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September 30, 2010

◇「十三人の刺客」を見る

Takesima
(島根県議会では議決をしているからこういう部署がある)
▼月末と原稿の締めきり、ありがたい事に飛び込みの仕事が入ってブログを書いている時間がない。まず昨日の続きで云うと、関西の大きな工場で健康診断の結果、社員の体脂肪が増えている事が分かった。医者は社員が広い会社の中を自転車で移動する事を止めてみたらどうかと提案した。社員はせっせと一年間歩いたら体脂肪が減って、筋肉が付いてきたという。わたしは一人で歩くときは前を歩いている人は追い越す。そして100m先の信号が青に変わったと思ったら小走りにして信号が黄色になる前に横断してしまう。まぁこういう努力をしている訳です。
▼昨日は電車に乗っていたので福島の地震にはまったく気づかなかった。電車を降りるとき携帯を確認したら、地震警報というエリアメールメールが入っていた。しかし電車の速度はまったく落ちなかった。
◇「十三人の刺客」サディスティックな明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)がいて、城下の住民に暴力を振るっている。何とかしなければと思っているが誰も意見をしたり、反抗することはできない。老中・土井(平幹次郎)謎かけ問答のような話を持ちかけられた御目付役・島田新左衛門(役所広司)は、仲間を募って殿斉韶の命を狙うチャンスを待つ。その機会とは殿が参勤交代である宿場町を通る時だとする。そして面倒なので宿場町を大金で買い取って砦として改造してしまう。
▼参勤交代に先回りするため、近道で山越えをする途中道に迷う。山に住む男を案内人にして無事先回りに成功するが、山男もまた仲間に加えて総勢十三人となる。殿の行列は宿場町にやってきて万全の体制で待ち受ける。あれだけ仕掛けを作っておけば、爆弾の一発で殿は殺害できるはずだ。しかしそれから殿側200人と13人が混戦となって、最後は殿と役所など4人が生き残るだけとなる。殿は戦いにエクスタシーを感じ、「平和が続くと良い世の中にはならない。自分が幕府の座についたら戦乱の世にする」という始末である。しかし殿を殺さないと話は終わらない。不思議なことに最後は、首に刀がが刺さって一度死んだはずの山男も生き返ってしまう。
▼前半はかなり切腹や殿の殺人がグロテスクである。そして後半は正義の大義も見失ってただ単に殺戮を繰り返すだけ。つまり町民や農民を味方に付けず、侍同士が戦っているだけでは、「どっちもどっち」という印象しかないのだ。一番うまかったのは伊原剛志だけで、あとはそれほどうまい俳優はいなかった。

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