公園)
▼雨が降って寒いが、南風が吹いてとても蒸し暑い日だった。こんな悪条件の日に取材で野田市の清水公園に出掛けた。公園は雨に煙っていたが人出はすくなく、桜は水面に映えていた。レストランもガラガラだったので、一緒に行った二人はオムライスを注文し、わたしはドリンクバーだけ注文し、持参した弁当を食べてきた。取材自体は2時間少々で済んだが、蒸し暑さのせいか帰宅してからぐったりしてしまった。みなさん昨晩お送りしたメルマガお読み下さいましたか?
◇「影の軍隊」先週NHKBSで深夜に放送されたので録画した見た。監督は * ジャン・ピエール・メルヴィルである。ナチスドイツに占領されたフランスの地下抵抗組織の話だ。大学教授のフィリップ(リノ・バンチェラ)は何か情報が漏れて仲間が次々逮捕、処刑されるのでその原因を探ろうと、わざと逮捕されてナチスの留置場に入る。すると変電所の職員が執拗に脱獄を誘ってくる。「ボクが電源を切った瞬間、高圧電流を流している有刺鉄線を潜って逃げれば良い」と。しかしその仲間と思っていた変電所の青年が、実はナチスと内通していた。フィリップは逆に彼と一緒に脱獄し、仲間達の手で絞殺する。
▼次々と仲間は逮捕されナチスの手で拷問され、瀕死の重傷を負っている事を知らされる。何とか助けるか、青酸カリを手渡して楽にさせてやることはできないだろうか?「影の軍隊」の出番となる。フィリップはある時はイギリスに脱出して、英国情報部の指示を受ける。英国側は他の映画を見てもそうだが、抵抗組織にてこ入れする事は好まず、ドゴールと一緒に行動するよう勧める。フィリップは一度もパラシュート降下した事もないのに、「転ぶよう着地しろ」といわれ、傘が開いた状態で投下され無事着地する。しかしこんな事ホントかいなと思ってしまう。マチルダは勇気ある女性で、収容されている主要メンバーを「ゲシュタポに移送する」と看護婦を装って救出しようとする。しかしナチスの軍医は「拷問で虫の息になっているので移送は無理だ」と結論し、救出は失敗する。
▼フィリップは救出作戦で大けがを負って、村はずれの一軒家に密かに隠れている。そのときマチルダがナチスに捕まったと知らせを受ける。しかもパスにあれほど禁止しておいたのに、自分の娘の写真をはさんでおいた。最初口は割らなかったが、娘をナチスの慰み者にする、といわれ口を割って釈放された、という知らせが来る。口を割ったという事はフィリップの隠れ家を密告したに違いないとフィリップは結論する。そして彼の最終的な決断とはマチルダの処刑だった。明日の展望も見えない、ナチスに対する抵抗組織の矛盾と悩みを克明に描き出している。

