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May 15, 2010

◇「ケープ・フィア」を見る

▼何も書かないうちに80人もの方がアクセスもして下さった。前からお願いしているが、土日はやはり疲れが出る。気温が一定しないので毎日くしゃみが連続してでていた。それに今朝は体温が上がらなくて、出掛ける支度はしたがそのままずっと家から一歩もでなかった。いや見ようと思っていた映画は3本ほどある。しかしいずれも戦争映画だったり、犯罪映画だったりするのだ。実はスクリーンに立ち向かうというのはとてもエネルギーを必要とする。体調を整えて万全にしていかないと全身のエネルギーをスクリーンに吸い取られてしまう。ま、ほのぼのとしたハリウッド系のラブロマンスならば、良いかも知れないが、わたしのリストにはそういう映画は入っていない。
▼まあ言い訳はどうでも良いが、一昨日夜にNHK教育TVで放映さえた、リヒャルト・ワグナーの「トリスタンとイゾルテ」を半分まで見た。というのは4時間半の番組なのだ。これも体力勝負である。昨晩はケーブルTVで放映された、「ケープ・フィア」(邦訳:恐怖の岬1991年版)を見た。これは公開当時映画館でも見た。ロバート・デニーロは犯罪者を演じるともの凄い迫力である。彼は弁護士のニック・ノルティに復讐をする。というのは、女性に暴行をしたとして14年間の実刑を食らって出所する。弁護士はニックなのだが、デニーロの事はすっかり忘れている。文字も読めなかった彼は14年間刑務所のなかで必死に勉強して、体力づくりをしてきた。
▼それはいずれも弁護士に復讐をするためだ。ニックは婦女暴行の罪はなかった事にして、刑期を軽くしてやったのだと知らぬ顔をしている。しかしデニーロは「俺は刑務所のなかで、あらゆる屈辱を受けてきた。それがどんなものか分かるか」と付きまとう。ニックは警察に相談するが、デニーロのやっている事は法律の範囲内で、自宅の敷地にも入っていないので犯罪とは言えないと取り合わない。しかたなくニックは私立探偵と暴力団を雇って仕返しをしようとする。しかしその時の会話が録音されていて、身動きが取れなくなる。
▼さらにデニーロの脅しは妻(ジェシカ・ラング)や娘(ジェリー・ルイス)にまで及ぶ。ニックは家族と私立探偵を連れて小型のクルーザーで河を逃避行を兼ねてクルージングする。ところがデニーロはそこlまで追ってくる。ニックが絶対絶命に追い込まれた時、デニーロは言う「全米弁護士協会の綱領を知っているか?依頼人の代理人となった弁護士は、全力を上げて依頼人を守らなければならない、とある。だがしかしお前は全力を上げて俺を守らなかった」と言ってのける。

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