« NHKHVドラマ「日本のいちばん長い日」を見る | Main | NHK「戦場からのラブレター」を見る »

August 03, 2010

◇「借りぐらしのアリエッティ」を見る

▼猛暑であるが皆様お元気であろうか?毎日きちんとこのブログを読んで下さる方、朝晩何度も読んで下さる方。はたまた何日かまとめて読んで下さる方など様々な読者がいらっしゃる。そういえば日曜日付の新聞に掲載されている、「市川砲兵大隊」の記事は、こちらにどなたからも感想が送られて来ない。かなり力を入れて短期間で書いたのだが…。
▼朝から10時までの2時間に6kmほど歩きまわったが、もう倒れるかと思ったくらいだった。友人のブログを読んでいたら、わたしよりも10歳くらい年上の方がお亡くなりになってその葬儀に参列したという事が書いてあった。奥さまは先立ち、子どもさんとは別に住んでいらしたらしい。そしてその亡くなった原因というのが、どうやら熱中症らしいという。最近の新聞は特別の有名人でもない限り、個人情報保護の観点からか病名が書かれていない。今朝の朝刊でもKという映画評論家が亡くなったという記事がでていた。雑誌社の担当者が訪ねて行って死亡しているのを発見したとある。わたしと同じ歳で、いささか早すぎる死だと思うが、死因については触れられていない。こういう記事を読む度に自分もいつ死んでもおかしくないと考えるようになった。
▼昨日のきくちゆみさんのブログ「生きること、死ぬこと」ではお母様がもう娘を認識ができなくなって施設に入所し、それを見舞いに行った話がでていた。とても考えさせられたのでご紹介する。
◇「借りぐらしのアリエッティ」映画評を書く場合原作本がある場合必ずよむように心がけている。原作はイギリスの「床下の小人たち」(この「小人」という文字も今や差別用語なので変換しない)という少年少女向けの小説である。わたしは岩波世界児童文学集を借りて来て昨晩、寝る前に読み終えた。ところがそれから仕事が入ってしまって寝たのは午前1時頃になってしまった。農村にある一軒の洋館。そこに一人の少年と老婆がベンツでやって来る。少年は一週間後に心臓手術を控えている。親はともかく空気の綺麗なところで静養させようと考えたに違いない。
▼その洋館の床下には小人の家族がひっそりと住んでいた。彼らはかつて人間たちから迫害されたらしく密かに息を潜めてくらしている。その生活とは人間の家から「借りる」として床下に持ちこんでつましい生活をしている。小人の一家は父のポッドと母のホミリーと3人暮らしである。ある晩父はアリエッティを連れて「借り」の探検に出掛けることになる。父はすでにこの家に少年が来ている事を知っており、警戒している。少女も実は少年が家に入るとき姿を見られている。二人がさがしているものは、今回角砂糖と、ティッシュペーパーである。これを妻から探して来て欲しいと頼まれている。
▼しかしその晩は失敗して手ぶらで帰ることになる。その失敗の原因を母親に話すと心配性の彼女は余計心配するから決して話さない様にとクギを刺す。そして小人がもっとも警戒する猫にもアリエッティは出会う。少年は洋館にあったドールハウスを小人の隠れ家に据え付ける。しかしそれは小人にとってはありがた迷惑で、洋館の家政婦にとっては怪しい存在となる。小人達の隠れ家を家政婦に発見され、母親は捕まえられコップに入れられてしまう。そして小人をあぶり出すために、害虫駆除会社を呼ぶ。小人を捕まえれば一儲けできる。
▼少年の機転とアリエッティの奮闘で母親を助け出すことに成功する。しかし父親はたとえ善人の少年に慈悲をかけられ、豪華なドールハウスの環境を与えられてもここは最早自分たちの住む場所ではないと決意する。そして身のまわりの生活用品だけを背負って夜道を歩き出すのだった。

|

« NHKHVドラマ「日本のいちばん長い日」を見る | Main | NHK「戦場からのラブレター」を見る »