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June 30, 2011

NHK「アサイチ」の情報は正確か?

Jam
(完成した手作り杏ジャム)
▼月末なので銀行の帰り道に40年余通っている眼鏡屋さんに立ち寄る。先日机の上にメガネを出しっぱなしにして眠ってしまった。わたしは土、日は猫にエサを与えてから再び眠ってしまう。余りにも目覚めは悪いので、猫がそれに腹を立ててデスクの上のメガネを床に蹴落としてしまったのだ。わたしはそれに気づかず踏んづけてフレームが少々歪んでしまった。そのゆがみ微調整してもらった。
▼眼鏡店の社長は健康マニアで毎朝ジョギングをしていたが、温泉に行ったとき飲みすぎたか何かで風呂で死亡してしまった。次男はわたしより10歳くらい年上だが、一番気がある。彼も社長業は卒業して悠々自適な生活をしている。趣味はウォーキングでK駅から浜町公園は毎日往復しているという。これは往復7kmだから2時間くらいだろうか?もっと距離を伸ばそうとするときは銀座・新橋まで往復するという。小柄だが足には見事な筋肉がついていた。
▼1週間前にある会合が終わった後に少々飲んだ。そのときある人が「わたしだって近くにジムがあれば、健康作りができる」と宣った。大人は自分ができない理由をあれこれ良いわけするから嫌いだ。わたしが通っている学校の成人の生徒も、物を忘れた時に同じ言い訳をする。健康でいえばマシンなどなくても1日5分でスクワットやダンベルは200回できる。やらないのは出来ないのではなく、あなたがやらないだけのことだ。そういう人に限ってこのブログも3、4日溜めてご覧になっている。歩数計を付けている方は夕方には総歩数が分かるのでもし1万歩と自分が設定したら不足分は夕食後に歩けばいいだけの事だ。要するに自分のやる気の問題なのだ。身体が痛みを感じて医者にかかって治療費を払うよりも、歯を食いしばって毎日1万歩も歩けば節約できて健康にも恵まれる。ああ、ちなみにわたしは昨日は1万2千歩余でした。
▼1、2ヶ月に一度、近況を報告し合う同年配の友人がいる。昨日のメールの最後には「原発に負けないように頑張りましょう」という主旨の事が書いてあった。それにつけ昨日のNHK「アサイチ」では「放射能に汚染した野菜の食べ方」、「自分で測定するには」、「放射能から身を守る食べもの」まで、科学者が聞いたら恥ずかしくなるような特集を次々放送しているのには呆れてしまった。NHKは全力をあげて、正しい福島原発情報を流す事。それに汚染の垂れ流しを止めさせる手段を全国民に問い、警告することだ。汚染の元をストップせずに、いくら下流で対策をしても始まらない。とは言っても体重をコントロールし、運動量を増やして免疫力を高めておけば多少は放射能に負けない身体はできると思う。
▼同様な事は今朝の朝日で稲毛にある放医研に寄せられた質問からも、「こんないい加減は事を言っていていいのか?」と感じた。それは放医研の元研究者だった崎山比早子さんが各地で講演している内容とものとかなり乖離しているのだ。放医研のHPにでている情報は非科学的で単なる気安めでしかない。(朝日30日朝刊の記事はこの部分の要約である)
▼夕方の散歩をしていると道路の植木から何やら木の実が落ちていた。梅かなと思って口に入れると杏の味がした。しめしめと思って道路に散らばっている20個ほどの杏を拾って洗浄し、種を取り除いた。ここまではわたしの作業で、ご覧の様な杏ジャムに変身して朝食でいただく事ができた。
▼今朝の朝日15面「論壇時評」で高橋源一郎が「真実見つめ上を向こう」という論文を書いている。内容は「原発と社会構造」というテーマで労働組合がやらなかった事を事実で批判している。朝日を読んでいない方は駅売りでもコンビニでもいいから手に入れて読んでいただきたい。手に入らないほど遠方にお住まいの方はご相談下さい。

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June 29, 2011

◇「テンペスト」を見る。

▼昨日の東電の株主総会を開くにあたって都庁に電話して「脱原発発言をしていただきましょう」と呼びかけました。朝日夕刊によれば電話が200本でその他100件とありました。おそらく後者はメールによるお願いなのでしょう。しかも驚いた事に東電の配当金が注ぎ込まれている東京都交通局にも100件の電話があったということです。おそらく有価証券報告書などを仔細に分析している人がいるのでしょう。
▼夕方の段階でGoogleで「都庁/東電株主総会/電話」で検索すると、検索用語のトップにこのブログが来ていました。一定の役割は果たせたかなと思います。それにしても都知事は委任状を出して欠席したようです。意外と肝っ玉が小さい人なのです。そのかわり次期オリンピック開催地に立候補するなどと戯言を言っています。それが実現する可能性はまったくありませんが、自分の選挙でお世話になった広告代理店に大判ぶるまい(前回の召致宣伝費は50億円電通に払った)して恩返し」でもするつもりなのでしょうか?
▼原発問題は某SNSでも発信していますが、こちらは殆ど反応ゼロで「応援」のクリックすら付きません。ほおっておけば何とか解決してくれると思っていらっしゃるのか?発言したら就職で差別されるから「怖い」と思っているか?良く分かりません。しかし知識を吸収することだけには積極的です。学んだ事はSNSで呟くだけでなく実践しないと、社会を動かす力にはなりえません。同様に「都庁に電話しよう」と書いたのは応用問題です。首都圏から東北にかけての自治体は少なからず東電の株を保有しているはずです。皆さんがお住まいの自治体に電話していただきたいのです。「自分は東京でないからいいや」などと思わないでください。きょうは関西、九州電力の株主総会です。その辺はどうしたらいいか、ご自分の頭で考えていただきたい。とにかく人間が動いて圧力をかけない限り原発事故は収束しません。
▼朝横浜に住む友人から、NHKの「ラジオ深夜便」(を聞いてらしい)で千葉県立大網高校の校歌の事を放送していた。詳しい事を知っていたら教えて欲しいという電話がありました。大網の知人に電話したら不在だったので、早速ネットで調べてファクスを送りました。
◇「テンペスト」主演でプロスペラ(ヘレン・ミレン)は昨年アメリカのスパイ映画「RED」で元ロシアスパイを愛してしまう女スパイを演じていたがとても存在感があった。彼女はわたしよりも1歳年下であり、カメラをアップにしてもまったく老いを感じさせない。「テンペスト」はNHKBSプレミアムで時代劇「テンペスト」として、仲間由紀恵主演で7月から放送される。テンペストとは「嵐」だ。映画はアランゾーが娘の結婚式の帰り道、突然の暴風雨に苦しむ帆船の上のやり取りと、それを陸で見守るプロスペラの一人娘ミランダがいる。
▼実は嵐はプロスペラの魔術を使って引き起こされたものだ。彼女はミラノ大公の妃だった人物だ。夫なきあとは女大公として人民に愛されていた。しかし12年前にプロスペラの実弟アントニーオら一味の謀略によって島に追放されていた。難破した船にはアントニーオら4人が乗っていてプロスペラの住む島に這々の体で孤島に上陸する。孤島で魔術の腕を磨いたプロスペラは空気の妖精をつかって上陸した4人に復讐を誓うのだった。孤島はどこを使って撮影したのかと、トイレに行きたいのを我慢してエンディングロールをずっと見ていたら、ハワイだという事がわかった。なるほど。

