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August 12, 2010

「露営の歌」→変わり身が早く「長崎の鐘」つくる作詞家

▼午後から会議があって、始まる時間までの間に髪をカットにいった。わたしは通常21日ごとに髪を切っている。カットしてくれたのは、いちばん会話が進む女性である。彼女はかつて何かの理由でケニアに3年間行っていたという。ご本人は「遊びに行っていた」とだけ言うのでそれ以上は聞かない。昨日の会話は海外のツアーで事故が頻発しているという話になった。「ケニアも結構危ないとか言われていますが?」とわたし。そういう事を言ったら日本だって秋葉原では無差別大量殺人事件が起きているわけで、向こうでは強盗はあるかもしれないが、無差別に殺されることはない。それに日本でも新宿の歌舞伎町は夜になったら近づかない方が良い場所とされている。という様な会話をした。
▼たとえばイスタンブールに行ったとき、現地ガイドは「○○は歌舞伎町と同じくらい危険なので近づかない。道路を歩くときは○側を歩くように」という指示があった。たしか危険度の程度差はあるかも知れない。しかし日本でも交通事故は即死だけで年間7千人、自殺3万人もある。日本の事を詳しくしならい人が、この数字だけ見たら驚くのとそれほど変わりはないと思う。ついでに航空機事故の事。これも確率から言えば交通事故の発生件数よりもかなり低い。さらに走行距離で比べてみればさらに少なくなるはずだ。ある程度の年齢になると、航空機事故で遺族に補償金が支払われれば、ぼけて長生きするよりも、その方が家族に有り難がられるに違いない。
▼昨日帰宅するとポストに、マンションの管理会社から「東京消防庁からのお知らせ」という文書が入っていた。火災予防条例により住宅火災警報機の設置が義務化された」という。そして指定された日時までに「警報機を設置」したという文書を出すようにとある。もし出さない場合は消防署の立ち入り調査もありうると脅し文句である。条例を作るなら補助金とかそういう制度を作って欲しいとかねがね思っていたが、今度は警告文である。秋葉原でダミー警報機が安く売っていないかなー。わたしの家は4個も買わなければならないから1万2千円の余計な出費である。
▼NHKの戦争シリーズで見た番組は「引き揚げの嵐の中で/~京城帝国大学 医学生の戦争~」、「ガダルカナル」ETV特集「安保とその時代2・改定への道のり」だ。NHKFMで月曜日につのだ☆ひろミュージック・プラザという番組を放送している。今週のテーマは敗戦前後に流行していた歌謡曲だった。その中には灰田勝彦の「野球小僧」なんていうのもあったが、永井隆の妻の事がテーマになった「長崎の鐘」があった。「♪こよなく晴れた青空を 悲しと思う~」というあれである。作詞したのは古関裕而である。しかし彼は「週刊金曜日」の最新号によれば、歌手の美輪明宏が佐高信と対談している。そこで三輪は古関裕而は「露営の歌」、「♪勝ってくるぞと勇ましく」を作った戦争協力者であった。なんでこんな歌をつくるのだろう、という話を佐高がしたら、「長崎ではその話はしないほうがいいですよ」と言われたという。戦後65年たっても、こういう話は現実にゴロゴロしているのである。

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