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March 23, 2011

原発を推進してきた読売正力の狙いは…。

▼2日ほど前に最初に茨城のほうれん草に放射能汚染があると報道された。そのときNHKでは学習院大学の野菜の放射能汚染に詳しいという学者を登場させた。そして「汚染されていても茹でるなどしておひたしにして食べれば大丈夫」と2日間にわたって同じような発言を繰り返していた。こいつは一体何者だ。農業だったらもっと他の農業専門大学があるのに、得体の知れない学者を引っ張り出すNHKの良識を疑いたくなる。
▼わたしはこのブログでいたずらに、根拠のない不安や危機感を煽ったりしないようにしている。昨日見たブログの中で、「そうだな」と思ったのは、事故が起きたときの東電の対応を批判していたものだ。つまり一部の外国では最悪の場合を想定して、住民にどうすれば良いか訓練をしているのだという。福島原発の場合、ニュースを見ていると、近くの農民は原発の方から「バン」と音がしたので「まさかと思っていたが来たな」と思って逃げたと証言していた。緊急避難命令を聞いても動物を飼育している酪農家などは、それらの動物をどすべきか苦悩したと思う。
▼一昨日ご紹介した原発と芸能人を詳しく追及しているブログも見つかった。つまりタレントや俳優さんたちは「既得権益」の上に乗って、楽な生活をしてしまっているので反対できないのだ。
▼小学生5年生の頃学校の図書館にあった「ついに大陽をとらえた/原子力は人を幸福にするか」という本を読んだ事を思い出した。これは読売新聞社から1954年に発行された本だ。読売新聞の発行という事もあるが原子力開発を肯定的にとらえている内容であった。なぜこの本を思いだしたかというと今朝法政大学の「五十嵐仁の転成仁語」というブログを読んだからだ。五十嵐氏はブログの中で有馬哲夫『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 』(メルマガで過去にご紹介した。現在は新潮新書にある)
▼その本の中で「正力にとっては、「アメリカ側の強力な支援が得られ」ることが何よりも重要であり、本書第2章が「政治カードとしての原子力」となっているように、原子力はそのための格好の「政治カード」でした。」という記述である。という事は読売の「ついに…」もその路線の延長上にあった訳だ。さらに読売巨人軍は海江田の反対を押し切って東京ドームでナイターをあくまでも強行しようとした姿勢にも反映されている。他球団が今回の大地震で被災者を応援しようと、街頭募金の先頭に立っている。しかし巨人軍の選手たちはオーナーの意向か、それとも許可がでないのか、一人も街頭募金に立っている様子は見られない。あの巨大な東京ドームだって水道橋駅に近く被災者を一時的に収容するには絶好な施設だと思うのだが…。

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