« 原稿は仕上げたが、仕事は山積み | Main | ◇「クレイジー・ハート」を見る »

July 26, 2010

稼ぎ時だから氷河特急は止められない。

▼昨日は疲れ切ってしまい、アルコールを口にする元気も残っていなかった。それに一日の締めに大量の校正が控えていたこともある。しかも難問が次々と押しよせて来る。今朝から仕事を順調にやるためには、それらの方々には事前にメールを送って問題を整理し、なるべく電話がかかってこないようにしておかなければならない。そして今朝は朝4時頃から3匹の猫がわたしの部屋にやってきて、「腹が減った、早くエサをくれ」と騒ぎ出す。
▼昨日のニュースでおかしなものは、東証が株の取引が減ったので昼休みも株の取引をできるようにするため、調整中だ、というものだ。株取引が減っているのは、みんな株は博打と同じだと思ってしまっているから手を出さない。それにわたしが見聞きしている例で言えば5千万円以上の株を持っている人が、損をだすと次に証券会社は必ず補填している。ところが一般の百万円単位の少額投資家に対しては「ゴミ」と称して何もしていない。これでは昼に窓口を開いたところで、何にもなる筈がない。それに新卒の方々の就職口と言えば、この証券か生保しなないのは事実だから、お気の毒としか言いようがない。
▼かつて生保の会社に「職種はリサーチだ」と言って採用された人の話を聞いたことがある。しかしその実態は個別訪問をさせられて、つまらないノベルティ・グッズをを押しつける。さらに「アンケート」と称する売り込みをさせられたので辞めてしまったという話を聞いた事がある。リサーチの実態は押し売りだったのだ。
▼スイスの氷河特急の列車事故。海外ツアーはバスだけが怖いのではなく、列車だったこのように何が起きるか分からない。わたしの経験で言えばチュニジアのバスはオンボロで雨が座席に漏れてきたことで、修理はできないので座席をブルーシートで覆って走っていた。しかもバスの運転手は妻と離婚話でももつれているかの様に、ずっと片手運転で携帯に向かって怒鳴っている。事故の第一報が報じられた新聞の他のCM面を見ると、まさに同じコースのツアーの募集が掲載されていた。ツアー会社もまさか事故があることは予測できないから、広告を掲載するのだろうが、何と皮肉なことだろう。
▼さらに今朝のニュースでは、氷河特急の運行が再開され、他の日本人観光客からは疑問の声が出ていると云う。しかしスイスは観光立国であるのと同時に、軍事産業で潤っていた。有名なのはエリコンの機関砲だったが、この兵器部門はラインメタルに売却されて、現在は同社のものではない。一番の稼ぎ頭は観光で、今は日本など夏休みの客をさばかねばならない。外貨を稼ぐためには一日たりとも列車を止めることはできないに違いない。

|

« 原稿は仕上げたが、仕事は山積み | Main | ◇「クレイジー・ハート」を見る »