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April 05, 2010

NHK「追跡AtoZ無縁社会の衝撃」を見る

Hiagsigyoen2(3日の東御苑)
▼昨日も東御苑から北の丸公園を歩いた。『鍵盤乱麻』1面トップにご紹介した近衛師団司令部跡は東京国立近代美術館工芸館になっており、昨日は無料開放の日で展示されていたのは人間国宝の人たちが作ったものが展示されていたんで魅入ってしまった。有料と言っても200円なので興味のある方はぜひお出かけいただきたい。わたしにはあの近衛師団司令部跡の建物に入るだけで震えが来る。北の丸公園は「アルコール禁止」という事になっているが、みなさん持参したアルコール類を飲んでいらっしゃる。警備員の人たちも大声で歌ったり騒いでいないかぎり注意をしていないようだった。
▼F生さんから英語学習の事でときどきメールをいただいている。昨晩もご自身は韓国登山を目指しているのでハングルの学習をNHKで聞きながらやっていると、おっしゃっていた。それでNHKではテキストと音声のCDをセットにして1500円で発売している。F生さんはそれをお買い求めになっている。わたしもそのCDの事は承知している。しかしCDだと「いつ聴いても良い」という気持ちになってしまう。ラジオだとその瞬間なので真剣に聞く事ができる、と思う。F生さんはやは同じ主旨の事をおっしゃっていた。テキストだけなら380円でテキスト付きだと1500円は高いと思う。それで手間さえ惜しまなければ、1週間遅れでネットでストリーミング公開されているので、それを録音してしまえば良い。
▼計算してみたが、テキストをマイナスするとCD代金は1ヶ月1120円で、年間13440円となる。わたしが買ったのはサンヨーのICR-RS110Mという機種である。電池はサンヨー得意の充電式でこのほぼCD1年分の料金で買う事ができる。それに充電をして曜日と時間を指定してタイマーでセットしておけば、1、2週間海外などに行って留守をしても録音は万全だ。昨晩何度もテストして今朝も念のため、いつものICレコーダーに手動録音もしておいたが、新しいマシンはちゃんとタイマー録音できていた。
▼朝日ニュースターの3日夜10時からの「ニュースにだまされるな」は「日本のもの作りはなぜダメになったのか?」というテーマだったが、かなり面白かった。それに「週刊ダイヤモンド」遠藤典子副編集長が、知的で美しい人だったので二度びっくりしてしまった。
▼NHKTV3日夜9時から◇「追跡!AtoZ無縁社会ネットに衝撃30代独身女性のおびえる」を見た。最初にNHKで放映された「無縁社会」をご覧になっていないと話が見えてこない。ご覧になっていない方は過去ブログをご覧頂きたい。登場したのは二人の若い男女である。最初に登場したのは、契約ライターの仕事をする38歳の女性で、キャリア・ウーマンになろうと思っていたが、それにならないままこの歳になった。彼女は両親に心配をかけまいと埼玉県の実家を離れて一人で暮らしている。このままだと結婚できず子どももうまないまま年老いてしまうと語る。帰宅して向かうのは唯一パソコンだけだ。もう一人の男性は30代半ばだったが、会社の出世競争から脱落して鬱になってしまう。常にアイフォンを使ってツイッターに自分の今の気持ちを書き込んでいる。二人に共通しているのは、常に話をできる友だちがいないという事だろうか?そして前回と共通するのだが、無縁ビジネスが繁盛しつつある。一つは孤独死した人の「片付け屋」や「共同墓地」そして「話を聞く会社」だ。3番目はとにかくいつでも話を聞いてくれる会社が存在するのだ。利用料金は10分1000円。ある青年は月の支払いが15万円とか20万円になるが、話を聞いてもらわないと不安で仕方なくなって利用するのだという。
▼内橋克人もコメントを出していたが、国の政策によって孤独にさせられている構造的背景があると語る。そして「現実を見つめ直して、生存保護」と指摘していた。
▼本日メルマガの締め切り日で、すでにお二人から投稿を頂いています。

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April 04, 2010

桜見物で東御苑から皇居を半周する

Higasigyoen(東御苑の入り口)
▼銀座シネスイッチで1本映画を見てから、いつものガード下の食堂で昼食を食べてから日比谷交差点を振り出しに東御苑に向かって歩き始めた。昨年も同じコースを歩いたが公園の中の桜の開花は少し遅れ気味である。そのまま近衛連帯跡と通って、三番町から四谷へと抜けた。これでざっと皇居を半周したことになる。所要時間は歩道が混雑していたので約1時間だった。
▼実はNHKラジオ基礎英語を勉強していて不便な事が一つある。というのは「1」の放送は午前6時から始まり15分間、「2」は6時15分から6時半までだ。わたしも朝はそれほど暇ではないのでラジオの内容をICレコーダーに録音して後で聞く。さらに時間があれば、3度目の放送は午後9時からなのでそれを聞いて、発音練習をする。不便と書いたのは、録音は開始と終了にICレコーダーのスイッチを押さなければならないからだ。作業を中断するか、時計を眺めていて、その時間に録音機の前まで来る。
▼ふと友人の星林さんが、オリンパスのラジオサーバー使っている事を思い出した。たしか奥さまから誕生日プレゼントで頂いたとかおっしゃっていたが、調べて見るとかなり高価である。さらに調べるともっと小型のものもあることが分かった。しかしYカメラで調べて見たが、そのO社の製品は5月まで入荷予定がないという。さらに調べるとS社で同じような製品があり、ドックステーション抜きの単体で定価2万円ほどになる。Yカメラではこれも1ヶ月待ちだが1万6千円だった。さらにその製品をネットのAゾンで調べると、即納で配達料込みでもっと安い。
▼さっそく注文したら2日で手元に届いた。携帯電話サイズだが、それより少々軽い。これで録音の作業からは開放される。もっとも放送内容は1週間遅れで、1週間限定でNHKのサイトで公開されているから、それも利用する方法もあることはある。いずれにしても自立の道は厳しいのである。銀座シネスイッチで見た映画は老人が主人公のアメリカ映画だったのでしゃべり方がゆっくりだった。そのため会話の内容は少しは聴き取れた。これは3ヶ月間の成果であると思っている。

