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December 07, 2010

GDPの成長率より大切なのは「公平」さである。

▼昨日のプレイヤーが読み込まないCDはどうなったか?わたしのところにはミニコンポの他に、CDウォークマンーがある。色々試してみたが、いずれも途中で止まってしまう。秋葉原に持って行けば傷がついたCDやDVDを研磨してくれる会社がある。しかし個人の所有物ではない、図書館の借り物をそれまでやる必要はない。かといってそのまま返却するのはしゃくにさわる。そこで自分で研磨しようと考えた。泡で硝子窓を磨く洗剤があったのでそれで試して見た。まず泡を塗ってから指で傷がついた面を磨く。しかる後に水道水で洗い落とし、水滴をティッシュペーパーで拭った。
▼CDが乾燥してからミニコンポのトレイに乗せたが、こちらは相変わらず駄目だった。しかしパソコンでは一度途中で引っかかったが、全部MP3ファイルに取り込むことができた。よしよし、これで買わずに済んだ。わたしはこれ以上モノを増やさないようにしている。一つ買ったら一つ捨てる。今度は旅行バッグも借りる事にして、昨日ネットで契約した。念のため前後に4日間余裕を持って、12日間大型バッグを借りて3700円ほどである。1万円ほど出せば新しいバッグを買う事ができる。しかしそれでなくても狭いマンションで、年に1度か2度しか使わないバッグのために、あけておくスペースなどない。
▼「週刊金曜日」12月3日号に「日本の音楽業界は大丈夫なのか」という対談が掲載されていた。HMV渋谷店が閉店になったという話から業界関係者が色々話していて面白い。アメリカではフルアルバム1枚12ドル前後だという。それに比べると日本のアルバムはアメリカの2倍から3倍もしている。オリコンの年間ベスト10に入っているのはAKB48と嵐にKAT-TUNだけだ。対談している1人は「EXILEやAKB48らは幼稚だな」と言っている。さらにAKB48の企画者である秋元康って、日本の男性にとっての「女の子の幼児性」がいかに商売としての「砂糖」であるか知っていて、そういったテイストを企業化していく手腕に、不況の業界が寄りかからずをえない事が問題であると指摘している。
▼先週末に放送された「ニュースにだまされるな!」で金子勝が最後に「日本のGDPが中国などにくらべて上がるどころか平行線か下がり気味なのは問題である」と締めくくっていた。しかし同じく先週NHK地上波で深夜に再放送された「ハーバード白熱授業の裏側」という番組はサンデル教授がどのように指名するか、どうやって生徒(聴衆)が自分の授業に退屈しているか判断して話を変えていくか等が面白かった。サンデル教授は東大の公開授業の最後に「みんな(日本人)はGDPの成長が鈍っているかについて気にしているが、それは大した問題ではない。もっと重要なのは民主主義がきちんと行われているか、冨の配分が公平に行われているか注意していくことだ」と締めくくっていた。まさに今の日本に必要な言葉だと思った。

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