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October 27, 2010

文化功労賞受賞者の分からない選考基準

Kitte
(修好記念切手、写真はポルト歴史地区)
▼昨日発表になった文化功労賞の受賞者のなかに「この人が何故」と思う人が一人いる。新聞報道によると「夢千代日記」に出演したとあるが、これはかなり昔の話だ。最近出演している映画は「まぼろしの邪馬台国」はじめみんなこけている。テレビに登場する姿といえば、JR大人の休日クラブ、シャープなどCMだけ。たしかに原爆被害にあった子ども達の詩の朗読活動はしている。しかし政府はそういう活動をしている人たちに今まで一切このような功労賞を授与したことはない。しかも受賞者の中で一番若いのに、どうして受賞者になったのかどう考えても分からない。結局のところ政府の人気取りだったのだろうか?
▼昨晩NHKHVでポルトガルを旅して小説を書くという旅をしていた。ポルトガルといえば先週郵便局で「日本・ポルトガル修好150周年」記念の切手が発売された。シートでもばら売りでも販売しているようなので、興味のある方は買っておいた方が良い。江國はスペインから列車でリスボンに入った。そして車でアレンテージョ地方に向かう。アレンテージョとはテージョ川の向こうという意味である。テージョ川にかかる橋はとても長く12kmもある。アレンテージョはポルトガルのパンといわれる穀倉地帯で農民の作った素朴な料理がたくさんあった。江國の好きな菓子は鶏卵素麺を使ったものだ。元もとこの鶏卵素麺とはポルトガルから来た菓子なのだ。
▼この旅行ではあのリスボンで食べたエッグタルトは出て来なかった。とにかく鶏卵を沢山使うからわたしなど食べられない。そして黄身だけを使う。なぜなら白身は修道院の洗濯物の糊として接着剤等として使われるから、一切食べる事はない。エスカルゴも姿はそのままで、日本のタニシを食べるように突いてほじくり出して食べる。それは千葉の九十九里海岸で獲れるながらみと同じようだ。江國と同行した年輩の女性通訳も気味がわるがって口にしなかった。この地方のパンも焼いてから4、5日寝かせてから食べると言っていたが、見ると日本でドイツパンとして販売しているものと姿形は似ていた。
▼さらに凄いのは素焼きの壺を円形状にして庭に並べ、それぞれ野菜や豚肉を入れて焚き火で外側から4時間ほどの時間をかけてゆっくり煮込む。しかる後に皿に盛って取り分ける。江國はビール好きとして知られるが、ワインを飲みながら半日もかけた昼食を摂っていたい。
▼そののち北上し北テージョ地方に行く。そこはモンセラーシュというスペイン国境の町でホテルが2軒で民宿が5軒ほどしかなかった。とにかく寂しい町だ。江國は外国旅行したとき、外で食事を一人で摂ることができないという。しかし旅行者の男性が一人で食事をする姿にとても憧れるという。夜になると一軒しかないレストランに国境警備兵(女性兵士だった)等の村人とともに集まって酒宴が始まる。もはやEUになって国境もなくなり、大昔と違いスペインとの国境紛争もない彼女たちにとって兵士の任務とは、警察官と同等なのだろうと思った。
検察審査会事務局に乗り込んだという人のブログ。このくらいやらなければ…。

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