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April 03, 2010

千鳥ヶ淵公園の夜桜を見に行く

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(千鳥ヶ淵の遠景)
▼夕方になって千鳥ヶ淵公園に行こうと思い立った。地下鉄で行けば歩く距離は少ないが、この時期地下鉄の九段下駅は大混雑する。それで飯田橋から15分ほどかけて歩く。近づくと靖国神社の大鳥居がライトアップにくっきり浮かび上がって、威圧感を与える。毎年の事だが、公園の入り口は歩行者も厳重に交通規制されている。しかし夜なので最後尾から10分ほど待つと行列は動き出した。
▼ライトアップに使うLEDライトは昨年よりもピンク色が濃くなっている。カメラを持っている人に取って厄介なのは、警備員さんが「立ち止まってはいけない」と注意を促すことだ。ライトアップを美しく撮るには、フラッシュを使わないようにする。そのためには立ち止まってカメラをしっかり支えなければならない。警備員の忠告と相反する事になるが、周りに注意して一瞬だけ立ち止まってシャッターを押す。トップページにも一枚ご紹介したが、50枚ほど撮影したが、半分近くは使えなかった。
Tidorigahuti2
(ボートが浮かんでいるのも見える)
▼投票ボタンを二人分押したり、新党結成で自民党の溶解が始まっているように見える。しかし前者は引退が決まっていたことを早めただけ。後者はといえば4月の新年度になったため、新党の申請をすると、政党助成金が自分の懐に入るという計算高い人のやることだ。

