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April 20, 2010

安重根の手形を作る人たち。

Settaijo
(舞子さんによるお茶の接待)
▼昨日のアクセス言語を解析してみると、その約半数が「伊藤博文」と「安重根」だった。それだけNHKの日曜夜の特集の関心が高かったのだろう。それにしては中味は公平さを欠き侵略者だった伊藤博文だけに肩入れしたあまりにもお粗末の番組だった。ただわたしが見ていて一つだけ感動した場面があった。それは現代の韓国で日本帝国と戦った英雄、安重根を讃える人々の行動だ。詳しい説明はなかったが、20mくらいの高さのビルの側面に安重根の巨大な手形がモニュメント風に飾られているのだ。彼は日本と戦う事を決意してから左の薬指を第一関節かれ切断して、血書を書いている。だから韓国の人たちはその大きな手形を見ただけで、それが安重根のものだという事が一目で分かる。
Tenjin3
(亀戸天神藤.前回とほとんど変わらず)
▼韓国の人たちは安重根を偲んで自分の左手をポリエチレンの手袋(プリンターのインクを交換するときに使う物と考えれば良い)を被せ、墨汁を手のべったりとつけて、巨大な紙に一人ひとり押してゆくのだ。その一つひとつの手形が安重根の手形を構成していた。老いも若きも、みんなそれに協力して手形を押しているシーンはジーンとなった。日本ではそれに該当する歴史上の人物はいないだろうな、と思った。
Fujiap1
(亀戸天神藤のアップ19日夕方)
▼京都からの帰り道に書いている原稿の事で気になったことが出て来た。例えば米原万里さんの妹のユリさんは、井上ひさしさんと結婚している。その場合万里さんから見ると井上は何に当たるのだろう。井上は75歳で万里さんは55位だったから「義兄」かと思うとそうではない。日本の言い方では妹の夫だから年上だろうと「義弟」になる。家族の持っている携帯には国語辞典と英和辞典が内蔵されているので、「義弟」という言葉を調べてもらった。すると「義理のおとうと」「妹の夫」とある。そう年齢に関係なく妹の夫なのだ。帰宅してから外国ではどうなるのか調べた。すると「brother in low」とあった。なるほど法律上だけなのか。そうすると北島三郎の「兄弟仁義」「親の血をひく、兄弟よりも かたい契りの義兄弟」は英語ではどうなるのか。興味は果てしなく広がって行く。「ワイングラス・ブラザー」かな?それとも「ブランデーグラス・ブラザー」になるのだろうか。和英辞典を引くとこういうのがあった。「blood brother」血盟の兄弟、これだな。
Utramiti
(京都の裏通りに咲く桜)
▼今朝のNHK基礎英語1では兄弟の説明があって、日本語では「兄」と「弟」、「姉」と「妹」ははっきり区別する。しかし英語では「brother」「sister」としか言わない。どうしても年上をはっきり言いたいときは「older」や「big」という。年下は「younger」か「little」という説明があり、「義」まではまだ説明されていなかった。
▼京都の話が出てくる前に「今日の文字数」が迫って来てしまった。京都には「都をどり」を見に行って来た。実は昨年も行きたいと思っていたが、チケットが取れなかったので見送った。今年は1ヶ月前から予約していく事ができた。どうしてもあの艶やかな踊りを見たかった。芝居も映画もそうだかテレビで観ささせられているのは皆、ダイジェストかニセ物である。京都に来てみるとこの時期「都をどり」の他にも京都五花街ごとに「京をどり」に「北野をどり」や「鴨川をどり」と流派別に日時を変えて開かれている事がわかった。わたしが見たのは祇園甲部の「都をどり」でこれは祇園の花街を二分したもので、四条通りから南側を「祇園甲部」と呼ばれているのでこの名前が付いた。会場は撮影禁止なのでお茶の接待所の舞子さんしか撮影できなかった。(以下明日に続く)きょうはメルマガ締めきり日です。すでにお二人から原稿が届いています。まだの方はお早めにメールで送って下さい。

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