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May 03, 2011

◇「生き残るための3つの取引」を見る(1)

▼なんともオバマに都合の良い事件がおきたではないか?人気が急下降している最中オサマ・ビンラディンが殺害されたなどという。911事件が起きたとき街の人々の様子が映し出されたシーンを思い出す。「右派」と思われる人々が「イスラム過激派をやっつけろ」と気勢を上げていた。しかし911が論理的に不思議だという意見はケネディ暗殺以上に沢山ある。日本でそれをかなり専門的に取り組んでいる方は「きくちゆみ」さんなのでそのサイトをご覧頂きたい。はっきりしているのは事件の直後アルカイダとされる人達が、パイロットの養成学校に通っていて、その後逮捕された。しかしセスナ機に毛の生えた飛行機の訓練をしたからと言って、大型旅客機の操縦などできはしない。大体貿易センターに旅客機が衝突したという証拠すらない。だからが容疑者たちはFBIに一度捕まったが起訴できずに釈放されている。
▼これも書くとキリがないのでやめる。お笑いなのは「米報復を警戒」という新聞の見出しだ。だったら殺害せずに逮捕して裁判にすればよいのだ。ビンラディンとブッシュ一家のコネクションなども、白日の下に引き出されるであろう。わたしは1月にヒューストン空港で全身スキャンにかけられた。スキャンで分かるのは骨格と肉体だけで、脳内まではスキャンできないから、「報復テロ」を防ぐことは無理だろうな。
▼フィデル・カストロの「リビアのカダフィ」について書かれたエッセイは昨日のブログにリンクを作ったのでご覧いただきたい。ただしスペイン語である。
▼◇「生き残るための3つの取引」このタイトルの3つという意味は。被疑者のねつ造、証拠隠滅。検事買収だ。それに手を染めるのは主人公のチェ・チョルギ刑事。チェ刑事はソウル地検地方警察庁)(通称韓国のFBIと言われている)広域捜査隊の班長である。彼は出世することだけが生きがいである。ところが出世するのは常に警察大学を出たエリートだけだ。今回も能力のない突如そのエリートに抜かれてしまった。
▼チェ刑事は政治家とのコネもツテもなく今まで昇進の機会を失っていた。しかも妹は美容院を経営していて、しかもその夫は闇社会に通じていた。義弟を通じてヤクザの経営する不動産建設会社の社長は、建築基準検査に手心を加えてくれとチェ刑事に取引を持ちかける。大統領も先の有力容疑者を射殺してしまったので、何とか人気の挽回を図りたいところだ。警察庁上層部は、チェ刑事の誤射殺事件には目をつむるからと「昇進」をちらつかせて「犯人」を逮捕させる。
▼こそ泥のような人物に因果を含めて逮捕する。チェ刑事は「お前の罪は決して軽くないが、精神異常だ、という事にして罪を軽くしてやるから」と起訴して裁判にする。しかし一度裁判になってしまうと、検察も一切その取引には応じなかった。(続く)銀座シネパトスにて上映中。

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