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May 16, 2010

◇「パリより愛をこめて」を見る

◇「パリより愛をこめて」リュック・ベッソンの映画なら見に行かなかった。彼の視点には一貫してアジア人、とくに中国人に対する侮蔑的な目が潜んでいる。アメリカの国務大臣がパリを訪れるという。パリのアメリカ大使館で働くジェームスは大使の運転手をしているが、何か破壊工作の特殊部隊に入りたくて仕方ない。大使は今のジェームスの職務に満足しているが、今回の任務がおわったら何とかすると言っている。そしてジェームスにはキャロリンという恋人がいる。だがデートをしていても大使から呼び出しがあるろ、すぐに駆けつけなければならない。ある日空港の税関でトラブっているので行って連れて帰るように命令される。
▼そこには500mlの缶を沢山持ったスキンヘッドの男(ジョン・トラボルタ)が缶をそのまま持ちこませろと言って動かない。ジェームスは仕方なく「外交文書」というシールを貼って持ちこむ。税関職員の前で一本飲んで見せたが、実は他の缶には拳銃が分解されて入っていたのだ。そしてコカインのコネクションを調べると称して、中華料理店に行く。しかしそこは中国マフィアの根城となっており、激しい銃撃戦が繰り返される。しかし追いつめてもコカインの摘発が目的ではないことが見る物に次第に分かってくる。だからこの前半の銃撃戦は何の意味もない。つまり「敵」はパリにやってくる国務長官を殺害するのが目的なのだ。敵=どうやらイスラム系=パキスタン人=テロリストという図式が、彼らヨーロッパやアメリカの映画の公式になっている。
▼クリントン国務長官そっくりの人物が空港を降り立った所から本格的な追跡劇が始まる。アジトを捜索すると何故かジェームスの写真が何枚も、別の角度から撮られている。もしかすると婚約者キャロリンが、敵の協力者かも知れない。スキンヘッドの男はそう思うが、わたしは最初に見た瞬間、彼女こそエージェントに違いないと思った。美しい女に気を許すと命を狙われるのは映画の定石なのだ。
▼おりからアフリカ支援会議が始まり、アフリカ各国の首脳が民族衣装でやってきている。キャロリンもその衣装に身をやつして入っているに違いない。「キャロリンどうしてこんな事を?」スキンヘッドの男からは説得しても相手は言う事を聞かない。一発で頭を撃てと言われているが、果たしてジェームスは仕留めることができるのか?
▼ある時トラボルタが「俺はこれを食っているから命を縮めている」と巨大なハンバーガーに食らいつく。。昨晩そういえば「アドマチック天国」で代々木公園近くのハンバーガー屋で1350円のものを紹介していた。美味しそうだけどあれを食ったら命を縮めるに違いない。映画の最後のシーンでもアメリカに帰国する彼にジェームスは巨大なハンバーガーをプレゼントする。長生きしたければ、肉食はやめて、うさえもんさんの様に、キャベツと納豆にするに限る。わたしも大体同じ物を食しているから…。

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