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March 26, 2011

原発の被曝はまたしても下請け業者

▼休日は更新が遅れる。旅サラダを見ていたら、例の石川梨華によるアルゼンチンの旅は大震災によって大幅にカットされた。結局ブエノスアイレスの初回と本日の「エル・カラファテの氷河で終わってしまった。
▼スカイツリーもバブルみたいな話である。つまり家電メーカーが不況なので国策によって無理矢理テレビを「地デジ」に移行させ買い替え需要を狙ったものだ。しかし311で国民の消費生活にまで大きな緊縮を強いられようとしているとき、はっきり言ってTVなんぞなくても構わない存在になった。311がもしなければツリーが634メートルになった瞬間日本中は大騒ぎしていたに違いない。わたしの家の近くの遊歩道も30日には完成予定だったが、資材がないのかとうていあと5日で完成するとは思えない。
▼そのTVのCMで意味不明の「頑張れニッポン」というタレントやスポーツ選手の出ているものがある。話はちょっと飛ぶが映画館の閉鎖が地震によって相次いでいる。上映も夜の回はなくなってしまった。つまりヒマな人しか映画館に行く事ができない。わたしが思うに、この状態でもパチンコ店の営業はそれほど短縮されていないように見える。ああいうヒマをもてあましている人たちをトラックに乗せて被災地に派遣させ、救援をさせた方が、もっと役に立つと思う。
▼CMが今もきこえて来た。「ニッポン、ニッポン」と。東電のCM等を見ていると開き直っているとしか思えない。「原発破損」が被害を大きくしているのに、それを一言も謝っていない。それどころか「節電で」と利用者を恫喝する。夕べ偶然旧友をあるサイトで見つけて、連絡をしたらやはりご本人で南相馬市に住んでいらして、「原発の事故では参っている」とメールを下さった。
▼朝刊によれば原発事故は配管が破損している可能性が高いと書いている。そんな事は素人でも分かる。水を放水しても水が溜まらないで冷却しないのであれば、配管の破損以外ないことは最初から分かる筈だ。それを隠蔽して小出しにして発表する東電の姑息な考え。福島の格納容器を設計した元東芝の技術者である後藤さんは自分の設計した容器が破損した可能性は低いと思う。しかし原発の設計はシステムとして多くの業者が関わっており、配管は別の業者だから、大丈夫かどうかは分からないと話していた。
▼それにしても被曝した3人の従業員がまたJCOと同じく下請け業者だった事実。結局東電はアラームを切って、被曝の危険性があるところはすべて下請け業者に押しつける。これはCMを見ただけでも「原発破損事故」を自分の責任とは考えていない姿勢が一貫していることでも明確である。さらにマスメディアは一様に「福島原発で被曝した作業員を《搬送》した、」と伝える。「搬送」とは人間ではなく「物扱い」をしている。東電社員は原発復旧作業の先頭に立たなくて良いのか?この数日検索用語では「読売と原発」というキーワードが集中しています。

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