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August 22, 2010

遺品のCD類を大量にいただく。

▼出掛ける前に1階の某お宅の奥さまに声を掛けた。「ご不幸でもあったのですか?」と。すると「主人が亡くなって片付けをしているのだが、量が多くて困っている。きょうは息子にも来てもらっているが、中々終わらない」、とおっしゃる。「線香を上げさせてほしい」とお願いすると、ご覧のように家が片付かないのでみなさんお断りしているので、後にして、と言われる。続けて「○○○さん必要な物があったら、もうすぐ片付けの業者が来るから持って行って」と言われる。庭にある小型倉庫にあったのは未開封の大量の落語やジャズのCDだった。中には「三遊亭圓生落語全集~圓生百席 完全盤」というのもあった。これは買うと20万円もする高価なものだ。こちらの奥さまとは管理組合の理事としてご一緒したことがあり、親しかったので声を掛けて下さった。そんな事もあり、プラスチックの大きな保管ケース3つ分のCDやDVDを頂いたしまった。
▼お話しをお聞きすると、膵臓癌で発見されてから2年弱治療をしていた。しかし今年になってわたしが入院していたB病院に入った。最後は緩和ケアをするかどうか聞かれたが、ご主人が「家に帰りたい」というので自宅につれて帰って看取った、という事だった。ご主人は見たところ、職人風で70歳半ばではないかと思われる人だった。
▼昨日お聞きしたもう一人も膵臓癌だった。近年中国の某地方に籍も移して、一人で生活していた。具合が悪いので医者に診て貰ったが診断するだけで良くならない。ご家族が日本に連れて帰って医者に見せたところ上記の癌で、診察から3ヶ月でお亡くなりになったという。具合が悪いと思ったら、なるべく信頼できる病院を探して的確な治療をしないと、命を縮めることになる。
▼3ケースのCDを自宅に持ち帰って、急いで新宿まで出掛けた。アルゼンチン映画の「瞳の奥の秘密」を見るためだ。シャンテシネでも上映しているが、朝一番の上映時間が9時35分ととてつもなく早い。新宿武蔵野館は10時40分だからそちらにした。しかし上記の様に立ち話をして頂き物を引き取っていたら、自宅の時計は10時になってしまった。間に合わないかな、と思ったが予告があるからぎりぎり間に合うかと思って、お茶の水で快速に乗り換えて窓口まで走る。本編の上映開始1分前に最前列に座ることができた。映画の感想は別途書くが、FOXクライム・ミステリー「コールド・ケース」の様な話とラブストリーをミックスしてあって、今年のベスト3に入ると思う。
▼映画が終わって千駄ヶ谷で下車する。駅前には「嵐」とか「AKB48」のコンサートに来た。あるいは「チケット求む」と紙きれを持った少女達が群れていて圧倒される。革新政党も、最早老い先短いオールド・ボリシェビキに依存するのではなく、こういう青年達にアピールする政策を打ち出せないとアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」の様になってしまう。ここで降りたのは新宿御苑に行くためだ。しかし御苑にはサルスベリの花しか咲いていなかった。だがそこまで「嵐」のコンサートの声が響いてきた。
▼夜NHKの夏恒例の「懐かしのメロディ」を聞いた。いわゆる昔の歌手で登場したのは三浦洸一と、二葉百合子だけになってしまった。あとはみんなわたしと同世代の歌手だった。ということは老いと、死期にますます近づいたという事になる。「ズンゲン支隊」の検索用語は一日平均100件くらいと言葉が増える一方なので近々目黒の防衛研修所に行って来ようと思う。このレポートはネットでは一切発表しません。ご希望の方にA4で10枚程度のレポートを一式500円(送料別)で郵送します。

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