« NHKHV「兵士達の戦争/満蒙開拓少年義勇軍」を見る | Main | ◇「コンサート」を見る 亀戸天神藤開花情報5 »

April 26, 2010

浮上して国旗を掲げて航行するのが当たり前

▼昨日はネットで普天間からの中継を見ていた。画質は悪いがリアルタイムで現地の熱気が伝わってくるのは凄い。画面のレイアウトや中継技術も中々のものだった。もう一つ米軍の準機関紙「スター&ストライプ」で井波洋一宜野湾市長が「米軍の撤退を求めて行く」という発言をきちんと正しく伝えていることだ。「スター&ストライプ」とは先日ご紹介した六本木にある赤阪ブレスセンターの中に置かれている。それにこの新聞「S&S」で使われている写真類は朝日や政党機関紙のそれよりも遥かに優れている。トップにある写真は17枚あり、待っていると次々異なる画像が出てくる。夜は明治公演で沖縄に連帯するデモとキャンドルナイトがあったが、こちらには行かなかった。しかしこれは「レイバーネット」と朝日にしか紹介されていなかった。金曜か土曜の夜ならば良いが、日曜日の夜に出歩くと翌週に影響がでてしまう。
▼ソニーがいよいよFDの生産を止めるという。そもそもこの3・5インチのFDはソニーが開発して普及した経緯がある。隣の花王でも界面活性剤の技術を活かして一時期これを作っていたが、所詮専門業ではないので途中から撤退していた。わたしも今使っているパソコンにはFDドライブはは付いていなくてUSBで接続している。本当はもう使いたくない。しかし取引先の一社が毎年取り交わす契約書の中で、「データはMO、CDまたはFDで納入すること」と書いてある。現実にはメールでやり取りしている。しかし上記3つのメディアの中で、FDが一番安いのでそれを使っている。年に4回だけ必要なのだが、手持ちのFDはまだ50枚ほどあるので、10年間くらいはもちそうだ。
▼土曜日のケーブルTV「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で取り上げた一つは、昨日の朝日朝刊にも載っていた、中国の潜水艦が国旗を揚げて浮上しながら日本近海を通航した話だ。何でも「サンケイ」では号外を出して「日本が侵略されそう」な雰囲気で書いていることだ。それは程度の差こそあれ朝日も変わらない。AERAシニアライターで軍事評論家の田岡によれば「その国の領土もしくは近くを潜水艦が通過するときは、浮上して国旗を掲揚していくのが国際法上のルール」だと説明していた。潜水艦自体ソ連製の旧型だし、過去に火災や、国境線を間違って迷走した経緯があるので、今回は間違えないように浮上して航行したと考えるべきである、と指摘した。
▼同席していた経済評論家の荻原博子は、「アメリカと中国は夫婦みたいなもので、日本は愛人でやっかんでいるんじゃないか」と見られても仕方ないと指摘した。さらにわたしも兼ねてからこのブログで書いていることで、アメリカを経済的に支えているのは中国が国債を買っているからで、運命共同体である。もし中国がアメリカ国債を売却したら、アメリカは崩壊してしまう。もう世界は冷戦構造がなくなって21年もたつのに、露・中脅威を謳うこと自体時代遅れの考え方だ。
▼それにしても今朝のNHKラジオを聴いていると、普天間の移転に関して「アメリカが移設に反対。徳之島案は運用上現実的でない」、「日本は反米と見られる」と言っていることだ。そもそも冷戦構造がなくなってしまったのに、沖縄の基地など必要ない。「基地はすべてアメリカ国内に移設せよ」がという話が前提でないと、移転予定地の土地を買い占めている政治家の懐が潤うだけの話なのだ。
▼昨晩NHK教育TVで午後9時から「ふたりのリヒャルト」という番組を放映していた。2人とはワーグナーとシュトラウスだ。ここで前者は「トリスタンとイゾルテ」。後者は「薔薇の騎士」の一部分だけ紹介していた。とくに後者の「騎士」は4時間近くもあるので、見ていて途中で嫌になってしまう。「愛と官能の旋律」はどの部分にあるのか楽譜を示して、指揮者がピアノを弾いて見せていた。やはり「トリスタンとイゾルテ」は何度聴いてもゾクゾクッとするほど官能的だ。

|

« NHKHV「兵士達の戦争/満蒙開拓少年義勇軍」を見る | Main | ◇「コンサート」を見る 亀戸天神藤開花情報5 »