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January 05, 2011

再びNHKBSで「大陽に灼かれて」を見る。

▼昨日は最終的に再び1万5千歩まで行った。集団で歩くときは周りと歩調を合わせなければならない。一人のとき歩調や速度は緩急自在に調整でき、休むこともできるのでそれほど疲れない。
◇「大陽に灼かれて」1994年に日比谷シャンテで公開されたときに感想は書いた。ところがNHKで昨年11月と12月に同じものが放映されたので、録画して再度チェックして見ると公開当時とは違った感じを受けたので再度ご紹介する。
▼スターリン統治下のソ連のある夏、旧貴族階級の青年ディミトリが住むモスクワでも粛清の嵐が吹き荒れていた。彼は今や秘密警察に勤務している。一方革命の英雄コトフ大佐(監督兼主演のニキータ・ミハルコフ)は田園地帯の避暑地で若い妻マルーシャとその親戚一同と避暑をしている。その中には目の中に入れても痛くない程可愛い一人娘のナージャとともいる。冒頭農民たちが大佐に直訴して今にも戦車が麦が実った畑で砲撃演習をしよとしているので何とかして欲しいと訴えてくる。「せっかくの休みなのに」とぼやきながら戦車は穂が実った麦畑に砲弾を今にも発射しようとしている。大佐は自分の権限で司令部に電話して中止させる。
▼戦車を帰らせて別荘に戻ると奇妙なサングラスの髭面の老人が彼らの家を訪問してくる。何とそれはかつて家族同然のつき合いがあったディミトリが変装して姿だった。みんな彼との再会を喜び、娘のナージャもすぐになつく。しかし大佐は彼が妻の昔の恋人の間柄にあることを知っていた。大佐はマルーシャ今の妻にすべく計略を図り、ディミトリを海外に赴任させ、その間に妻と結婚してしまう。ディミトリはそのことを恨んでおり、妻はそのことを初めて知り大きなショックを受ける。一家は川遊びにいき、大佐は娘と二人で筏に乗って遊んでいる。木陰で二人きりになったマルーシャとディミトリのあいだには、急激に昔の想いがよみがえる。
▼民警による抜き打ちの毒ガス避難訓練が行われ、川遊びどころではなくなってしまう。午睡のあと、ディミトリは別荘の裏の森でボール遊びをする。大佐はそこでディミトリを呼び、彼が別荘を訪ねて来た本当の目的を問う。ディミトリは大佐に「ドイツのスパイ、日本のスパイ、スターリン暗殺のメンバー」だと罵倒しまもなく逮捕すべく、部下が車でやってくるから準備をせよと命じる。大佐も彼が秘密警察のメンバーである事はすでに感づいていた。ディミトリは大佐を連行する黒い車の二人の男たちを連れて戻ってくる。大佐は家族や娘が心配しないように「仕事でモスクワに行く」と一同に告げ、軍服姿正装しで車に乗る。しかし車に乗ると「武器は持っているか?」と聞かれ常に携帯しているリボルバーを取り上げ、大佐に暴行を加える。映画を見たときは長い話だと思っていた。しかし実際には1日か2日の話だった。そして何度か「海に沈む、偽りの大陽」という詩が出てくる。つまり偽りの大陽とはスターリンの事ではなかったか。そして大佐を逮捕してモスクワに戻ったディミトリにも未来は何もなかった。
▼わたしの2回目に見た感想ではこの映画は政治劇ではなく、自分の愛する女を奪った大佐への復讐劇だったという事だった。
▼本日はメルマガの締め切り日です。お忘れなく。

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