« 大震災と原発事故(3) | Main | 大震災と原発事故(5) »

March 15, 2011

大震災と原発事故(4)

▼昨日は普段ならば30分程度で行ける範囲なのだが、連絡が付かないので約束を変更できなかった。バス、地下鉄、それに徒歩と駆け足でどうやら2時間かかって待ち合わせ場所に到着できた。
▼家族が近くにある、いつものスーパーにいったら年末でもこれほどには並ばないという、長蛇の行列が出来ていたという。おそらくTVで「食料がない、水がない」と被災者が訴えているのを見て、買いために走ったのだろう。大体東京に津波が来たら10mは浸水するだろう。下町に住んでいる人たちは助からないから、生き残るよりも一気に死んでしまった方が楽の様な気もする。買い溜めなどは自分で自分の首を絞める行為だ。このブログを読んでいらっしゃるみなさんはどうかそのような行動に走らないで欲しい。むしろ汚水や川の水を浄化して飲める器具を買った方が良い。都内で買い占めをすると、必要な物資が被災地に届かなくなるので、そういう行為は絶対止めよう。
▼昨日のアクセスは一日300件を突破した。しかもその半数以上が「メトルダウン」という誤った言葉だった。一体これは何なのだろうかと思って調べて見た。するとパチンコ店やら理解不能なサイトが出てきた。友人がブログで筆者の事を「原子力に詳しい」と紹介して下さったが、専門家でもないので恥ずかしい限りだ。ただ専門家の話をネットで検索したりして原発溶融を判りやすく書いているだけだ。しかし政府発表などを見ていると激しい脱力感におそわれることは事実だ。そして1957年に出版された「渚にて」という核戦争後の人類が滅亡する小説を思い出す。

このいやはての集いの場所に
われら、ともどもに手さぐりつ
言葉もなくて
この潮満つる渚につどう
 
かくて世の終わり来たりぬ
  かくて世の終わり来たりぬ
  かくて世の終わり来たりぬ
地軸くずれるとどろきもなく ただひそやかに
T.S.エリオット
井上 勇・訳
▼さて夕べも原子力資料センターが外国人特派員協会で記者会見が約2時間ほど行った。ネットで中継されたのを時々見たが前日の補足も加えて書く事にする。主に発言していたのは後藤政志(東芝・元原子炉格納容器設計者)さんだった。まず計測器はすべて破壊されてしまい、制御をしている人たちは勘だけで操作をしている様に感じられる。それはわたしも官房長官の話を聞いていてクルクル変わるので同じ様に思う。海水を注入しても燃料棒が露出しているという事は、どこかパイプの途中に破損箇所があるからだ。4機の自家発電装置が機能しなかった事では、ただマニュアル通りに4つ並べて、水をくみ上げるディーゼル発電装置を作ったからだ。同じ場所に同じ高さで作れば津波で濡れて動かなくなるのは当たり前である。ここまでが一昨日の記者会見の話だ。
▼昨晩は午後7時半からで、外国人相手だから通訳が入っていた。まず被曝が官房長官のレントゲンと同じレベルというのはおかしい。つまりレントゲンは1年に2回ほど数秒異被曝するだけだ。例え同じレベルだとしてもそれが連続して続いている事は危険である。質疑は、もう石棺で蓋をすべきではないか等、最悪のシナリオの質問が相次いだが、それには答えられなかった。
▼朝刊の記事などを参考にしてみると、アメリカの空母ロナルド・レーガンは風下から風上に移動して作業に当たった兵士は石けんと水で身体を洗ったら被曝の数値は正常に戻った。ペンタゴンが日本福島原発の上空96kmCesium-137 とIodine-121を含むと思われる放射性物質が検出された。という記事が掲載されていた。
▼昨晩の記者会見は原子力資料情報室のHPにアーカイブ映像で載っています。
▼今までの首相官邸の動きを見ていると東電の言いなりになっているようだ。うがった見方をすれば、東電=電力労連=連合=民主党の支持基盤という図式が見え隠れする。
▼福島第1原発2号機事故後と4号機の火災がかなり危ない状況で、放射能が漏れている模様。
現在北風6m(時速21km)なので、早いと夕方には関東・東京に到着するとみられます。
☆ 地上を歩く方は、下記を参してください
1 ◎マスク(花粉症のは優秀です) なければ濡らして固く絞ったタオル
2 ほこりがつきにくく中にほこりを通さない上着(レインコートやビニール合羽が最良)
3 ビニール手袋があるとよい。
4 帽子

|

« 大震災と原発事故(3) | Main | 大震災と原発事故(5) »