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September 06, 2010

軍需がないと歎く三菱重工の幹部

Brazil1
(5日代々木公園で行われていたブラジルフェスタで踊る人々)
▼わたしは煙草を吸わないが、自宅にはいくつかの着火専用ライターがある。これは我が家ではアレルギーの人がいるため、いわゆる噴霧式の防虫剤、殺虫剤が使えないからだ。そのため生協などで扱っている「天然除虫菊」の蚊取り線香を使っているので、それに着火するために必要なのだ。テレビなどで宣伝している、渦巻き型の蚊取り線香はその成分が危ないので使わない。ライターは安価なものは100円から、高いものは500円くらいまである。実験しているがどちらが長持ちして、最後まで使い切る事ができるか分からない。使い切ったライターは解体してガスを抜く。これはかなり面倒である。できればドライバー1本でネジを回すとか、もっと簡単に解体できる仕組みにして欲しいものだ。
▼昨日メルマガを送信直前の状態にして出掛けた。電車に乗るとてんぐささんから投稿メールが携帯に転送されてきた。そのメールの前文に「これから代々木公園のブラジルフェスティバルに行く」とあったので、さっそくその場所を確認するメールを送った。まだ一度もそのような集会に行ったことはないので、ぜひ一度行って見たかった。「NHKの前あたりに来れば分かる」というので後から出掛けた。会場はここで時々デモ行進やメーデーなどが行われているところだった。スポンサーにブラジル銀行や、三井物産やケーブルテレビ会社などが名前を連ねていた。ステージにはブラジルから来日して働いていると思われる男女が歌ったり、踊ったりしてとても楽しそうだった。日本の労働団体は実際はデモなのに、言葉だけ「パレード」などと言い換えているが、中味は変わらないのに言葉だけ変えても意味はない。参加者が主体になって老若男女が踊るというのは、ブラジルの人々の国民性なのだろう。てんぐささんの他にも知人が来る予定だとお聞きしたが、炎天下でいつ来るか分からない人を待つのは辛いので30分ほどで帰ってきた。
▼今朝の朝日7面に「三菱重工長船」の「武藏の技に荒波」という記事が出ている。わたしが戦車の話でずっと指摘している事だ。護衛艦建造をささえる約400人の技術者が持つ特殊技能は、ベテランから若手に受け継がれていく。S艦艇部次長は「わが国でこれだけの技術陣を持っているのはここしかない。もしここがつぶれれば、日本ではどこでもできない」という。別の所ではH部長は「商船事業が利益率は低い。艦船事業を維持するに、ある程度の(軍需産業としてのイージス艦など)の発注が必要だ。「防衛大綱にイージス艦が入らなければ、その技術は5年間使えない。その間、どう技術者を雇えばいいのか」と頭を抱える。要するに三菱重工の経営者は民需ではやっていけないから、適当に上乗せできる軍需産業に依存するという体質を何も脱却できていないのだ。
▼そのイージスにしても雑誌『世界』9月号の259ページに「欠陥だらけの危険な米国ミサイル防衛計画」というアメリカの学者の研究論文が掲載されて問題になっている。それによれば著者らはアメリカの実験結果をデータ分析して10発撃って1発しか当たっていないと判定している。そして彼らは論文の最後に「システムの能力と限界について賢明かつ入念な国家的評価をしなければ、これらを拡大しようとする圧力は、膨大で、かつ正当性の論理のないものとんるだろう」と指摘している。つまり三菱はまったく役に立たないミサイル防衛網のお先棒を担いで国民の血税を無駄に使っているだけなのである。アメリカの言いなりになってつきあっていると、本当に財政的に国を破綻させる「亡国のイージス」になってしまうぞ。

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