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May 13, 2011

福島第一原発ではやはり炉心溶解が起きていた。

▼このブログでは3月13日から福島第一原発はメルトダウンしている可能性があると指摘してきた。わたしは別に原子炉の研究家でも何でもない。しかし当時発表されていたデータを検討しただけで「炉心溶解」は確実だった。1)水を入れても水位が上がらない。2)異常に高い放射能数値。3)最初のドカンという爆発音。4)放射能汚染水を深夜枝野官房長官の一言で海に放出させたことだ。福島第一原発の炉心溶解に関する京都大学の小出裕章氏の意見はこちら。
▼要請で出動した東京のハイパーレスキュー隊は、原子炉なので注水を躊躇していた。すると海江田経産大臣が「すぐ注水しないと処分する」と現場に圧力をかけた経緯がある。東京のハイパーレスキュー隊に命令できるのは東京都知事だけで、「拒否」したのは正しい。そのご海江田は謝罪しているが、政府も東電も事態をかなり深刻なものだと把握していた事は間違いない。
▼今朝NHKラジオの「ビジネス展望」で日本財団の寺島実郎は「原発を廃止すると言うのはたやすい。しかし中国始めアジア各国では原子力発電にシフトしようとしている。そのとき原子炉の技術をどう継承するかが、日本にとっては大事だ。アメリカでは原子炉を原子力航空母艦や原子力潜水艦につかって技術を継承している。」と原発を肯定する発言をしていた。寺島は「週刊金曜日」の特集号で「東電からカネを貰っていた人物」に追加されている。
▼わたしはこのブログで読者のみなさんが不安になるような事を知っていても、なるべく書かないようにしている。しかし福島原発が沈静化するまでには、うまく行っても数年の時間がかかるだろう。それに福島第一原発から約300キロも離れた神奈川県南足柄市で9日に採取した「足柄茶」の生葉から、1キログラム当たり500ベクレルの暫定基準値を超える550~570ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表された。という事は放射能汚染は、毎日NHKの夕方6時50分頃に発表される、インチキな関東地方の放射能濃度数値とは異なり、実際にはかなり高いのだろう。しかもあのデータは地上18mくらいで計測している。人間にとって必要なのは地上1mくらいの濃度である。放射能は次第に高い位置から沈んでくるので、そこで計らなければならない。今の日本の汚染はチェルノブイリを超えていると噂されている。チェルノブイリでも子どもたちに影響が出て来たのは4年たってからだ。放射能の影響を受けやすい、乳幼児やこれから生まれる新生児に影響が出てくるのは4年後くらいであろう。
▼昨日の朝日夕刊を見ていたら、最終面にHISのブラジル・アルゼンチンパックツアーの案内が出ていた。10日間で添乗員付き、行った場所はわたしたちとほぼ同じで基本料金が何と67万円だった。高っけェー。

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