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May 02, 2011

精密爆撃なら戦争は許されるのか?

▼昨日の検索用語のトップは「辺見庸」だった。ちょうど1週間前にNHKETVで放送されて、急に話題になったので皆さんご覧になっているようだ。しかしその用語も辺見さんの名前にYouTubeなどたとくっつけてあるのはお笑いだ。放送されることは1週間以上前から予告されていたのでそれをチェックしていれば見逃す筈はない。ところが心がけの悪い方が、見損なってYouTubeで見ようとしているのだろう。それは著作権法違反であるし、NHKからの申し立てですぐ削除されてしまう。見たければNHKオンデマンドでご覧になることが最も良い。無料で見られるモノには、見る本人にはそれだけの価値しかない。費用を払って懐が痛むから真剣に学習しようと思ったり、見たりするのだ。
▼先日パソコンのシステムの変更をしたと書いたのは、外付けのHDDを1テラバイト(TB)に変更した。今は内蔵が250gバイトのHDD、外付けも同じ容量だった。ひと月ほど前に書いたがHDDレコーダーを取り替えて、外付けに1TBのHDDをつけた。しかし考えて見れば1日に3時間以上録画したらもう見る時間がない。どこかのメーカーで5番組を同時録画できるというHDDレコーダーを売り出している。量販店で「ホントにそんな事できるの?」と聞いたら、理論上はアンテナを独自に付けた地デジ2ch、BS、CS各1、CATV1ch、地上波1chという事だ。しかしそんな事をしても、絶対見ることはできない。まさか寝ないで見る訳にもいかない。そして結局は死蔵することになる。わたしにとって一番大事なのはデジカメで撮った画像データである。それも現在30G程度なのだ。あと15年撮ったとしても合計100G程度あれば充分間に合う計算だ。1TBとは100Gの10倍になる。
▼わたしの出した結論とは、録画して1週間見なかったらもう永遠に見る機会はないから思い切って削除するというものだ。モノを沢山持って安心するというのは人間の悪いクセだ。具体的に書くとまずいが、家中図書館のように沢山のコレクションを持っている人。本棚に並べて悦に入っている人。それにコレクションのDVDを沢山集めて喜んでいるわたし。自分は専門家だからこれが必要だと考えてあれもこれもと買い集める。わたしのDVDにしてもコレクションは1000枚近くあるが、いつか見ると思っているが結局は殆ど手つかず。本も500冊まで減らした。しかし本当に月に一回でも手に取る本は10冊くらいだろう。よく本棚を背中にして自分の写真を撮る学者がいるが、これぞバ○の見本みたいな話だ。
▼必要な能力は何に関してどこのどの本に書かれているかという、瞬間的に引っ張り出す能力なのだ。本を沢山もっていてもそれを検索する能力が一番問題になる。人間で一番無駄な時間というのは、モノを探す時間だと言われているではないか。
▼おっと話が朝一番で考えていたのとはまったく別の方向にずれてしまった。昨日リビアでカダフィの息子が爆撃で死亡したと報道された。キューバ共産党の機関紙「グランマ」でフィデル・カストロは一貫して欧米の介入反対とカダフィを支持を表明していた。グランマはスペイン語と英語版あるが、翻訳ソフトを使えばある程度内容は分かる。フィデルは週に一回程度コラムを書いている。
▼昨日検索していたらリビアで破壊された戦車の写真と、外電が伝えるキャプションが付けられていた。それによると「破壊されたリビア政府軍の戦車、欧米軍の精密爆撃のためか道路は破壊されておらず、戦車だけ破壊されている」と。おっと待った。フランス・イタリア軍が「国連決議」なる物を作って勝手にリビアに戦争を仕掛けているだけだ。それをなぜ正当化するのだ。精密射撃ならば許されるのか?わたしがその戦車の破壊状況を仔細に検討すると、これは戦闘機による爆撃ではなく、ローテクのRPG(人間が背負って発射する対戦車ロケット)による破壊である。おりしも今朝のNHKラジオではフランスの航空母艦シャルル・ドゴールに記者として初めて乗せて貰った記者が語っていた。戦闘機のパイロットは「政府軍か反政府軍かはまったく識別できないのです」と。精密射撃でも絨毯爆撃でも殺人は殺人なのだ。

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