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May 28, 2011

◇「100,000年後の安全」(2)です。

▼昨日夕方から某所で会議があった。部屋に入ったのは午後4時半でまだ室内灯は点灯していなかった。一番高齢の方が「電気がついていない」とおっしゃって腰を上げたので、わたしは「おそらく節電でしょう」と答えると「そうですか?」と、彼は腰を下ろした。30分ほど会議を続行していると、さすがに書類の文字が見えなくなってきた。わたしは「次回から各自ロウソクを持参しましょう」という。会議の責任者は、「ああ」と立ち上がってスイッチを入れてくれた。単にスイッチを入れ忘れただけだったのだ。1週間前の金曜日の夜、男3人で飲み過ぎてその後3日ほど具合が悪かった。昨晩はみなさん飲まずに解散した。
▼最近の我が家にかかってきた売り込み電話。1)ソフトバンクの会社から「携帯」の売り込みがあった。わたしは全国を移動するから繋がらない会社は使えない、と断る。2)鹿児島の温泉という会社から、「健康に良い水を年間契約するとお安くお届けする」と電話があった。わたしは水道水で充分間に合っていますと答えた。3)ケーブルTV会社からネットや電話も当社に切り替えてくれ、さらに有料チャンネルの契約を増やしてくれと言う。わたしは光ファイバーの単独回線を引いて1k以上出ているので、必要ない。映画は映画館でしか見ないので有料チャンネルはこれ以上いらない、と答えた。
▼山○太○の話。その後ネットで分かった事は、○本が出演を予定していた番組とは「東○日○劇場」だという事がわかった。山○は「関係者に迷惑がかかるといけない」と、発表をしなかったが、分かったことだ。しかし、よりによって「東芝」が絡んでいたとは宜なるかなである。
▼本日のアクセスは検索用語で「山○太○」が急増しています。わたしは、このブログで芸能ネタを書いているのではありません。「原発即時廃炉」を訴えているのです。興味本位の検索しにくくするため、名前は○にしました。せっかくこのページにアクセスして下さるのでしたら、原発容認CMに出た俳優に抗議メールでも送って下さい。
▼◇「100,000年後の安全」(2)この映画を作ったのはマイケル・マドセン監督だ。アメリカの俳優で「レザボア・ドッグス」で出てきたギャング役が似合う俳優がいるが、彼とは別人である。監督は一章ごとにマッチを擦ってその炎が消えるまでの1分ほどの間に、テーマを喋って「どうするか?」と観客に突きつける。ここには地底500mに世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設がある。これはフィンランド政府が決定したことだ。固い岩盤を削って作られた地下都市のようなところにカメラは入る。この巨大な保管システムはあと50年後に完成し、放射能が無害になる10万年間保持されるように設計されている。
▼そして廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられるない。しかし、現在の人間は1万年前の石で出来た矢じりを持った原始人とさえ、言語が異なるからコミュニケーションはできない。それに戦争が起きたら、その施設はまっさきに攻撃されるだろう。10万年後どころか、100年もたったらフィンランドに生まれて来た人々に、この「核廃棄物」が危険であると警告できる方法はあるだろうか。そのマニュアルは国立文書館のようなところに保存されると言う。しかし紙媒体はそれほど長持ちするのだろうか?もしかしたら100年後に生まれて来た人たちはそれを「自分たちに残してくれた遺跡や墓、あるいは宝物」として残してくれたものではないか、と思うかもしれない。
▼それに今のフィンランド語が10万年後に通用するのか?頑強な施設を作ったがそれが「危険物」だと認識してくれるのだろうか。疑問を出したら延々と限りなく続いて行く。地下都市にはまるでフリッツ・ラング「メトロポリタン」を思わせるような神秘的な映像美の世界が広がる。

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