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May 15, 2011

「日本はどこへ行く」石弘之氏の講演など。

▼昨日のブログを書いた時点では西山と石破の「子弟」の部分が不明だった。実は昨日午後カタログハウス主催の有料講演会があって、家族が出かけた。「日本はどこへ行く/震災、津波・原発事故以後の私たちの生活」というテーマで元東大大学院教授で、元駐ザンビア大使の石弘之さんが話をした。その中で「娘」とはっきり喋っていたので、その部分は訂正した。
▼昨日の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」はゲストに元福島県知事の佐藤栄佐久氏が登場した。佐藤氏は福島原発を作る計画、とくに東電の3号機プルサーマル計画にはかなり疑問を投げかけきた。そのため弟さんが「収賄疑惑」をかけられて知事を辞職せざるをえなくなり、今最高裁で裁判をしている最中である。その起訴を担当したのが今逮捕されている「作文」元検事であった。
▼佐藤氏は当時東電が全戸配布したという「原発は絶対安全だ」というカラー刷りのリーフレットを持参して、「万が一にも大丈夫」と東電は言っていたとその欺瞞性を明らかにしていた。そしてよく知られているようにGEは配管について、現在の接続方法はダメだとしていた。しかし東電はそれを無視した。さらにそれを原子力保安院に通報した内部告発を東電にリークするという、やってはならない事をしていた。
▼佐藤氏が知事の時も原発に関する内部告発は21件寄せられた。佐藤知事は告発者を守るために、会う場所も喫茶店にするなど細心の注意を払ってきた。佐藤栄左久氏も元外務省の職員佐藤優氏も、鈴木宗男氏も「国策捜査」といっている。では「国策」は誰が決めるのか?その質問に学校でも優秀な生徒は先生の覚えが良いようにするには、「先生の求めている答はこうだろう」と推測して模範的な回答を出す。国家にあっても特別の「人物」がいる訳ではなく、官僚は「こうすれば出世できる」という思考回路で動く、その結果このような「国策捜査」になっていく。
▼さて石氏の話だが、アメリカは無人偵察機で東電福島原子力発電所が壊滅的状態になっているのを把握していたから130人余の核爆発対応チームを派遣してきた。ところ東電は一日1億円の借金が返せなくなるのが怖く、実質的に米チームを追い返した。しかもNHKは30km離れた平面的な画像しか国民には見せなかった。だが東芝の技術者が福島原発事故直後に現地に派遣されたとき、(昨日のリンク画像参照)思わず「最悪の事態だ」と息を飲み込んだ。「終息計画」なるものを作って「やっている様子」を見せている東電だが、放射能汚染は爆発当時とまったく変わらず、むしろ拡大しているのが現状だ。(明日に続く)

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