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June 28, 2011

久米宏の番組で紹介された中村安希さんのこと。

Zenshuu
(小田島雄志訳「シェイクスピア全集」白水社)
▼昨日のお願いで慎太郎知事にどなたかお電話をしてくださっただろうか?ブログの他にツイッターやミクシーでもお願いしたが、「電話した」という勇気ある報告はまだ入っていない。
▼土曜日は「愛川欣也パックイン・ジャーナル」はHDD録画して見る。さらにTBSラジオの午後1時からの「久米宏ラジオなんですけど」もICレコーダーで録音して聞く。前者は1・5倍速くらいで見る。ラジオはCMだけ飛ばして聞く。久米はわたしと同年であるが、若々しい。同じ年齢のアナウンサーはみのもんた、草野仁がいるが後者の二人はまるでオヤジである。歌舞伎役者では中村吉右衛門と片岡仁左衛門がわたしと同年であるが、まあこちらの二人はそれほど老けてはいない。
▼久米の番組で今週のゲストは旅行作家の中村安希さんだった。中村さんは今32歳で三重県の高校を卒業してからアメリカに留学し、その後社会人の経験をして、06年からユーラシア・アフリカ大陸を旅行して、「バックストリートの星たちーユーラシア・アフリカ大陸、そこに暮らす人々をめぐる旅」を上梓して第七回開高健ノンフィクション賞を受賞している。ラジオでは最近出版した「beフラット」という本の紹介をしてい。簡単に言えば、「大学でたら就職できなくても海外に行け」と言う人がいる。しかし海外の学校に行ってしまうと卒業する時期が日本と異なる。それが生涯ハンディとなってまともな就職はできなくなってしまう。というところから出発していた。
▼図書館で探したが中村安希さんの新刊本はなかったので、仕方なく「インパラの朝/ユーラシア・アフリカ大陸684日」(上記の本を加筆して改題したもの)を借りて来た。オートバイで世界を二周した浦野由紀子さんにもお目にかかってお話を聞いたことがある。中村さんのどこにでも行く度胸と、人を見る目は凄いと思う。いつか一度お会いしたいと思った。ブログ「安希のレポート
▼ああ今朝は◇「テンペスト」の事を書こうと思っていたのだが、前振りですっかり忘れてしまった。日比谷のシャンテシネは時間帯が悪かったので新宿武蔵野館に行った。話の内容はシェイクスピアの同名の本を読んでいただければ分かる。わたしは実家にあった数千冊の本を全部処分してしまった。あの大事だった「ゲバラ選集」全4巻も、単品でネットの中古で1冊4千円から1万円はするが、真夏の作業でそれも仕分けるのがとても面倒なのでまとめてブックオフに売却した。ただし残しておいたのは小田島雄志の白水社から出している「シェイクスピア全集」(全37巻)だけは残しておいて、現在手許にある。
▼今朝納品の仕事で昨晩遅くまで手こずってしまったので、映画「テンペスト」の話は明日の朝までお待ちいただきたい。実は青木書店の「ゲバラ選集」はスペイン語からの翻訳がかなり下手で読む気がおこらないのだ。

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June 27, 2011

28日の東電株主総会までに都庁に電話しよう。

▼わたしは200近いブログをリーダーを使ってチェックしている。今朝は1年間更新のなかったブログを削除した。継続は力なりというが、何事も続ける事は強い意思が必要だ。今朝の朝日にアメリカで日本のクールビズに批判が上がっているという記事があった。亜熱帯でエアコンを低めにして暑い思いをするのは日本なのだから、余計なお世話だと思う。ボロのGE製原子炉を押しつけて知らん顔しているのは、アメリカなのだ。この数日朝日の「声」欄にクールビスで面白い意見が出ていた。
▼土曜日の投稿は「クールビズでジーンズをと言うが、元もとジーンズは幌や帆のキャンパス布を使って作業用のズボンを作ったもので涼しくはない」という様な意見だった。わたしも同じに考える。ある年齢以上になるとジーンズは生地そのものが重くてはけなくなるし、夏は蒸れる。だからもっぱらチノパンとなる。昨日は「上着を背広でなく作務衣にしろ」という意見があった。できるものなら総理や官房長官が率先してやっていただきたい。日本の場合。官庁や銀行が率先してやっていただかないと、民間が先行できないと思う。
▼土曜日の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で面白い意見が出た。それは東電の株主総会が28日にある。東京都は大口出資者だから都知事が出席するに違いない。みんなで都庁に電話したらどうか、という意見だ。TVでは都民に限るが次の様な手順で電話をしたらどうかと言っていた。例えば都庁都○の○課。(03-5XX0-7XX5)に電話する。○○区に住む○○○ですが、石原さんに直接お話したいことがあります、という。本人がでればベストだが、おそらくここで「代わりにお伝えします」、となる。わたしは都民ですが福島原発の事故を非常に不安に思って生活しています。あと自分が原発を嫌いな理由を正しく伝える。このまま東電の株を持っていたとしても東京都の資産は目減りする一方でしょう。こんどの総会でぜひ都知事の立場で「都民の健康と財産を守る」立場で、原発をする止めるように発言してもらいたい。あくまでもにこやかに冷静に話をして最後に、電話に出た人のお名前をフルネームで聞いておく、という内容でした。
▼ファクスやメールでは効き目がないので、なるべく直接電話をしましょうと番組では言っていた。それがもし1万件にもなったら都知事は考えざるを得なくなる。選挙で投票することだけが直接参加ではないので、ぜひみんなで行動しようと呼び掛けていました。わたしがここで「テレビで言っていた」と微妙な書き方をしているのは、先日成立したネット規制法で「教唆・扇動の罪」にひっかけられないためです。
▼昨日は新宿に「テンペスト」を見に行った。前日の岩波ホールの「遙かなるふるさと/旅順・大連」で不足しているのは羽田自身戦前の教育を受けているから、日露戦争の認識がグローバルな立場で分析をしていない。つまり日本海海戦は旅順港にロシア艦隊を入れないための作戦であった。参謀本部は物資がないのに乃木にバルチック艦隊が入る前に旅順を抑えろと命令した。それを見下ろす位置にあった203高地はどうしても奪取しなければならなかった。しかし参謀本部は戦略物資がなくて送れなかった。乃木は能力がないように歴史的に描かれているが、参謀本部がせっついたので仕方なく白兵戦で203高地に兵士を向かわせ無駄な戦死者を増やした。
▼後になってロシアの堡塁を壊すには巨大な大砲しかないと気づく。そして日本国内の観音崎要塞などの巨大な大砲を分解して、現地に運びようやく203高地を手に入れる。映画ではこの部分が欠如しているから、日露戦争の描き方が戦前の日本政府が書いた明治天皇中心の教科書のようになってしまっている。

