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May 18, 2010

夏が近づくと早起きになる理由(わけ)

▼初夏になり夜が明けるのが早くなると、わたしには少々困ったことが起きる。3匹の飼い猫ちゃんたちが夜明けとともに揃ってわたしの部屋にやってきて寝息を窺っている。3匹はそれぞれ自分の好きな部屋で眠っている。当然オス猫はわたしの部屋で枕を共用しているのだが、フラッと明け方別の部屋に散歩にでかける。そして明け方再びわたしの部屋にやってきて起きるのを、今か今かと待っている。というのは猫ちゃんたちのエサやりはわたしの係だからだ。今の時期は午前4時には3匹がそろい踏みして、わたしの息遣いをチェックしている。こっちもそれは感じているので、気づかないふりをしてしらばっくれている。
▼しかしその芝居ができるのも限度は5時くらいまでだ。水をくれとかエサをくれとかで鳴いたり走ったしりしてアピールをする。しかたなく5時15分から、5時半にはベッドを抜け出してエサやりをする。以前隣のビルの屋根が低かった頃は、やってくる雀にエサをやるたびに早起きになっていった。一番早いときで午前3時頃だったと思う。雀にエサをやるとクロ猫のロクちゃんがまさに、彼らがエサを啄む姿を見て立場は逆だが、文字通り欣喜雀躍していた。こうして初夏から夏の間、わたしの早起きしなければならない苦しみは続く。
▼今朝の朝日に作家の大江健三郎が井上ひさしの「遅筆堂」に関してエッセイを書いていた。大江は文章が書けなくて自信をなくし、山形県にある「遅筆堂文庫」の講演会をすっぽかしたのだという。そのご井上からニューヨークで出版されている「困難な生の時(difficul time)のためのCDリスト」を貰った。その中の一つにエドワード・W・サイードが最も美しい音楽だと讃えたモーツアルトのオペラ「コシ・ファン・トッテ」があった。わたしはモーツアルトで手許に残っているのは唯一「魔笛」だけだ。
▼原稿が書けないからと言って、大江のように書斎に天窓を空けて欅の葉を眺めるなどという贅沢な事はできない。上記モーツアルトのオペラも持っていないので、あり合わせのCDを聴くことで我慢するしかない。サイードの著書「晩年のスタイル」だけはネットで検索すると図書館にあったので、すぐにリクエスト・カードを出した。

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