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May 14, 2010

◇「時をかける少女」2010年版を見る 亀戸天神の藤は終わり

Fuji9
(亀戸天神の藤はほぼ終わり、14日午後3時)
▼相変わらず亀戸天神の藤開花情報という検索用語でアクセスして下さる方が多い。昨日は親しい友人と3人で1年ぶりくらいに飲んだ。飲んだ量はそれほど多くなかったが、かなり酔ってしまった。やはり飲むのは自宅近くの駅から15~20分以内の範囲が一番安心して飲む事ができる。ビールで乾杯してから一人は2杯目でデンキブランを召し上がっていた。わたしはあれは、それほど美味しいとは思わないので、焼酎ハイボールにしていた。この店は浅草の支店で、3年ほど前に同じメンバーで来た事がある。そのときは結構繁盛していた。しかし昨日は何時になっても客足は増えなかった。それにつまみはロクなものがなかった。この調子では後半年くらいしか持たないのではないかと思った。
◇「時をかける少女」♪「あなたわたしのもとから突然消えたりしないで…」ああ、原田知世の初出演の映画は良かったなー。同じタイトルの2010年版にそれほど期待していなかった。ところが…半分くらいまでは退屈で失敗したかなと思ったが、ストーリーは前回とまったく違っていた。
▼大学の研究者らしい芳山和子(安田成美)。娘のあかり(仲里依紗)が大学合格の翌日交通事故に遭遇して、意識不明になってしまう。一時意識が回復したとき、「約束を果たさなければ」と言って病院のベッドから立ち上がろうとする。あかりはそれを制止して「自分が代わっていく」と高校の理科実験室に行って、過去に遡る変な薬品を一気に飲む。着いたのは1974年の世界で自分が希望していた72年とは違っていた。それでも母から託された一枚の写真を手がかりに「深町一夫」(石丸幹二)を探そうとする。
▼過去の世界に一人も知り合いはいないので、大学に行って「深町一夫を知りませんか?」と聞いたり、写真を見せても誰も「知らない」と相手にしてくれない。そんな中一人の映画サークルの青年涼太(中尾明慶)家に転がり込む。涼太が作っている未来映画は現実の2010年の世界に似ている。その現代を必死に説明しようとするあかり。持ってきた携帯を操作してみせようとするが、アンテナもないので「圏外」になっているのは笑える。そしてラジオから流れてくるのは吉田拓郎の歌や、かぐや姫の「神田川」である。
▼そしてテレパシーで深町ともようやくあえることになる。しかし涼太は父親が脳梗塞で倒れて急遽能代まで夜行バスで帰省することになる。数日間の間にあかりは涼太の映画のラストシーンに出演したりするなど、すっかり好意を抱くようになる。しかしあかりは夜行バスが転落事故を起こして、乗客全員が死亡していることを現在の新聞記事を見て知っている。死にものぐるいでバスをおいかけるあかりに、深町は「現在の人間に過去を変えることは許されない」と無理矢理引き留める。そして74年の「記憶は消すよ」と現在に引き戻される。
▼そして涼太が持たせてくれた8mmの未完成映画を見る。ストーリーはちんぷんかんぷんだが、自分が後ろ姿で登場して去っていくラストシーンで何故か涙が止まらない。この映画は前回の原田知世版の続編という形で作られて、大人の鑑賞にたえられる作品となっていました。かくしてわたしはますますラベンダーが好きになっていくのでした。

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