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June 26, 2011

◇「遙かなるふるさと/旅順・大連」を見る。

▼昨日書いた取材対象者に夜に直接連絡が取れた。最初は不在だったのでファクスを送るとしばらくして携帯に連絡があった。82歳のお年よりなのだが、逆に「現地の気球格納庫を見たい」とおっしゃる。1週間以内に下見をした上で、都内北部に住む方を現地にご案内しよう、と言うことで編集長に了解を得る。あとは戦争遺跡のHPを作っている方が見つかったので、サイトから直接お話をお聞きしたいとメールを送ったが、こちらはまだ返事がない。まぁこのように取材の準備はチャンスが大切なので、順調に進んでいる。
▼朝は「テンペスト」をシャンテシネに見に行こうと思っていた。しかし時間を確認すると朝は9時半で次は正午だった。時間のやりくりが難しいので、思い切って岩波ホールの羽田澄子監督の「遙かなるふるさと/旅順・大連」にした。ある程度予想をして行ったが、年配の方が圧倒的に多い。つまり戦前は40万人くらいの日本人が住んでいて、現在82歳の羽田もその一人だ。日・旅友好協会の4泊5日のツアーがあって、撮影の許可があって彼女も一員として同行する。羽田は足が痛くて杖をついているので、スタッフはカメラとディレクターの2人と思われる。しかしこの短い正味4泊のツアーで映画を作ってしまうのだから凄い。わたしにもし腕があれば7泊8日で、「南米縦断の旅」というような映画ができてしまう。だから画面を見て大声で懐かしがってしゃべるお年よりが多くて参ってしまう。後ろの席の年配の女性はジッパーを無神経に上映中なんどの開け閉めする。
▼◇「遙かなるふるさと/旅順・大連」旅順も大連も中国領土だったが、日本が山東出兵で租借地にする。しかし4国干渉でそれを放棄すると、ロシアが奪い取る。それを日露戦争で奪い返し、第二次大戦が終わるまで日本が占領していた歴史がある。わたしの興味は旅順の日露戦争遺跡のみであって、他はどうでも良い。映画は羽田が住む日本の家の近隣の住民の移り変わりから始まる。引き揚げて来た当時の面影はなく、まさに「行く河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず」というあれだ。だがネットで探しても現在この地にいくツアーは存在しない。羽田は旅順に降り立ち昔の面影を探そうとするが、ほんの一部しかない。旅順といえば203高地の戦いが有名であり、残っている堡塁を見ると、これは太刀打ちできないと思う。それに旅順港では「杉野はいずこ」という広瀬中佐の歌も流れてくる。乃木とステッセルの復元された会見場。「軍歌」にでてくる棗の木はか細いから、植え直されたものだ。そして昔と同じく乃木の二人の息子が戦死した跡地には記念碑が残されていた。
▼大連は1898年に帝政ロシアの租借地となり、貿易港として発展を遂げ、日露戦争後は日本の管理下に置かれた。羽田が長く住んでいたのはこちらの方で、住んでいた家を訪ねると1軒の家を3家族がシェアしていた。そして通訳を通じて頼むと、快く室内を見せてくれる。家具は違っているが部屋がとても丁寧に使われているので、羽田は感激する。そんなことを何度もくり返す。日本が日露戦争に勝ったとき作られた記念碑は少女の頃はもの凄く高く感じた。そして学校行事がある旅に徒歩で登らされた。だが今は頂上まで道路が作られており、車で簡単にいくことができる。頂上から見る風景は当時の軍港の変わり果てた姿だった。
▼8月9日ソ連の参戦によって占領される。彼女は家の前にある湖に、花柄模様のスカートの普段着に着替えて散歩する。それまでは満鉄関係の会社に勤めていたが、もんぺでしか通勤できなかった。ソ連兵は「ものを寄こせ」とやってきたが、上官が紳士的な人だったので略奪などをされることはなかった。ソ連の占領後、羽田は郵便関係の労働組合の初期としてしばらく現地に残る。それはどうやらソ連の指示のもと、労組を左翼的な組織に編成させる任務を負っていた(あくまでも私の想像)だ。最後の引き揚げ便で帰国するのだが、再び画面は、今住んでいる家の回りとオーバーラップする。

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June 25, 2011

千葉県東葛地方でも19,20日に放射能汚染調査

▼昨日の日本は猛暑だった。それでも午前中にジムに行って1時間汗を流してきた。シャワーを浴びて多少はさっぱりした。このジムは先日書いたように1時間で140円、せっけんやシャンプーは使えないが汗だけは流せる。そのことを夜の会議が終わった後で話したら、「自分だって近くにあれば行く。だがないから行けない(つまり身体を鍛える事をしないという言い訳)と言う人がいた。「アサイチ」というNHKの番組を見ていたら元少年隊の東山が映画の宣伝を兼ねてでていた。
▼なにせ体脂肪率が10%とかなり低いのだそうだ。家族の一人は14%だが、普通の人は20~30はあるから10はかなり驚異的だ。視聴者から「何をやっても長続きしませんが簡単にできる方法はありませんか?」と聞かれた東山は「知らないですね」とあっけらかんとしていた。彼は旅行バッグの中にボクサーが練習で使う縄跳び一式を入れていて、それを使うと言っていた。さらに身体を鍛えるのに楽な方法などなく、ずっと我慢して続けていけば、それがいつかは快感に変わる、とも言っていた。
▼M氏は「では自宅に道具をかっておけばやるかと言えば、それはダメで結局使わない。出かけていかなければやる気にならない」とも説明していたが、同感である。編集会議では8月の戦争体験特集の一つで、手がかりは何一つないまま風船爆弾の事を引き受けた。千葉の稲毛に風船爆弾の格納庫と呼ばれている巨大な施設が残っている。また外房一の宮からは風船爆弾を発射した場所と言われる場所があるだけ。幸い朝刊を読んでいたらヒントが見つかった。都内に住むその老人に会って話を聞けば手がかりがでてくるに違いない。
▼千葉県東葛地方で6月19日、20日に計測した放射能測定結果一覧(出典「レイバーネット」)
▼英紙ガーディアンは「情報自由法」を使い、英政府機関が「フクシマ」事故をどう評価し、どんな対策をとっていたかを示す、非公開の公文書を入手した。(英文)
▼上記記事に添付されている英国政府の内部文書。(英文)
 チェルノブイリの倍近い最悪事故だと言っている。さらにその「メカニズム」にその後(現在)も変化なし、というのだから恐ろしい。「大した事はない」枝野官房長官や、「ケーブルが燃えただけ」北澤防衛大臣は発言していたが、彼らは重大な犯罪者である。

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June 24, 2011

リンゴの乾燥粉末はセシウムの体内排出を促進するらしい。

▼午後から渋谷で打合せがあって出かける。一応仕事なので夏用のブレザーを着ていくが暑いことこの上ない。会議室に通されると、「冷房を抑えていますから」と団扇を出される。だが内輪の話をするだけならともかく、仕事の打合せをしている最中に団扇などを使うわけにはいかない。団扇はあくまでも「くつろぐ」というイメージが付きまとう。お目にかかった一人のお名前は原子力の申し子のようなお名前である。きっとご両親が手塚治虫の事を好きだったに違いない。
▼帰宅してぐったりしていると、一番年齢が若い飼い猫「Nちゃんの目が変だ」と家族が訴える。拾ってきたときからNNちゃんは片目の眼球が濁っていた。心配なので入谷にペット専門の眼科医があるので連れて行った事もある。そこのCTによる診断は「切除した方がダメージを与えるからこのままの方がいい」と言われた。昨晩も光学的な検査で異常はないといわれ、目薬をもらって帰宅する。病院には「動物の認知症の対処方法」というポスターが貼ってあって、症状の見分け方や薬の処方をするとあったが、ほ乳類だから人間と同じだと思った。一番年上の猫Pちゃんはさいきんの動作を観察していると、ついそうではないかと思える。
▼先日ご紹介した映画「ミツバチの羽音と地球の回転」で鎌仲ひとみ監督は映画が封切りしたのは昨年の10月頃だったので「もう手遅れかもしれない」と新聞で語っていた。しかし一昨日の報道によれば、周防大島町議会「上関原発凍結」を可決した。このドキュメンタリーをご覧になればお分かりになるが、お年よりが中心になっている「上関原発を建てさせない祝島島民の会」では過去27年間にわたり毎週島内をデモをしてきて、その回数は1100回を超えたという。こういう粘り強い活動が「凍結」に影響を与えたのだと思う。上関原発建設を止めた祝島の島民の考え方 小出裕章。
▼元放医研の研究者だった崎山比早子氏の解説「原発事故と放射性セシウム」これによればリンゴの乾燥粉末であるアップルペクチンはセシウムの排出を促進するらしい。生リンゴではダメかな?

