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December 23, 2010

NHKBS1「リオのリトルダンサー」を見る。

▼冬至だった昨日、いざ銭湯に行こうと思って調べたら自宅から歩いて2kmもあった。しかも料金は全額でなく、半額負担と書いてある。そんなに面倒ならばゆずを一個買って来て自分の家のバスタブに入れれば済むことだ。それで行くのは止めてしまった。脳みそを絞る仕事の1は終わって送信した。もう一本の「2」は比較的楽なので明日中には終えると思う。それさえ終われば後は、動くだけの頭を使わない仕事だけになる。
▼NHKBS1の「世界のドキュメンタリー・リオ・デ・ジャネイロ(ポルトガル語で「1月の川」という意味)」シリーズは3本とも見た。2は「リオのリトルダンサー」のはなしである。リオは南アフリカの様に貧富の差が大きい。1170万人の1割である100万人は例の麻薬売買の巣窟となっているファベーラ(不法に立てられた貧民街という意味)地区に住んでいる。「2」の登場したのはそれほど酷くはないが、生活に苦労している人たちだ。その子弟はバレーで貧困から這い上がろうと、市内のバレー教室に通っている。そしれレッスンで教師に認められるとNYのバレー教室に受験する資格を得ることができる。レッスンの費用を捻出するために親は親戚や友人など借りられるところからは借りて最早残された道は、こちらでいうサラ金しかない。しかし教師は「そこから借りたら借金地獄になる」と警告する。親や子どもの旅費や受験料も捻出しなければならない。
▼成績が良ければリオのレッスン学校の奨学金も受けられる。NYに受験に行くのは10人くらいの生徒だった。登場した少年はとてもうまいのでNYのバレー教室で入学を果たす。しかしもう一人の少女はダンスは結構うまかったが、審査員に太っていると認定されて落ちてしまう。太っていると言っても我々から見るとかなり痩せて見える。だが少女は空腹に耐え、ジャンクフードなどを断ってダイエットしたが果たせなかった。初めて乗るNY行きの飛行機は珍しい事ばかりで、座席でずっと寝ないでビデオ見ていたと話す。
▼親が働いていて会社から少しでも前借りができれは、このバレー学校の子ども達の様に生活苦から這い上がるチャンスはある。だから受かってNYの街を闊歩する少年は「将来親に楽な仕事をさせたい」と言う。しかし落ちた少女は「もう一度」と教師に頼み込む。しかし教師は「あなたは体重増で落ちた。次回受けても審査員は同じメンバーだから、そのままでは受かる可能性はゼロだ」と宣言する。
▼リオのバレー教師は語る。誰もここから這い上がりたいと思っている。しかし本当に這い上がる事ができるのは、お金を工面できる親とそのガッツを持ったほんの一握りの子どもだけだ、と。NYに行く少年の送別会で教師は「あなたはわたしの誇りよ」とハグする。そして自分がバレーで飛び跳ねているシーンをポスターにして学校にプレゼントとしておいてゆく。彼がNYでデビューできるのは約1年後の秋である。

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