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May 08, 2010

岩波ホールで「コロンブス永遠の海」をみる。

Skytree58
(5月8日午後のスカイツリー)第一展望台も完成した。
▼一日ごとに気候が目まぐるしく変わる気温の変化に身体がついていかない。
◇「コロンブス永遠の海」この映画はポルトガルがテーマの一つになっている。1955年二人の兄弟がポルトガルから船に乗ってニューヨークの父を訪ねる。税関でしばらくしたらどちらの国籍を得るのか決める必要がある、と云われてスタンプを押してくれる。リスボンと違ってニューヨークは都会である。まずタクシーで父の住んでいる番地を訪ねていくが信号が青で進み、赤で止まるのがルールらしいと分かる。これはちょうどポルトガルの国旗と同じではないかと笑う。ポルトガル人の店で食事をして工事現場の仕事を斡旋してもらう。
▼それから6年後、美しい妻を連れて新婚旅行でポルトガルに里帰りする。教会で結婚式を挙げるとき、「宣誓」のシーンがイヤに長い。ポルトガルの誇りは、何と言ってもコロンブスである。どうじに世界一周を最初にしたマゼランでもある。主人公は趣味で歴史とコロンブスの事をしらべている。本職は医師なのだが、コロンブスを知りたくで仕方ない。本当はコロンブスはコロンであるなどという事が分かってくる。だがしかし大公開時代の先駆者が現在もちゃんと評価され、顕表されているかと云えば、蔑ろにされている。そのことがどうも主人公には不満であるらしい。この監督は何かというとポルトガルのノスタルジアばかり描いていて分かりにくい。私の興味といえば、かつて大航海時代の覇者ポルトガルが、なぜ生き残れず、途中でフランスに侵略され、首都をブラジルに移動させなければならないほど落ちぶれてしまったか、という方に興味がある。私が今まで本を読んで分かっている範囲で云えば、儲けたカネは国王や貴族の懐を潤しただけで、インフラを整備することに使わなかったためではないかと思う。
▼さらに時は過ぎて40年後の二人は老人になってニューヨークにたたずむ。そしてまた母国ポルトガルが懐かしくなってあちこち訪ねるというお話し。どうもね、ポルトガルの歴史を知らないとまったく面白くはない。1月に行って来たばかりの私が見てもつまらないのだから…。
▼ニューヨークと云えば、今朝の新聞にブロードウェイで「マンマ・ミーア」を見てとても楽しかったと語っている人がいる。「911同時多発テロもアルカイダがやった」と云って憚らない。これでは「総立ち」で大歓迎される筈である。「マンマ・ミーア」で云えば私はメルリ・ストリーブスの映画を見た。しかし半分も見ないうちに退屈で止めてしまった。ネットの映画評でもあまり面白くないという評価をしている人が多い作品である。
(Duke)

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