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June 23, 2011

お任せ民主主義をやめ本当の民主主義を

Tvgamen
(22日夕方のNHK放射能測定結果の画面)
▼昨日はブログにNHKの原発アンケートを追加しました。まだご覧になっていない方はぜひご協力下さい。デモにも行かず、抗議活動もせずに引きこもっていても何も解決しません。昨日髪を切りにいきました。その理髪店ではYahoo!ニュースが流れています。その1つに台湾だったかで和食が風評被害で人気が落ちている。店では長さ6mほどの巨大な手巻き寿司を作ってみんな心を1つにして食べる。そして風評被害を吹き飛ばすという行事が行われたと写真入りで紹介されていた。
▼悪くはないが、これって終戦直後に戦争の責任は天皇や軍部ではなく、国民全員にあるとして一億総懺悔と発想が似ているように思えてならない。原発事故を起こしたのは東電であり、未だに「未曾有」などという言葉で逃げようとしているが、このブログで指摘している様に安全装置すら取り払われていたのだ。その責任を追及し、東電が責任をすぐにとって賠償に応じる。これがまず第一なのだ。ここを勘違いしてもらっては困る。
▼茶葉のセシウム汚染でも新聞に発表されているものと、記者発表のデータはかなり差があることが分かる。このサイトの別添2をご覧になると厚労省の1昨日の検査データが出ている。このブログの筆者が指摘するように数千ベクレルの汚染が静岡知事の言う様な言い逃れが倫理的に許されるのかという問題にもなる。
▼またトップの画面に出ている放射能汚染データは、NHK第一で22日午後6時51分に発表された数字だ。テレビでは一切無視されているが、千葉市稲毛区にある独立行政法人放射線医学総合研究所(放医研)で毎日何回も計測しているデータが公表されている。例えばモニタリングポスト1の6月の「一覧表」のデータを開いていただきたい。21日のデータだが19時で0・152である。稲毛の放医研はJR稲毛駅から30mほどの高台にあるが、NHKの千葉(市原にある千葉県公害研究所)のデータと1ケタ違う数字なのだ。これが柏市方面となるとさらに違って来る。
▼16日の朝日新聞「オピニオン」で611反原発デモの主催者の一人で、高円寺のリサイクルショップの店長である松本哉(はじめ)さんはこう言っている。「「そもそも、投票した政党や政治家に世の中を変えてもらおうという発想が間違っています。デモなど自分なりの意思表示を行い、その動きをくみ取った政治家が増える、という順番でないといけません。(中略)デモは、もっとも直接的に政治に参加できるやり方です。(中略)お任せ民主主義をやめ、本当の民主主義を取り戻す。その手段の1つにデモがあるわけです。」わたしも松本さんの意見とまったく同じだ。

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June 22, 2011

NHKが原発に関するアンケートをしています。

NHKが「”フクシマ後”の世界~私たちは原発とどう向き合うのか」という番組を企画していて、今後原発をどうすべきかのアンケートを取っています。すべての原発の廃止と答えていきましょう!!
http://www.nhk.or.jp/genpatsu/

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◇「大陽と月と/私たちの憲法の人々の情熱」(1)

▼朝5時15分、携帯に友人M氏からの着歴があった。すわ友人が危篤にでもなったかと、コールバックをすると、「操作を間違えた」という事だったので一安心。もう認知症と言い切ってもよい友人は数人いるが、幸いな事に危篤状態の人はまだいない。わたしは一応健康に良い事をするように心がけている。1日約8千歩から、1万2千歩を目標に歩く。スクワット、腹筋、背筋200回、ダンベルを200回する。6月からは図書館と同じ場所にある区のジムに通い始めた。ランニングマシーン30分、自転車15分、トレーニングマシーン上半身4種、下半身2種類。これも1時間で140円だから、民間の施設に較べれば安い。わたしは下半身の筋肉が落ちているので、それを重点的にやっている。
▼車に依存した生活は地獄への近道、歩行は老化を遅らせる事ができる。といってもコマネズミのようにちょこちょこ歩いて歩数が増えても意味はない。わたしにはある目標があり、それを達成するまでは今の体力を維持しなければならない。
◇「大陽と月と/私たちの憲法の人々の情熱」(ドキュメンタリー映画、借用した試写用DVD)巷では「今の日本の憲法はアメリカから押しつけられた」と声高に叫ぶ人たちがいる。本当にそうなのか、解明したドキュメンタリーである。東京経済大学の色川ゼミでは東京都五日市(現在のあきる野市)へ歴史調査にでかける。その一軒の土蔵から貴重な文書を発見する。それは明治時代に作られた「憲法草案」を発見し、その先見性に驚く。それを作ったのは千葉卓三郎である。その後発見された地名に因んで「五日市憲法草案」と名付けられる。
▼場面はそこから列車に乗って四国の高知まで移動する。この地は明治初期、自由民権運動が高まり、現在も「記念館」がある。その運動の中で「東洋大日本国国憲案」という憲法草案が生まれた。その起草者は植木枝盛であった。彼はイギリスの人権宣言の影響を受けて、人権思想を反映した草案を作ったが、今見てもその内容は根本に民主主義を大切にする思想が盛り込まれていた。だが明治政府は天皇の地位を高めることを目的として、自由民権運動を弾圧したので、五日市も東洋と2つの「憲法草案」は、太平洋戦争が終結する直前まで人々の目に触れる事はなくなってしまう。(明日に続く)
▼NHKハイビジョンプレミアムで火野正平の「こころ旅」の東日本編は先週北海道まで到達して、前半は終わった。今週から放送されなかった場面を含めて「総集編」を放送している。月曜日の場面を見ていたら、自転車に乗りながら様々な歌を口ずさんでいた。その1つが森高千里の「雨」だった。わたしは森高は聴かないし、曲も知らなかったので早速図書館で借りてきた。実は「雨」がテーマの曲を片端から聴いている最中だ。先日の原稿を執筆する中では小柳ルミ子の「雨」が好きで使った。これは中島みゆきが作詞作曲したものだ。どうも森高のは歌詞が子どもっぽくて…。
▼昨日JR東海の専務だったか、リニア新幹線を作るための説明会を該当する山梨、長野、岐阜などの知事に説明をして要望を聞いたという。東京→名古屋を40分で結ぶというが、果たしてそんな物が必要なのか?アルプスの下にトンネルを掘り、駅はどうなるか、地元負担の割合も分からない。わたしはリニアはJRの株価をつり上げるためにやっている壮大な実験だと思う。それに一部の専門家が言っている様に「リニアのエネルギーは原発だろう」、と言われている事に注意しなければいかない。