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April 02, 2010

わたしが嫌いな4種類のCM…

▼今朝の朝日新聞1面トップの「日本一の眺め」は『鍵盤乱麻』トップページの写真とほぼ同じ位置から撮影されている。昨日は4月1日なので友人、知人達が身の回りで遠方への転勤など様々な変化があって驚いた。
▼花見のシーズンになったばかりではないだろうが、電車に乗るとアルコール飲料の広告で溢れかえっている。わたしは1)薬(含む健康補助食品)、2)タバコ、3)アルコール、それに4)車のCMに出演するタレントは一切信用しないことにしている。出演している人たちを見ると生活に困っている風ではない。例えば三国R太郎と、八千草Kが出演している健康補助食品の「K潤」。これは2ヶ月ほど前の「週刊金曜日」で、「高いけどまったく効果が期待できない」と紹介されている。プロ野球はパリーグからリーグ戦が始まったがの、今シーズンからソフトバンクの選手の袖にはこの「K」のロゴが縫い付けられている。
▼おそらく去年まで元気のあった地元J電気が内紛で、お金を払えなくなってしまったのだろうと推測される。それにしても今年もソフトバンクは打線が湿っぽいなあー。このままではB級にとどまるのも無理そうだ。元へ。上記のCMに出演しているお二人は、身なりも立派で、食事も満足でホームレスになるほど貧しくはなさそうだ。だから吉永小百合同様、なぜこの後に及んでCMで稼ごうとしているか、理解に苦しむ。
▼電車のアルコール飲料ではTクリステルとか、篠原R子とか、黒木Mとかみんな「飲め飲め」とはやし立てている。しかもアルコール度が高い事を売りにしている。大体日本の文化では「アルコールが強い人=仕事(学問)ができる人=信頼できる人」という呪縛がずっと蔓延している。はっきり言ってこれにはまったく科学的根拠がない。それに日本人の体質は高いアルコールに耐える能力は備えていない。CMでは一様に「アルコールを飲んで気分を転換」というイメージを植え付けているが、もしそうだとしたら、これはもうはっきり言ってアルコール依存症なのだ。
▼今朝の朝日に「論争/酒の販売規制」で業界の小売酒販売組合中央会の四十万氏と、アルコール薬物問題全国市民協会「ASK」代表の今成氏が発言している。四十万氏は「自ら律して『押しつけ』排せ」と言う。そして今成氏は「依存症生む社会変える一歩」と語っている。飲む人が「自ら律する」ことができれば、たしかにそれば一番望ましいことだ。▼毎週月曜日地デジBSのTBSで午後9時から「吉田類の酒場放浪記」という1時間番組があって、わたしは必ず見ている。15分番組が4本で構成されて全国あちらこちらの大衆酒場を探検する番組だ。2週間ほど前から4本目は「きょうは休肝日」というコーナーになった。それで今週の吉田さんは登山姿で大きなリュックを背負って高尾山に出掛けた。いつもの千鳥足ではなく、しっかり頂上まで行ったが、そこで「のどが渇いた」と缶ビールを飲んでからブレーキが利かなくなって、山小屋で旧知の人たちと酒盛りが始まり、休肝日どころではなくなってしまった。酒飲みとは事々左様にブレーキが利かなくなってしまう人が多い。
▼本当は東京地裁で、公務員が政党機関紙配布した事に対する無罪判決の背景を書こうと思っていたが、話が逸れてしまった。また次回。

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April 01, 2010

支援するなら自分のサイフから払え

▼今朝のラジオを聞いていたら岡田外務大臣がハイチの復興支援で1億ドル支出すると記者会見で発表したという。日本円にして93億円とか言っていた。ドルは随分目減りしているのだなー。さらに岡田大臣は「政府の支援だけでは足りないので、国民の方からの援助もお願いするつもりだ」と続ける。おいおい今日は4月1日だからと言って冗談は困る。一体沖縄の米軍基地移設で、気前よく日本政府はいくら負担しようとしているのだ。思いやり予算とは良く言ったものだ。ハイチだって沖縄だって岡田個人の懐から支出するのなら誰も文句は言わない。しかしグアム移転費用だけで日本側の負担は60億ドルと気前の良い事を言っている。だったらこれに払うのを止めてゼロにして、それをハイチに回して欲しい。どうも民主党のマニフェストの実行には、「子ども手当」にしても、どちらにも良い顔を見せようというところが無理があると思う。参考サイト
小沢氏は選挙のポスターで「国民の生活が一番」と言っていたが、これにはどう答えてくれるのだろう。
▼昨日夜の歌番組を何気なく眺めていたが、やはり「池上線」は良かった。だがもう歌詞が死語になっているものがたくさんある。例えば松山恵子の「お別れ公衆電話」は、かなり多くの公衆電話そのものが撤去されてしまっている。公衆電話を探すのが面倒なので、仕方なく携帯を持っている、という人が多いくらいだ。増位山の「そんな女のひとりごと」の2番の歌詞で「10時に電話が入るわよ」という部分があるが、これも現在では相手からの電話をスナックや飲み屋で待っている必要はない。もう「お別れ携帯メール」の世界だ。高峰三枝子の「湖畔の宿」1番最後の歌詞「昨日の夢と 焚き捨てる 古い手紙の 薄煙り」等は「削除!」、「消去」で終わってしまう時代なのだから。先日見たばかりの「マイレージ・マイライフ」でも、新入社員がやり手だと思って期待して採用したものの、面接相手が自殺してしまったため、社長に「退職メール」を送って来たとこぼす場面があった。どうやらそれが現実になりつつあるようだ。

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