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November 04, 2010

流出文書事件で強まるネット規制

▼昨晩もBS日本TVで「リスボン」街歩きをやっていたので、ついつい見てしまった。昨晩はベレンの塔の中に入ったり、バスコ・ダ・ガマの生涯についてかなり詳しく報道していた。結局のところ浪費家の王はカネを杜子春のように使い果たして、再度ガマをインドに派遣するが、彼はそこのゴアで客死してしまう。もちろんサン・ジョルジュ城も出たし、ファドの店も出た。しかしわたしがつれて行かれたファドの店はかなり高級な店だったが、現地の人にとっては民謡酒場のようなものである。
▼さて例の流出文書の話である。中国がネット規制をしているとか言っているが、この間の日本のネットを見ていると、日本もかなり厳しい規制が行われている事を実感する。というのはまずGoogleで「流出文書」を様々な言葉を入れて検索してもまず出て来ない。それに1日にリンクをした文書が2日後には削除されている事実。おそらくこれは検察や警視庁のしかるべきサイバーテロ対策部門か何かが、プロバイダーに申し入れて検索用語から外し、さらに削除を要請した結果であろう。
▼今朝のNHKを聴いていると「流出はファイル交換ソフトで意図的に流出した」と開き直っている。さらに「協力者」とされた人が警視庁に事実無根だと抗議に言っても、「調査中で分からない」面会も拒否しているという。実名を出されて、どこのレストランでもてなされ、謝礼は○万円払ったなどと書かれている人は迷惑しているだろうと思われる。削除したのと同一の文書は、現在「A」というサイトにテキストファイルで掲載されている。念のため一言、いっておくとわたしはこういうネタを検索で探しているわけではない。毎日220余の硬・軟、右・左ブログをリーダーを使って読んでおり、そこから芋づる式に探しだしていくのだ。
▼昨日臓器移植の話を書いたら某読者から丁寧なメールを頂いた。わたしは国民の時間をかけた合意ができていない現在、臓器移植には反対である。だから免許証やパスポートには「臓器移植しない」と自分で記入してある。
▼話は飛躍するが1日だったかNHKHVで時空タイムスという番組で「アルカトラズ刑務所からの脱出」というドキュメント対談をしていた。編集長は平泉成で、その中で面白かったのは、なぜアメリカの牢獄は脱出が多く、日本のそれは少ないのかという、学者と弁護士の意見だった。学者が言うには「日本人は稲作で米を食って生きる。相手をこてんぱんにやっつけてしまったら、食う物もなくなってしまう。その点外国は肉食なので相手をとことんやっつけないと自分が生きる道はない。その点日本は両方生き残らなければならないので、最後はまあまあの決着点を探す」というのだった。
▼ちょっと論理が飛躍してしまったな。生死感も外国と日本は違うという事をいいたかった。日本は人が死んでもその後33回忌まである。戦死をして65年たった今でもあくまでも遺骨を収集しようとしている。死んでからも、あくまでも五体満足であることを求める。だから臓器を抜き取って他に移植するとは、まだ国民的なコンセンサスもできていないのだ。ところがアメリカでは臓器移植が可能だとなると、すぐ同じ事を日本に持ちこもうとする。これは基本的に日本とアメリカの医療制度が異なる事にまで遡らないと、ただ移植をすれば良いという話では終わらない。それは長寿国日本にあって、ベッドでスパゲッティ状態になって生きても、その人が幸せなのかという事があまりにも考えられていない。この続きは明日発行のメルマガにも書くつもりでいる。

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