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June 21, 2011

NHK19日夜「昔 父は日本人を殺した」を見る。

▼都知事が核武装・徴兵制をとハッパをかけると、息子の伸晃は「脱原発デモのバックには革マル、中核、原水協がいる」と発言している、さらに彼の秘書だった杉並区の大和田議員は「迷惑だからデモを規制せよ」と言いだす。伸晃氏は「反原発は集団ヒステリー」と語った。この師匠にしてこの弟子ありという感じだ。わたしは芝公園のデモに参加しているが、彼が指摘している、いずれの組織にも所属していない。『鍵盤乱麻』1面トップの写真を昨晩入れ替えたが、そういう風貌の人は誰も写っていない。石原一族は誰も、東電原発事故の深刻さと向き合わず、「反原発」、「脱原発」発言をする人を目の仇にしているだけだ。
▼昨夕友人からメールがあって、毎年茶葉を大量に買っている。しかしフランスで放射能検査をやった挙げ句陸揚げを拒否されたニュースを聞いて、全部処分したという。もうこうなると安全なのは麦茶かウーロン茶、南米のコーヒーか、マテ茶しかなくなってしまう。
▼さらに驚くことはさいきん三重県漁連が魚を買いつけて、三重県産として販売しているという話が出回っている。築地市場の関係者に聞いた人の話では、最近あきらかに、三重県産の魚の取り扱いがかなり増えているという。今までも獲れた魚を近くの港に陸揚げするよりも、漁業無線で情報を交換して、より高値で引き取る漁港へ水揚げされることは慣行として行われていた。やっている人はそれと同じ感覚でやっているのだろう。だが日本のどこのものとわからない魚が、三重の魚として販売されている事は基準よりも汚染された茶葉を販売するのと同様、やってはならない事だ。
▼今朝もニュースで東電福島第一原発で「想定以上の汚染水」で処理できるメドが立っていないと言い訳をしていた。企業の利益優先という発想は、被災地だけではなく消費者が放射能被害を避けようとする事までも騙し、かつ妨害する。
▼NHK19日夜9時「昔 父は日本人を殺した~ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦~ 」を見た。デール・マハリッジはビューツアー賞作家だ。彼の父は沖縄戦に海兵隊員として参加していた。沖縄で激烈な地上戦を生き残り復員するが、常に悪夢に悩まされていた。デールは大きなリュックを背負って、父の戦友たちを訪ね歩く。そこで生き残った人々は政府が言っているような「英雄」でも何でもなかった感じる。
▼読谷から北部に転戦して、さらに首里城まで南下し、ガマや摩文仁の断崖まで「敵」を追いつめる。父はあるとき少年兵と遭遇するが目があった瞬間少年を射殺してしまう。そのことが永年苦しみ続ける原因となる。息子のデールは沖縄までやってくる。それは父などが持っていた遺品の持ち主を捜すためにだ。名前は分かっているが当時14歳の少年は鉄血勤王隊に所属していたらしいことが学校の調査でわかる。彼が持っていた写真入りの歩兵操典のような物は学校を通じて配布された。だが物資に不足していた当時は先輩が後輩に書籍を譲ることが当たり前だったので、それに該当するのではという。
▼デールはガマに入りスタッフに頼んで照明の電気などをもらって当時をしのぶ。それにしても父達のL中隊はなぜ少年や婦女子を殺さなければならなかったのか?鉄血勤王隊で生き残りの沖縄の老人は言う。当時の教育は「生きて捕虜になってはいけない、という教育だった。だから死ぬのは怖くなかった。だがなぜ我々が殺されなければならなかったのか、という恨みは今も持っている。日本は戦後60年戦争をしていない。しかしアメリカは朝鮮、ベトナムと数え切れないほどの戦争をしてきた。戦争をすれば相手が憎くなくても殺し合うのは当たり前になってしまう。このことを知って欲しい」。
▼老人の言葉に遙々沖縄までやってきたデールは、「なぜ人は殺し合うのか?」というそのヒントを掴んだようだった。

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June 20, 2011

◇「風吹く良き日」を見る。

Satotadao
(映画評論家佐藤忠男氏:新宿ケイズシネマで)
▼シネマの原稿は今週締めきりで、すでに書こうと思っている作品は決まっている。だから義務として見る必要はなかったが、3つの選択肢があった。イタリア映画、韓国映画、それに日本の昔のヤクザ抗争の作品があった。最後のは浅草名画座で上映されている「やくざ刑事/マリファナ密売組織」という70年の作品で、ツイッターでとても面白いと紹介されていた。何せここは3本立てで1000円だから、弁当を買っていけば1日中見る事ができる。それも体力的にきついので、新宿のケイズシネマ(K's cinema)に向かう。「K」とは韓国系の映画を上映するので名付けられたと思う。
▼先週末のいくつかの新聞や週刊誌で紹介されていたのが、◇「風吹く良き日」という作品だ。みなさんはアン・ソンギという韓国の名優をご存知だろうか?彼が30数年前に出演した映画である。アン・ソンギという俳優を知ったのは、8年前に公開された、「MUSA」という韓国映画を見たときの事だ。主演はチャン・ツイィーだったが、姫を守るチン・リブ隊長を演じていたが、その存在感に圧倒されたものだ。その後92年の「ホワイト・バッジ」2年前の「光州518」では元軍人で軍隊の鎮圧に重機関銃を構えて戦いを挑む主演とも言える役を演じていた。
▼さて映画だが、今からおよそ30年前のソウルが舞台だ。貧しい山村から家を飛び出すように都会にやってきた青年は出前のおかもち(アン・ソンギ)、理髪店の洗髪(イ・ヨンホ)もう一人(キム・ソンチャン)はいつかはホテル王になることを夢見ている。とても仲よしだが、時にはつまらない事で大げんかをしたりする。あるときソンギは金持ちの令嬢に目をつけられ、自宅まで食事を運んで親しくなる。しかしそれも令嬢の退屈しのぎの遊びであることを知らされる時が来る。ヨンホといえば店でマッサージをしている人気娘が好きだが、見向きもされない。それどころか彼女は、田舎に残してきた病弱の両親や弟妹たちを仕送りをして食わせなければならない。それでやむなく、金持ちの愛人になってしまう。
▼最後のソンチャンは50万ウォンを貯めて恋人とホテルを建てて大きくする夢を語るが、恋人に大金を持ち逃げされてしまう。3人3様の蹉跌で落ち込んでしまう。それでもソンギはボクシングジムに通ってバカにされない実力をつけようと努力を始める。みんなが落ち込んでいるときソンチャンに召集令状が届く。みんな再会できるのは先の事だから記念に写真を撮っておこうと写真館に行く。スチール写真に使われている写真は、この場面である。その後ヨンホは、片想いの女性が金持ちが籠もっているホテルに刃物を持って押し入り、相手の男性に大けがを負わせてしまう。
▼入営するソンチャンを駅で見送るソンギ、列車が走り出す寸前ソンチャンの妹がゆで卵と握り飯を持って駆けつける。そしてヨンホが娑婆に出て来たら、俺も除隊できるだろうから、妹をくれぐれも頼む、といって列車に飛び乗る。
▼映画が終了後、映画評論家の佐藤忠男氏が登場して、韓国映画の歴史を喋ってくれた。やはり日本と同様経済発展しているときは娯楽作品しか、でないが落ち込んでいる時の方が良い映画が出来るという内容だった。
▼【原発危機】 「福島第一原発の安全装置は8年前に外されていた」、原口氏が衝撃の告発

