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January 18, 2011

南米世界半周の旅(5)

Canival1
(カーニバルショーの一コマ)
▼結局チュニジアのベンアリ大統領はルーマニアのチャウシェスクと同じだったわけです。リオのカーニバルショーが終わってから深夜の町をホテルに向かいます。帰国してからリオでは増水のため被害がでて心配して下さってかたいらっしゃいました。ガイドさんの話では1年前にも市内では2m以上増水して車が水没してしまうような状態だったという事でした。ガイドのFさんは現在62歳で、「自分の時代はなんとか現在の状態が保てるかも知れないが、娘の時代になったらリオは水没してしまうのではないか」と心配していました。この原因も地球温暖化が理由なのかどうか、はっきりしていません。
Tozandensha
(これがアブト式登山電車)
▼ホテルに戻り、飛行機の堅い椅子で2晩過ごした事を忘れ、久しぶりにフラットなベッドの上に横たわり、眠ってしまいました。しかしわたしの泊まった7階の部屋のエアコンらしきモノは激しい音をたてて回転していますが、送風機以上の役割は果たしませんでした。それで少々睡眠不足になります。翌朝は午前8時に迎えにくるというので、6時半に起床してレストランのある1階に降りようとしました。ちなみにフロントは0階と称しています。エレベーターに乗ると壁に水滴が付いています。M氏は「結露ではないか」と推測していました。ところがレストランの階でドアを開けると水浸しで職員の皆さんがモップを持って必死で、朝食どころではなく、「ノー」と言うだけです。わたしたちはさらに0階のフロントに降りるとこちらも水浸しで慌ただしい様子です。しかたなく部屋に戻ってガイドさんに貰った名刺で自宅に電話します。「どうしました?」という事で、わたしの言っている内容があまりにも突飛なのでそれが理解できないようでした。それで折り返すということになりました。
Madohuke
(車窓風景、大きいのは競馬場)
▼しかし朝食はしなければなりませんから、かねて持参の非常食が再び役にたつ事になります。まさに「持って来て良かった」です。ガイドさんからの電話によると4階の客が夜中に帰宅して蛇口を開けたまま眠ってしまって漏水してしまった、という事です。ちなみにこのリオのホテルはシャワーしか付いていませんでした。シャワーだけで果たしてそうなるか分かりません。「出発を1時間遅らせましょうか?」と言うのです。しかしコルコバードの登山電車に余裕を持って乗るには、一刻も早くした方が良いと判断して午前8時とわざわざガイドさんが配慮して下さったのです。わたしたちはもうすぐ食事が終わるから時間通りでお願いしますと返事して準備を完了しました。
Urazo
(後ろから見たキリスト像)
▼それでコルコバードに到着するとすぐに電車に乗ることができました。大体現地の人は時間にルーズらしいのです。しかし日本人の血を引くガイドさんは、いつも待ち合わせの時間の前に来ていました。最初に乗る電車は大昔信越線の碓井峠で使われていたのと同じはアブト式です。終点に行くと頂上までエレベーターで行く方法と、約200段歩く方法があります。M氏と筆者は共に歩いて頂上を目指しました。すると目の前にあの巨大なコルコバードのキリスト像が姿を現しました。この像は映画「黒いオルフェ」にも出ていました。この像は1931年にブラジル独立100周年を記念して建てられたもので、高さは30メートル、左右がは28メートルあります。わたしは現地の土産物店でこの像の小型で13cmほどのモノを買って来ました。しかし帰国途中頭の部分と左手が折れてしまいました。日本のようなエアパッキングがないので仕方ありません。新品の大きなカバンすら乱雑な扱いで傷だらけになっています。夕べようやく瞬間接着剤を買って来て、どうやら元通りになりました。

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