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May 27, 2011

◇「100,000年後の安全」を見る。

▼読者の皆様はお元気でありましょうか?毎日気温の上下が激しくて身体が付いていきません。先週の土日は短パン半袖でしたが、翌日は寒くてタイツを着用していました。このブログも様々なひとたちに支えられています。先日このブログでご紹介した「四月の涙」を遠くからわざわざ鑑賞にいらっしゃるという方からメールをいただき、恐縮しています。またあるポータルサイトに、このブログを貼って下さっている方もいらっしゃいます。何もおっしゃらないでして下さっています。ほんとうにありがとうございます。きょうもまた張り切って書かねばという気持ちになります。今朝のツイッターで見つけた東京都内各地の放射線測定結果。これで見ると茨城、千葉県境の数値が高い事が分かる。
▼昨日の山○太○氏のことはあちこちで話題になりつつあります。はっきり言えばこういう兵糧攻めは昔から現在にいたるまで沢山ありました。わたしの人生のかなりの部分もまた同じような事の連続でした。歌舞伎に籠釣瓶花街酔醒という演目があります。江戸の新吉原にやってきた佐野の絹商人次郎左右衛門。吉原で一番人気の花魁兵庫屋八つ橋の行列に出会い呆気にとられます。次郎左右衛門はカネさえ払えば八つ橋は自分の言う事を聞いてくれると勘違いして、廓に通い詰めます。歌舞伎では八つ橋の取り巻きがそのように仕向けるすじになっています。これとはちょっと違いますが、電力会社と広告代理店の山○太○に対する圧力は、「カネさえ出せば花魁が自分の思い通りになる」という発想は、この時代と何も変わっていないようです。
◇「100,000年後の安全」フィンランドは先日ご紹介した「4月の涙」のように歴史的にずっとロシアやソ連の侵略を受けていた。それは真冬でも港が凍らない魅力があったのではないかと思われる。いやきょうのテーマはそれではない。フィンランドは燃料をいまソ連に全面的に依存している。もしもソ連が原油を止めたらフィンランドの人たちは凍死してしまうのだ。それで目をつけたのが原子力発電であった。使い終わった原子力燃料は日本のようにフランスで再処理して、取り出したプルトニウムを高速増殖炉で燃料として使う方式があります。しかしこの方式は世界でどこも成功していませし、そのメドもたっていません。それにしても使い終わった燃料棒はガラスと混ぜてステンレス容器に入れて「ガラス固化体」に加工し、30年から50年間専用の施設で冷却して、地下の深いところに埋める「地層処分」方式があります。
▼フィンランドが取ったのは後者の方です。ヘルシンキから250kmほど離れた山奥の地下500mの岩盤の固いところにその施設は建設中です。建設が終わるのはあと50年後です。フィンランドの人たちはプルトニウムが無害になる10万年後を考えてこの地下施設を建設しています。果たして10万年後までこの施設があるのか?あること、危険であることをどうやって後世の人に伝えていったらいいのか誰にも分かりません。(明日に続く予定)渋谷アップリンクシアターで上映中、

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