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June 19, 2011

欧米に較べて日本の消費税は低くはない。

▼梅雨時だから洗濯物がなかなか乾かない。乾燥機を使えば簡単だが、3月以降乾燥機は極力使わないようにしている。金曜日NHKラジオ「ビジネス展望」で経済評論家の森永卓郎が登場した。森永は「消費税のアップが政府で論議されているが、考え直した方が良い」という話をしていた。まず欧米に較べて日本は安いという考え方がある。しかし欧米は企業などの税制は日本と違って高い。相続税も同様で、日本とは逆だ。日本は投網を打つように国民全部から消費税として取りたてようとしている。しかし大企業や高所得者が優遇されている。さらに欧米は生きていく上で欠かせない、食品などは安く設定されている。さらに今回の地震で苦労している被災地に住む人にも同じ比率が税金がかけられると、もっと苦しくなる。だから消費税アップは再考した方が良いという話だった。これは「ビジネス展望」という下記のサイトで、放送終了後1週間たつとポッドキャストを使って聞くことが出来る。先週は金子勝と浜矩子の話が良かった。
▼この数日SNSで、海江田経産大臣の「原発再起動」で怒っている人が多かった。わたしは「ここで呟いているだけでは怒りが海江田に伝わらないので、メールやファクスを送ろう」と番号を書いたら、数人の若い友人たちが送って下さった。わたしはツイッターでも「海江田さん何をどうやって点検したのか、「日本の原発は大丈夫だ」ってさ。再起動するなら、どこかの原発の敷地内に経産省を移動して、海江田さんも家族いっしょに住み、排水溝近くで魚を釣って、海苔と一緒に食べて見せてくれ。」と書いたところ見知らぬ人たちかた次々とRT(リツイート)が送られて来た。目玉だった福島原発の汚水循環システムが動きだした途端ストップしてしまった。収束どころか「計画」はお先真っ暗である。ある友人はブログに「福島原発は臨終と危篤を行き来している状態だ」と書いていたがまさにその通りである。海江田事務所、右下にアドレスファクスなどあります。
▼そんなときフランスに輸出した茶葉が放射能検査に引っかかって送り返されるようだ。「安全」という前に、はっきり「汚染度を茶葉の袋に表示」した方がいい。ラディッシュに「書くと風評被害を増幅させる」といって圧力をかけるのは間違いだ。同様の事は「被災地支援で野菜を買おう」と被災地出身のお笑いタレントを使ってとやっているが、同じ事が言える。それは千葉県香取郡の農家が基準値を超えて汚染されたほうれん草を出荷させ、市場に流通させた事件も同じだ。彼らは一様に「他の農家もやっていた。「、「食っていけない」、などと見つからなければ構わないという勝手な論理で汚染した野菜を売る。しかし良く考えて見れば、炉心溶融をずっと隠し続けて来た東電の論理とまったく同じなのだ。上がやっているから下も同じ事をやっても許されるのでは…と。少なくとも4年もしたら放射能による様々な症状が乳幼児を始めでてくるのだが、そのとき誰か責任を取ってくれるのか?責任の所在が不明確のまま、乳幼児や現地の子どもたちは今の生活を続けられないと思う。

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June 18, 2011

中電社長は浜岡原発の敷地内に住むべきである。

▼もう聴かないからと売り払ってしまったCDやレコードたち。10年もすると再び聴きたくなることがある。困るのはそのタイトルを思い出せない事だ。今のわたしには3枚のCDなどがあり、2枚までは記憶を頼りに思い出すことが出来、それぞれネットで送料込みで1枚500円で入手することができた。最後の一枚は五輪真弓の「時をみつめて」だった。その昔レコードを買って持っていたが、いつの間にかどこかに行ってしまった。おそらく売却してしまったのだろう。ところがこのCDをネットで買おうとすると1万8千円と目の玉が飛び出すくらいする。
▼モーラというソニーのサイトに行くと1曲150円くらいで全曲ダウンロードしても1050円で済む。わたしが聴きたかったのは「ミスター・クラウディ・スカイ」と「冬ざれた街」の二曲だけだ。ではどうやって購入するか?ネットでクレジットカードを使って購入する手前まで行ったが、昨今ソニーの利用者情報がハッキングされて、流出しているので止めた。モーラというプリペイド・カードを買えばそれで決裁できるらしい。自宅から一番近いコンビニに行ったが、取り扱っていなかった。何でも「7」という店に行く必要があるらしい。しかし自宅近くにそのコンビニはないの、翌日回しにして終わった。
▼昨日の朝刊には中電の社長がインタビューに応じて「福島と違って浜岡は絶対大丈夫だ」と話していた。それほど言うなら前からわたしが主張しているように、家族と親族,役員一同、浜岡原発の敷地内に住む事を義務づけたらいい。新聞を見ていると政府と電源資本による、1週間前の611全国反原発行動の揺り戻が来ている事を感じる。
▼それと放射能のホットスポットの事だ。NHKテレビでは毎夕相変わらず、「事故前と顕著な数値の変化はみられない」と放送を続けている。しかし千葉で計測しているのは、外房とも言える市原市鶴舞にある県立公害研究所だけである。千葉県で数値が異常に高いといわれているのは柏、松戸、流山、野田の東葛といわれる地域である。ネットによる憶測はいくつかあるが、それはともかく「数値が高い」ことは間違いない。だがそれを行政機関は発表していない。昨日の朝日夕刊によれば東大が発表している数字が出ている。
▼本郷1が0・07、本郷2が0・12、駒場が0・06、東大柏キャンパスが0・26と異常に高くなっている。柏市は市に放射能の専門家がいないとか、発表すると不安を煽るとして調査を引き延ばして来た。地域の母親たちの「調査せよ」という運動が高まり、ようやく6月6日から調査を始めた。わたしに言わせれば「不安を煽るから」と住民を信頼せず数値を隠す方が犯罪だと思う。それに千葉市内では稲毛区にある放射線医学研究所では毎日計測されている筈なのに、何故かその数値は公開されていないのはどういう訳だろうか。
▼本日【6/18(土)緊急行動】海江田万里経済産業大臣の選挙区アクションと事務所訪問のお知らせ。があります。SNSで呟いているだけでは世の中変わりません。ぜひ現地にお運び下さい。

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June 17, 2011

GPSは便利な様だが、実は監視目的に利用される。

▼秋からの仕事の打合せで有楽町の国際フォーラムに出かけた。6人の人に会って名刺を交換して、若干の打合せをする。事前に名刺に顔写真を貼ってメールで添付して送ってあったので、初対面だったがすぐお目にかかる事ができた。あの建物の中に入ったのは初めてだったが、だだっ広い。7月からは全国各地を回る仕事が始まる。
▼昨晩NHKの「クローズアップ現代」は「災害に威力/GPSの可能性」だった。最初に紹介されたのは、東京であの地震に遭った若い夫婦だった。お互いにスマートフォンを使っていて、GPS上の地図でどこを歩いているか分かる分かるというソフトを使っていた。だから不安にならずに済んだという。しかし新婚ならばともかく、どこにいるかなど家族にも知られたくない場合だってある。営業マンを管理するためにこのソフトを使われたらたまらないな、という気持ちもする。
▼役に立ちそうなのは一眼デジカメの端子にGPSを接続する仕組みを使ったシステムだった。ボランティアの人に頼んでそれを使って被災地の写真を撮ってもらう。情報は自治体などで共有する。すると自宅の崩壊具合を確かめるとき、地図上で申請のあった人の場所をクリックすると、損壊の状況を判定出来るというものだ。これだと役所の人が現場に足を運ばなくても一目瞭然で、申請があってから受理までの時間が、4,5日に短縮できる。要するに一眼デジカメで撮った、データに位置が詳しく書き込まれるのだ。
▼最後は車に取り付けてあるGPSの情報を逆に車のメーカーで集約する。そうすると震災にあった地域でどの道路や橋を通って、どの目的地に向かったか分かる。それも一社だけではなく、5社くらいの情報を集約させて地図に重ね合わせると白い線となるので、実際に橋が落ちているか確かめに行かなくても確認できる。その情報は誰でも利用できる情報として公開されていた。
▼しかしいいことずくめの様だが、情報が誰かに利用されるという事は、プライバシーが漏れる危険性と背中合わせだと思う。いまの携帯もそうなのだが、逆に利用すれば,誰がどこを移動してどこに向かっているか、警察では手に取る様に分かってしまう。一番良い例は「Nシステム」と呼ばれるものが、主要道路の交差点や高速道路の分岐点には全部セットされている。「N」とはナンバーの略であり、自動車のナンバープレートを自動的に読みとるのだ。だからあらかじめ探そうという車のナンバーを警察のコンピュータにセットしておけば、あなたの動きは手に取る様に分かる。実はこれはSuicaについても同じ事が言える。
▼昨日どさくさに紛れて、「コンピュータ監視法案」が参議院法務委員会で強行採決された。「盗聴法」の時は暴力団の麻薬取引を監視するといいわけをしていた。今度はウィルスを防止するという、一見国民に納得されるような言葉と使っている。しかし問題はそれになぜ「刑法」による処分が必要なのか、いまだに明確な説明はない。

