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January 23, 2011

南米世界半周の旅(10)

Asayake
(イグアスの朝焼け)
▼イグアスも朝は7時半に迎えが来ることになっていたので、6時半に夕べのレストランに行く。朝焼けが綺麗だったのでホテルの前の道路に出てみたら、やはりカンボジアのシムリアップの朝に似ていた。チェックアウトを済ませてまっているように指示された。わたしのM氏の部屋は夕食とビール1本が25ドルだった。ところが1人部屋だった、Hさんの料金は75ドルだった。明細書を見て「おかしいよね」と話していると、フロントの女性が「wrong」と言っているのがきこえた。おお1年間NHKの基礎英語をやってきた成果がでているではないか。フロントでは3人分を合計していたのだ。50ドル返金してもらって、10人乗りくらいのマイクロバスに乗り込む。なぜ早い迎えかというと、アルゼンチン側のイグアス公園の入り口は午前8時半に開く。それまでに通関の手続きなどを全部効率よく済ませようとガイドのR氏は考えていた。
Kokkyu
(三国の国境モニュメント)
▼速報でもお知らせした、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3国国境に行くとまたまた日本人のグループが来ていた。中型バスにもそのように書かれたものがあった。アルゼンチンの通関手続きは、ガイドさんが全員のパスポート係員に見せるだけで、下車せずに終わった。地元に住む人はかなり長い列を作っていた。下手をするとここで待たされることになるのだ。この辺では道路に信号はない。そのかわり交差点の手前に大きな溝が二本掘られている。車は必ずスピードを緩めなければ通過できない。ガイドによれば信号を作る費用と、それが守られる可能性がない事などを考えると、この溝が一番確実であるという。公園のアルゼンチンゲートには15分ほど早く着いた。それから観光用のトロッコ列車に乗って20分ほどでイグアスの滝を上から見るポイントまで進む。といっても終点から1・5kmは歩く事になる。終点には観光カメラ屋さんがいて、撮った写真をその場でプリントするサービスをしていて、どこの観光地でも同じだと思った。これは1枚5ドルとか言っていた。
Iguasar
(アルゼンチン側から見た悪魔ののど笛)
▼イグアス河の上に作られた遊歩道は尾瀬の、木道とは違い、すべて金網でできていた。そのため同行のHさんの靴底は歩いているうちに剥離してしまった。何ヶ所かそのポイントを移動して撮影ポイントを案内してもらう。なかには赤ちゃんを連れて来ている家族が見られた。しかし昨日のような若いタコの八ちゃんは1組もいなかった。別のポイントまで再びトロッコ列車で移動する。聞くとこの回りにはロシアの移民が来ていて、マテ茶の栽培をしているという事だった。車内には現地の日本語ガイドが3,4人乗っていて色々噂話をしていた。かつてはヨーロッパのガイドをしていたが、あちらは安売りで仕事にならない。ここで小金を貯めたら土地を買っておくことだ、という様なリーダー格の話にみんなうなずいていた。ここでは水が3ドルと観光地なので少々高めだった。「昼食はどうするか」とガイドが聞くので空港で食べるからと言って送ってもらう。
Pasta
(トマトのパスタ)
▼空港ではチケットの座席があるか確認して乗る場ゲートを指示される。そして最後にガイドから「勤務評定」の用紙をわたされたので、目の前に全部一番良い評価の「5」に丸をして渡す。「ではごきげんよう」とガイドは去っていく。問題は食事である。レストランはアルゼンチンなので当然スペイン語に切り替わっている。座ってすぐに「us dollar ok?」と念を押す。そのあとウェイトレスさんは中々近寄って来なかった。メニューを見ると「パスタ」らしき物があったので、「this same three」と頼む。すると「tomato?」と色々トッピングがあるというので迷わず「yes tomato」と答える。しばらくするとパンと一緒にトマトのパスタが届けられた。食べている最中に個別のレシートを持って集金して行った。わたしは帰る時に「指さしスペイン語会話」の「美味しい」(bueno)を指さすと、ウェイトレスさんはにっこり笑ってくれた。
Trokko
(トロッコ列車)
▼さて飛行機の出発は午後2時20分である。1時半頃までレストランで粘って搭乗受付の前で待つ。すると行き先掲示板のわたしたちの乗る便に「demolate」という文字が出て一向に受け付ける気配はない。一体何と言う意味なのだ、持参した辞書で調べても分からない。Mさんは勇敢にも女性係員の所に、日本語で聞きに行ったが、彼女は首をすくめて腕を折って手のひらを上に向けるだけだった。やはり地の果てでは日本語は通じなかった。しばらくしてわたしは意を決してチケットを見せ、つたない英語の単語を並べた。彼女の返事と単語から判断すると、飛行機は今から40分遅れて3時20分から搭乗を開始するというような意味だった。いったいアルゼンチンの航空会社はどうなっているのだろう。英語の遅れは「delayed」だからそれと同じ意味だろうと推測した。

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