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April 16, 2010

汚い言葉を羅列するえげつない週刊誌の見出し

Yosidaka2
(吉高の桜の近くに咲いていただいこんの花)
▼昨日の新聞に掲載された週刊誌のえげつない見出しをご覧になっただろうか?「週刊ホスト」は「小沢一郎が倒れた朝」「週刊現代」は「鳩山にアメリカが音を上げた、バカが専用機でやってきた」新聞広告にはこれでもか、これでもかとえげつない見出しが続く。最早こういうのはジャーナリズムとは呼ばない。昔で言えば「赤新聞」とでも言おうか?明らかに世論誘導を狙ったポピュリズムそのものである。こういう事を考えてウラで操っているのは誰だろうか?こういう手を使ってマスメディアを操る事ができる人間はそれほど多くない。おそらく小泉の秘書官だったI氏あたりがその元締めだろうな。
▼午前0時にM上H樹の新刊が発売され、青山Bセンターあたりでは深夜から行列ができたらしい。わたしは彼の本にはあまり興味がない。現実の事ならともかく小説家が書いたストーリーの結末が早く知りたくで並ぶ人の気持ちは分からない。この作家が売れる前の話を耳にした事がある。「Nの森」をどう書くかという事で迷っていたらしい。それで某占い師の所を訪ねて相談し、現在公刊されている話になったという。ただその占い師というのは政治家とか企業経営者を専門にやっており、一回50万円からだというから、普通の人は行くことができない。そういう人は自分の意思だけで決断する事ができないから、いきおいそういう占い師の力を借りることになるのだろう。
▼今朝のある新聞を見ていたら、アルゼンチンでスペインのフランコ独裁時代(1939~75年)の人道に対する犯罪の捜査を求めて14日虐殺を告発することになったという記事がでていた。この問題を担当しているスレポイ弁護士は「大量虐殺のような犯罪は、母国で追訴されなければ、どこの国であっても裁くことができるという、「普遍的管轄権」を主張している。
▼この問題では司法当局も立場を改めつつあり、過去に起きたアルゼンチンでの「汚い戦争」(76~83年)の犠牲者が訴追を求めた事件で、欧州の裁判所は加害者に有罪を宣告している。「エビータ」という映画の中で当時の独裁者ペロン大統領の妻であるエヴァ・ペロン(マドンナ)がファーストレディとしてのし上がってくる経緯が描かれている。しかし映画の中でチェの役(アントニオ・バンデラス)を演じる狂言回しが「彼女は本当にそれほど素晴らしい人物だったのか?」と疑問を投げかける。チェとはご存知ゲバラを想定して創作された人物で、すくなからず人々の中にあったエビータに対する気持ちを代弁していると言えよう。夫ペロンの死後エヴァは大統領となるが、経済を混乱させてしまい失意のうちに死亡する・
▼このアルゼンチンの独裁政治と混乱を扱った映画が「愛の奴隷」という映画でジェニファー・コネリーが主演している。彼女はお金持ちの娘で、右派の軍人と結婚する。しかし軍人は軍部の虐殺に手を貸しているうちに段々独裁政治に疑問を持ってくる。そして最後は政権に反抗し処刑されてしまう。そのことをスクープしようとするのが新聞記者(またまたアントニオ・バンデラス)で、コネリーはこの虐殺の事を世界に知らせなければ戸思い立ち、腹部に銃創を負いながら記者とアルゼンチンの脱出を計るという映画だった。

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