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June 16, 2011

「ミツバチの羽音と地球の回転」(2)

▼人ととの出会いは不思議なものだと思う。わたしが30余年仕事で通っていた某国立大学。そこの厚生施設にある理髪店に働いている人の事だ。拙宅にはご存知のように猫が3匹いる。その猫たちが食べ残した乾燥エサの有効活用を考えていた。どうやらこの大学には、野良猫を保護してエサやりから不妊手術までやっているグループがあるらしい。そのたまり場がこの床屋さんであることが分かった。平均して毎週一回残ったエサをゆーパックで送っていた。「受け取りました」という連絡は携帯メールで届いていた。ところが昨晩のメールには「10月に厚生施設を建て直すことになった。来年3月に施設は完成するが契約の延長はない、と通告された。つまりこれで自分は定年になる。
▼毎日が日曜日になったら、介護施設を回って散髪をするボランティアでもしようか」と考えているという内容だった。慰労のメールなどを続けていると、わたしが某大学に行き始めた頃と時を同じくして、彼(床屋さん)も大学に来ていたという。わたしが昔の友人の名前を挙げると、何人もご存知の方がいて、その数人とは今もつき合いがあるとおっしゃる。今週末には「会の集まりがあるから」というので彼らにメールアドレスを、知らせて欲しいと頼んでおいた。そのうちの一人は生協書店の店長さんだった。彼は私の好きな本の傾向を把握して「○○○が入荷したよ」(結構高い本だった)と取り置きしておいてくれた。それは彼が退職してからも店員さんに引き継がれ、「丸山眞男集」から「対談集」、さらには「講義録」まで全部で50冊くらい買わされるはめになった。
▼朝刊によれば大地震の被災地の廃材をバイオ燃料として使えないかという話しがでているという。「ミツバチの羽音と地球の回転」(2)の中ごろで鎌仲ひとみ監督はスウェーデンに取材に行く。スウェーデンはご存知のように脱原発で自然エネルギーで国が回っている。研究者の一人は「日本は石油を輸入するのに年間20兆円も注ぎ込んでいるが、余程金持ちの国なんだね」と皮肉を込めて言う。ある町に行くと廃材チップを燃やして電気を発電している。その町ではその他動物の糞尿を使ったバイオマス燃料も使っている。それに乳牛たちも搾乳施設に追い込まれるのではなく、お乳が張ると自ら搾乳マシンに入って、定位置に立つとロボットが乳の場所を感知して、搾乳を開始する。その動物にストレスを与えない方法に驚いてしまう。
▼太陽光も温水に暖めて使うのは熱効率が悪いので、パネルにしている。町を走る自動車も日本と基本的に違うのは、それら自然エネルギーで発電したものを家庭に配電する。それを家のコンセントで電気自動車に充電するのだ。「電力会社を選べるの?」と聞くと「当たり前だよ。そうすれば競争原理が働いて電力は安くなるんだ。日本は違うの?」吐逆に聞かれる。「まだ」と答えると「遅っれてるー」と言われてしまう。日本の脱原発エネルギー論議に欠けているのは、今の原発の作った明るい電気で生活を守る。あるいは既存の権益を守るところから、一歩も踏み出さない電力会社の姿勢に一番問題があるのだと思うのだが…。参考までに「安全な原発などあり得ない」という論文
▼鎌仲監督は昨日の新聞のインタビューの最後でこう言っている。「けれど、福島第一原発で事故が起きてしまった。何のために映画を作ってきたのだろうと思いました。ある部分ではもう手遅れです。(中略)私たちの意思で原発依存から脱していくしかありません。電気の作り方は、ほかにもいっぱいあるんですから」。

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June 15, 2011

◇「ミツバチの羽音と地球の回転」(1)

▼ネットファクスの件は今までの番号を使えるという事で解決した。そうこうしていると次々と荷物が届き始める。その一つが先日ここで書いた映画紹介をして欲しいという方からの試写用のDVDがあった。映画のタイトルは「大陽と月と/私たちの憲法の人々の情熱」という約2時間のものだった。文法的に言えば「の」という助詞の使い方が間違っているように思えるかも知れないが、これは映画配給会社がつけたタイトルだから仕方ない。前半を見てこれで観客が来てくれるのだろうか?と心配になったが後半それは次第に説得力を帯びてきた。誰が見ても面白いという映画ではないが、今週中にあらましをご紹介できると思う。
▼◇「ミツバチの羽音と地球の回転」15日の朝刊を見ていたらこの映画を作った鎌仲ひとみさんのインタビュー記事がでていた。瀬戸内海にある祝島で早朝から海苔のひじきを採取している一人の男性がいる。彼はUターンしてこの地に戻って来た。真面目な青年はお年よりからも評判いい。彼はに妻と1歳くらいの女児がいる。村人からは「もう一人いればいいのに」と言われる妻。すると「もうお腹のなかにいるんです」と答え、村人からは祝福の声がかかる。祝島は決してゆたかな島ではない、だが青年は親に乞われた訳でもないが、ここで暮らす決意をした。
▼小さな島で取れるのはひじき、干しタコと、一本釣りの鯛などだ。陸では稲と枇杷が実る豊かな島でもある。彼は何とか市場を拡げようとネットで枇杷や枇杷葉茶を開発して販売している。だがこの祝島に対岸に四国電力は28年前の原発を作ろうと計画をたてた。ドキュメンタリーでは村人が毎週一回デモをしている様子。それに電力会社がブイを投下しようとするその攻防戦などが描かれる。
▼京都大学の研究などによれば、もし対岸の上関に原発が出来ると原発を冷却する排水溝の気温が上がり、この地域に生息する希少生物が死んでしまう。結果として食物連鎖に影響を与え漁業が出来なくなってしまうという。中電は約束を違えて早朝のブイを投錨してしまう。漁を休んで中電の作業船に抗議をくり返す漁民の数は増え、カヤックも作業船を取り囲む。そのときの中電の言い分はこうだ。現場責任者はハンドマイクで「第一次産業だけではこの先やっていけない。原発があれば雇用を増やせます。」と
▼しかし島民たちは、祝島の島と海にある資源を守りながら反対運動を28年間続けている。生活に根付いた反対運動のドキュメンタリーは昨年10月の撮影で終わっている。この島の高齢である島民のたたかいの結果、未だに原発はできるメドもたっていない。おそらく今年の福島原発の事故の結果、それはもう建設不可能に近いところまで追い込まれているに違いない。映画では後半スウェーデンのエネルギーも詳しく取材しているので、続きはいつかご紹介したい。渋谷ユーロスペースで再度の上映中。いつまで上映されるかは映画館に問い合わせて下さい。

