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May 28, 2010

◇「ミッション」をケーブルTVで見る

▼この数日バックアップに使っている外付けHDDの調子がおかしい。立ち上げるたびに英文の文字が出てスキャンを始める。秋葉原で中古を買って2年半になるが、そろそろ危ないかなと思う。わたしがメインで使っているPCは250Gで外付けのバックアップHDDも同じ容量で定期的にバックアップしている。全部のデータはすべてバックアップしてあるが、一番重要なのはメールとそのアドレス、それに請求書くらいだ。もっとも大事なのは過去10年間に撮影したデジカメのデータだ。経理データはまったく違う経理専用のPCを使ってプリントアウトも取ってあるから万一の場合も大丈夫だ。今は1テラバイトも1万円以下で買う事ができるので、クラッシュしないうちに取り替えた方がいいだろう。
▼◇「ミッション」これもケーブルTVで録画して見た1986年の映画だ。1750年から58年の南米のパラグアイのイグアスの滝あたり。先住民族を教化するためにイエズス教会から派遣された1人の神父がインディオに受け入れられず十字架に掛けられて滝壺へと流される。後任に来たガブリエル神父(ジェレミー・アイアンズ)はインディオたちの心を開くために一本のオーボエを吹いて彼ら親しさを増してゆく。しかしそこには傭兵で奴隷商人のロドリゴ(ロバート・デニーロ)が先に来ていて落胆する。ロドリゴは海外に行っているとき恋人が弟を好きになってしまったので、カッとなって弟を刺し殺しこの地に流刑されていたのだ。
▼だがロドリゴは「インディオをリスボンに連れて行けば高く売れる」などとカネを儲けることしか興味がなかった。イエズス教会はスペインが本拠地で、奴隷の売買は禁止されていたが、ポルトガルは売買が自由だったのだ。しかし彼はロドリゴは神父が住民の立場にたって必死に開墾する姿を見て次第にキリスト教に惹かれてゆく。そして教会を建設するために船に積まれた重い荷物を持って何度も挫折しながら、崖をよじ登るロドリゴ。そして数年後崖の上のようや教会が出来上がる。と同時に枢機卿が現地を訪問する。そして彼らも私腹を肥やすことにしか興味がない。
▼当時の政治勢力はスペインとポルトガル、そしてイエズス教会という3つの勢力が存在した。イエズスは両者に良い顔をして勢力増強を図ろうとしていた。しかしスペインとポルトガルはイエズス教会が国内で勢力を拡大するのを恐れ、彼らイエズスがパラグアイに作った植民地を潰そうと、武力攻撃を開始する。そのことを見抜いたロドリゴは激しく怒り、傭兵の経験を活かし住民に戦闘訓練を施し教育する。そして大量の銃器に大砲に持った軍隊とインディオ達は弓矢で徹底抗戦を試みる。実際にあった話を映像化したこの映画は近代化と宗教、そのときどちらの立場にたって行動すべきか重要な問題提起を含んでいる。

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