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November 17, 2010

◇「命を燃やして」を見る。

▼一昨日寒い夜に仕事をしたので疲れがとれなかった。だが正午に仕事の約束があるので遅めにでかけた。それでたまたま「ちい散歩」という番組を見ていたらわたしの住んでいるすぐ近くの「八広(やひろ)」という町を紹介していた。その中に三輪里稲荷神社(通称こんにゃく稲荷)という神社が紹介された。松林桂子宮司さんが出てきて、稲荷の謂われを紹介してくれた。彼女は国立音大と大学院で勉強し、昭和55年大学院2年のとき、ドイツのオットマール・スゥイトナーが来日し、その時ヘンデルの「アチスとガラティア」で主役に抜擢された経歴を持っている。さらに国学院大学で講習を受けて取った宮司の資格も持っている。昨日の放送では地井の求めに応じて即興で「あかとんぼ」を唄って聞かせてくれた。次の日曜日21日午後4時から境内でコンサートを開くというので、行ってきてご報告したいと思う。
▼歌ついでにNHKラジオで今朝5時半から「次はあみんの『待つわ』をご紹介します」と曲が流れてきた。家族に「あみんって相田翔子がいたところ?」と聞くと、相田はwinkで「淋しい熱帯魚」を唄った人である、という返事が返ってきた。なぜ朝から「まつわ」だったのか分からないが、こちらは岡本孝子であった。
◇「命を燃やして」まだ革命の混乱が続く1932年のメキシコプエブラ州。。主人公はふつうの家に育った15歳の美少女カタリーナである。彼女の家に野心家の将軍アンドレスに見初められ、彼は時々訪れて来てはドライブに誘う。そしてある日将軍は「海が見たいだろう、連れて行ってやる」と強引に車に乗せて一夜を過ごしてしまう。
▼強奪同然で15歳で嫁いできたカタリーナ。大人の世界を知らない無垢の少女は「性」が何であるかも知らない。ある日占い師の家に行って自分の悩みを相談し、秘術をさずけられ、歓びを知るようになる。しかし上昇志向の夫は首相になることを目指している。同時に夫は各地に愛人をつくり、カタリーナに元妻や愛人の子供の世話までさせる。彼女は次第にわがままで身勝手な夫の本性も知ることになる。身勝手な夫をもてあましたカタリーナはある日コンサートに出掛けてゆくと、その指揮者の男性に恋をしてしまう。知的な彼はいつかウィーンに行ってタクトを振ることだ、と夢を語る。しかしその逢い引きは夫の知れる事となり、革命派を密かに支持していた指揮者の青年はアンドレスの手によって殺害されてしまう。
▼歎き叫ぶカタリーナ、夫が自分の自由を認めないならと、最初に出てきた占い師の元を再び訪れて秘策を聞く。すると煎じ薬を持たせ、「これは精力剤にもなるが、3日続けて飲ませると死に至る恐ろしい薬である」と耳元で囁く。3日目夫は発作を起こして倒れる。「あなたご免なさい」「いやこうなるのがオレの運命だ。元妻や愛人名義の不動産は全部お前の名義に書き換えてあるから何も心配はいらない」と言って事切れる。メそして30歳になってカタリーナはようやく自由を手にれるのだった。キシコ版の「風と共に去りぬ」という雰囲気の映画であった。13日セルバンテス東京で。

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