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December 16, 2010

WOWOWで刑事ヴァランダー「笑う男」を見る

Tijikousha
(北海道知事公舎、とにかく敷地が広い)
▼昨日は学校に出掛ける日だったので、早めに家を出て途中下車し、井の頭公園にたちよった。この時期きっと紅葉が美しいと思ったからだ。マルイの脇の道を居酒屋「いせや」の方向に歩いて行くと、同じ学校で教師をなさっている偶然I先生にお会いした。「どうしたの?」と聞かれたので「ちょっと撮影してから学校に行きます」とお答えする。I先生とわたしは卒業学年は同じだが、彼女はわたしより半年ほど早いので「お姉さん」である。「いせや」はこの地域の居酒屋として焼き鳥が有名で、BSTBSの人気番組「吉田類の酒場放浪記」の第一回はここから放映された。公園ではちょう朝日が紅葉に当たって鮮やかな色を見せていた。
▼「刑事ヴァランダー2-2/笑う男」ヴァランダーは前回の容疑者発砲事件で謹慎を命じられている。田舎に引っ込んでガールフレンド(妻とは離婚している)の家に行っていると、昔刑事仲間だった男が訪ねて来る。それは父親が川縁で何者かに殺害され、警察は事件としていないので何とか力を貸して欲しいというものだった。相談に乗ろうとするとガールフレンドから「刑事は辞める約束でしょう。やるなら出ていって」と追い出される。
▼自宅に戻ってみると、滞納で電話は切られ通じない。携帯も電源はなくなっている。しかたなくガレージのボルボのスターターを回し、エンジンを掛けシガーライターから携帯を充電しようとする。と、たちまち署長から電話が掛かってくる。「どこにいるの?」、「家に帰ったところで」、「謹慎してたんじゃなかったの?」「いや友人から父親の死因を突き止めてくれと言われて点2、「謹慎中は駄目よ!」とクギをさされるがとにかく署に向かう。そこで問題になっていたのは、使途が分からない電気炊飯器のような器具だった。よく見ると脇にバーコードがあって、女性刑事の携帯を使ってバーコードを読みとると、ユーロの統一コードになっていてメーカーが分かる。
Inokasira12
(井の頭公園の紅葉)
▼もうひとつ高価なイコンを集めている、富豪のアジトが見つかる。富豪の会社に行って面会すると、ヴァランダーが求職中で刑事の資格もないことを知っている。どうやら彼は臓器売買をやっている事が分かる。しかもアフリカから臓器を密輸していて、一人分100万ドルだという。つまり1千万円でヨーロッパに新鮮な臓器が輸入されており、生体移植に利用されている。先の電気炊飯器状の物体はその生体から抜き取った新鮮な臓器をヨーロッパに運ぶ容器だったのだ。それは温度を一定に保つため液体窒素を周囲に封入してあった。警察が倉庫を急襲すると何百個もの容器が見つかる。
▼同様な映画は「ナイロビの蜂」にもあったし、先日ウィキリークスが1996年ナイジェリア北部のカンノ州の子供の髄膜癌大規模発生した時、製薬会社のファイザー社は現地の数千名の患者の中から200人の幼い患者を選別し100人に対して新しい抗生剤であるトゥロバンを臨床実験した事件が明らかになった。このドラマはまさにそれらを裏づける内容となっていて説得力があった。

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