« 献金疑惑も自分はOK、小沢はノー? | Main | 「旅サラダ」はアルゼンチンだった。 »

March 04, 2011

カストロの論文「冷笑主義は死の舞踏」

▼仙台の予備校生が大学受験で携帯を使って「不正」をしたとされる事件。わたしはそれほどおお騒ぎしなければならない事件なのか、不思議でならない。某読者からも夕べ深夜にメールを下さったが、韓国ではもうずっと前から起きていた事件だ。それを知っていて何も日本は手を打たなかったのだろうか。今朝の報道によると「社会的影響が多いから考慮し立件する」とある。「影響が多い」というのなら「消費税の見直し」から「大企業減税」とか「自殺の抑止」とか、菅首相がお好きな言葉「喫緊」の課題は山ほどある。
▼それらに目が行かない様に巧妙に考えられた言論操作のように思えてならない。それに受験生も携帯もPCにも全部固有の「IPアドレス」があって自分が特定されるのはすぐに分かることなの知らなかったというのも、極めて幼稚な発想である。朝刊の片隅で小さな記事があって、「京○御所、那須、皇○に火○瓶を投げ入れる」とネットの掲示板に書いた京都の男性が逮捕されている。これも「IP」ですぐに分かっている。昔であれば頭の中で考えただけで「大逆事件」になっていたが、青年は逮捕されただけだった。
▼もう一つリビアのカダフィ大佐はまだ頑張っている。それに対してマスメディアは「反政府勢力を傭兵を使って弾圧している」とか「反政府勢力に空爆をしている」からアメリカや国連が介入すべきだとしている。しかしこれはあくまでもリビアの国内問題である。カダフィは一時期アメリカから目の仇にされていた。カダフィの顔が銃の標的になったものさえ販売されていた。しかしその後彼はアメリカと手打ちをしている。だから資産もアメリカに蓄えて置く事ができた。アメリカはカダフィを「使える」と判断したのだ。それは何と言ってもリビアの石油である。今朝の報道によればリビアの石油は航空燃料になるようなものではないが、工業用としては問題ないと言っている。だからカダフィのアメリカに於ける蓄財はその石油を買って貰ったバックマージンかなにかだろう。それでなければあれほどの巨額にはならない。
▼それに関連してカダフィが「自分にもしもの事があれば石油施設を爆破する」と言っていると報道されている。マスメディアは中東各地で「民主化」が進んで、とくにリビア以降は石油が高騰する原因となっている。だから「リビアに武力介入すべきだ」という論調が日増しに増えてきている。しかしこれらの意見に南アメリカ、とくにキューバなどは危機感を募らせている。キューバ共産党の機関紙「グランマ」に掲載されたフィデル・カストロの「冷笑主義の死の舞踏」を参考にして欲しい。

|

« 献金疑惑も自分はOK、小沢はノー? | Main | 「旅サラダ」はアルゼンチンだった。 »