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August 09, 2010

在日米軍の萌え系プロパガンダで考える

▼近くの映画館に朝一番で「ソルト」を見に行ったが、夏休みなのでお子様が「アンパンマン」を見るために大勢来ていた。それは早々に初回は満席になっていた、「ソルト」は明後日あたり書く予定である。夜遅くに遠方に住んでいる友人が「氷雪の門-樺太1945年夏」を見たと教えて下さった。東京では渋谷のシアターNで上映されているので今週末に見てご報告するつもりだ。
▼7日ご紹介した在日米軍の萌え系のアニメを使ったプロパガンダの話。これを見て色々考えさせられた。わたしは一応進歩的な考え方を持つ政党を支持して来たつもりである。しかし先の参議院選挙では共産党も社民党も得票や議席を大幅に減らしているが、トップは交替しないし、辞任するという声明すら出していない。何度も言うがこれでは日露戦争の203高地を守るロシア軍の機関銃や大砲に、繰り返し繰り返し何度も白兵戦で攻撃した乃木と同じである。失敗したらそれを反省して次の一手を考えれば良いものを相変わらず同じポスターで同じ顔が出て来て、「唯我独尊」的立場を繰り返す。トップが交替しなくても違う戦術を立てれば良いがそれができない。
▼おまけに支持層が固定してしまって新たな層にまったく切り込めていない。さらに得票の基準は「機関紙の拡大」がバロメーターだと言う方針も変わらない。それも例えば一般紙と比べてまともで取材が優れていて、唸らせるような記事が載っていれば良いが、部数の減少とともに記者を減らして、手抜き記事ばかりで面白くないと来ている。
▼つまりそれらの革新政党にあって戦術はあって戦略はないのである。戦術にしても旧陸軍の「作戦要務例」を繰り返すだけ。選挙終盤の機関紙の見出しを見ると「幹部渾身の訴え」とある。おお、どこかで見たような見出しだと思ったら、先の戦争終盤の大政翼賛新聞と同一ではないか?こういう形容詞を多用した文章や見出しは説得力がない。先日歴博で見た開戦2日前のシアトルの日本語新聞でも同様の見出しが躍っていた。
▼将来の戦略を考えたら、在日米軍のプロパガンダの様に10代から20代にスポットを当てた宣伝を考えなければ意味がない。50代、60代の死に絶えてゆく運命はもう射程距離の範囲内にあるのだから…。このまま行ったら次の衆議院選挙では両党とも議席はゼロになる可能性が、残念ながら極めて大きい。

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