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April 21, 2010

高齢になったらできなくなったことは?都をどり2

Maikosann2
(舞子さんの接待)
▼京都にはこだま637号という各駅停車の新幹線で行った。しかし満員で喫煙席しか取ることができなかったのは少々苦痛だった。前日発行したばかりの「週刊金曜日」を持参したが、途中で読み終えてしまった。一番面白かったのは永六輔の「無名人語録」だった。それは神経内科の医者が言う、若い頃にできた事が高齢になったらできなくなったこと、だった。主な物だけ書くと次の様になる。
1)平な何もないところでつまずく
2)経ったままズボンがはけない
3)靴下をはく途中で倒れる
4)食事をすると何かこぼす
5)気か付くとテレビと話をしている
6)テレビの中の連中が手を振ると振りかえす
7)コマーシャルが理解できない
8)脱げたつもりで靴のまま家の中に
9)硬貨が数えられない
10)ガラスにうつる自分の姿にビックリする
11)指がすべって本のページがめくれない
等々だ。さてあなたはいくつ該当するだろうか?
をどりは12時半から始まるが、茶菓の接待があるのでその40分前に入場するように、という指示があった。バスと電車で行ったのでは間に合わない可能性があるので、仕方なくタクシーに乗る。ちなみにわたしはタクシーという贅沢な乗り物が、大嫌いで年間数えるほどしか乗らない。ところがタクシーに乗ったものの渋滞していて裏通りに回ると京都の道は本当に狭いのでさらに動きが取れなくなる。運転手さんも「途中で降りて歩くように」と勧めてくださったが我慢して乗っていたらどうやら間に合った。
Susi
(京都で食べた寿司)
▼昨日の写真でご覧のように先ず舞子さんの抹茶による接待があり、お菓子も出る。担当する舞妓さんは2人だった。お茶を飲み終わって席を立とうとすると、仲居さんの様な人が菓子を載せていた皿はお土産に持ち帰って良いという。今回は1泊であちこち歩きまわろうと思ったので軽装で荷物はごく少なくして来たので、この皿は宅配で送ってしまった。練舞場の舞台の広さは歌舞伎座の半分くらいだろうか?花道も舞台の両側に付いている。そして舞子さん達が一糸乱れぬ姿で踊る。いや別に一糸乱れぬと行っても某学会や北朝鮮の号令で動くマスゲームのそれとは違うのだ。着物も踊り子さんが手に手に持っている桜の枝などがとても艶やかなのだ。
▼しかし着ている帯や着物などでダンベル2個ほどの重量があって、一芝居(1時間)踊るともうクタクタなのだと、ネットに出ていた。だが彼女たちはそんな素振りも見せずに楚々とした笑顔で踊る。舞台の演出は大まかに言うと京都の四季を表している。わたしは映画も舞台も一切プログラムは買わない。というのは自宅に保管する場所がない事が一つ。もう一つは解説者の言いなりにはなりたくない事だ。一応今回は買ったが帰宅してから見るつもりで、まだ読んではいない。映画だけで年間約100本見るからプログラムのスペースだけで20cm増え続ける計算になる。
Tetugakunomiti
(哲学の道の桜)
▼舞台は春から始まる。そして皇女和宮の嫁入りシーンが出てくる。と思うと新撰組が出て来たり、鴨川の灯ろう流しが出てくる。さらに仮名手本忠臣蔵の7段目らしき、「鏡合わせ」の場面がでる。しかしこれらは何も深く考える必要はないのだ。美しい京都の演出だと考えて見ればそれほど悩まずとも良い。最後は再び春に戻って全員で踊っておしまいとなる。歌舞伎で下座といわれる鳴り物は、この舞台では地方(じかた)で下手にあるが、太鼓の約束ごとは歌舞伎のそれとは違う様に思えた。つまり太鼓が沈むようにドーン、ドーンと鳴るときは歌舞伎の場合「雪が降る」合図である。ここでもそれと同じように太鼓は鳴ったが雪は降らなかった。そこには三味線や笛、それに琴を演奏する女性たちが座っていた。
Kinkakuji2
(夕暮れ間近の銀閣寺)
▼そして上手には歌舞伎の義太夫の部分に謡(うたい)と呼ばれる年配の女性たちが座っていた。やはり造花の桜の小枝を持った踊り子さんたちが一斉に踊る姿は、凜とした空気が伝わって来て心が洗われる。おやすでに本日の制限文字数になってしまった。

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