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June 14, 2011

NNNNで日曜深夜の「がんばれ三鉄」を見る。

▼朝5時半にメールをチェックすると仕事関係の重大な連絡が入っていた。わたしは以前は自宅にファクスの専用回線を1本引いていた。しかしそれほど頻繁に使わなくなってしまったので、某ネットファクスに切り替えた。これはメールにティフ画像を添付して送ってくる。だから全国どこの場所にいても内容はチェックできるので便利だ。頻繁に使っていた某社は電話回線がIP電話に変更してから受信が出来なくなってしまった。それは考えた挙げ句、PDF画像に変換して送ってもらう事でクリアした。ところが週に一回は使っていたファクスが来なくなってから、未使用回線として削除されることになってしまった。
▼まったく使えないとなると、それはそれで困る。某社の方にしてみれば電話回線は限られているから「有効活用」したいのだろう。きょうはこの問題を解決しなければならない。昨日はメールが多く届いた一日だった。
▼スペイン警察当局は10日、ネットワークサービスへ不正侵入した疑いで、容疑者3人を逮捕したと発表した。メディアによると、国際的ハッカー集団「アノニマス」の一員とみられると発表している。先日NHKBSで「チュニジアのネット革命.」というテーマで放送があった。その主な内容はチュニジアの青年がフェイスブックを使って、デモへの呼びかけやそれを弾圧する政府の様子を流していた。ところがチュニジア政府は、それを快く思わなくなったので青年を逮捕、ネットを切断してしまう。放送によればそのときチュニジア政府に「ネットの切断を座視できない」として挑戦状を送りつけたのが「アノニマス」だった。TVではチュニジアのネットに彼らの攻撃がかけられ、「ネットの開放」と「独裁政権の打倒」に繋がったとされていた。
▼今回の逮捕劇が本当にソニーのネットワークの攻撃が理由なのか、本当の所は分からない。だが逮捕が「アノニマス」に対して「打撃」を与えていることは「ウィキリークス」のアサンジ氏逮捕と共通していると思われる。
▼日本TV系日曜日深夜「がんばれ三鉄」というドキュメントは中々良かった。岩手の三陸海岸を走る三陸鉄道は今回の東日本大地震で大きな被害を受け、線路は南北に寸断されてしまった。津波は住民の大切な足をのみこんだ。だが職員たちは震災発生5日目には運行を再開させた。なぜそんな事ができたのか?「三鉄」の男たちを見つめる。
▼元もとここは1896年(明治29)年の大津波のとき、沿岸地域の復興を夢見て計画されたのが三陸鉄道である。1984年には全国初の第三セクターの鉄道として開業した。しかし急激な過疎化とモーターリゼーションで乗客は減り赤字になっていた。イベントを開いたり、経営と路線の延命を図っていた最中に今回の大地震と巨大津波が発生した。線路はメチャメチャで復旧するには150億円が必要ともいわれる。だがそんな大金を捻出する力は鉄道にも自治体にもない。だが線路と土手があったために、津波を免れた地域もあった。それに病院に通院するお年よりにもなくてはならない線路なのだ。だから南北に分断された三鉄は僅かな区間で走り始めた。震災で家を流され仮説住宅に住む老夫婦は、街の大型家具店にやってきて、まるで新婚夫婦のように、一から人生を始めるために食器棚を選んでいた。「住民のために頑張りたい」南の運転手は家族を避難させたまま、北鉄道の運転応援に駆けつける。会社の借り上げた安いアパートで、翌朝の一番電車に備え備えカップ麺をすすりながら、復旧への思いを伝える。
▼昨日書くのを忘れたが「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で田中優さんはマスクをしても鼻や脇にすき間があるので意味はない。体内被曝で一番影響があるのは呼吸を通して肺から入るものである。マスクよりも外出から帰ったらうがいをするのが一番効果があると発言していたのでお伝えする。マスクも原子炉の保守・整備をしている人たちが使っている、ああ言うピッタリした高いものでないと、気安めでしかない。

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June 13, 2011

エアコンを1時間に5分だけ送風にすると…。

▼更新は午前10時頃になります。相変わらず「江東子どもを守る会」のアクセスが続いています。数値が高いのを見て「自分の所は大丈夫だ」と安心なさるのでしょうか?3月14日の福島第一原発の爆発事故で少なくとも東日本に住んでいる人は全員被曝しています。(当時のドイツ気象台のシュミレーションでは(これは6月14日の拡散予報です。)沖縄を除く全日本が)ブログをお読みのみなさん。「直ちに影響はない」と言った、言わない等と左右にする官房長官が居座る政府がそんな事やってくれる筈はありません。自分たちの力で政府・電力会社に言論による圧力をかけない限り、福島原発事故も終息しないし、原発は全面的になくなりません。それは現実に広島・長崎に原爆被害にあっている人たちに政府が手厚い保護をしているかと言えば、実際にやっている事は被爆者が死ぬのを待っているだけです。
▼同様に飯舘村に住む人たちや家畜を見ていると、政府や東電がやっている事は「棄民政策」以外の何物でもありません。ですから都内の汚染数値を心配するよりも、声を上げて下さい。土曜日の午前11時「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で始まってすぐに愛川が持参した放射線計測器でスタジオ内部を計測すると0・14ミリシーベルトありました。コンクリートの屋内スタジオ(「朝日ニュースター」のスタジオは表参道246沿いにある)でこの数字ですから屋外は推して計るべしです。この日、田中優氏がゲストで登場しました。彼の話はとっても説得力がありました。
▼一番印象に残っている部分だけ紹介します。今の電力料金は個人は使うほど料金体系は高くなって行きます。ところが企業は使えば使うほど低く設定されています。これ一つ見ても、大企業がいかに優遇されているか分かります。だから大企業は使おうとするのです。ところで毎日NHKでは「明日の電力予想」を流しています。それは電力会社が夏場は15%不足すると宣伝しているので、それにのっている。いやお先棒を担いでいるのです。この日田中優氏は2003年に原発が動いていなかったとき、日本の電力使用はピークを迎えた。
▼それは1年間で、たったのべ10時間だった。原発がなくても停電は起きなかったのでから、これを平準化すれば良いのだ。しかも日本の電力を使用しているのは企業が全体の4分の3で、家庭の使用料は全体の4分の1である。ならば法律で規制するのではなく、企業の日中の料金体系を使えば使うほど高くする。そうすれば自然と夜に使うようになる。
▼一方家庭では夏のピークの4割はエアコンンによるものである。1時間にたった5分間エアコンを送風にするだけでピークはなくなるという説明だった。エアコンを昼間止めるのがよいという風な宣伝が蔓延しているが実際は違うのだ。田中氏は脱原発派の人たちは、いきなり原発を止めて風力、火力、太陽光に切り替えると言っているが、突っ込もうとするといくらでも反論されてしまう。それよりも今の化石燃料の電力で間に合う、という立場にたって、もっと別のエネルギーにしようという論理で運動を進めた方が国民全体に理解されるのではないかと言うことだった。

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June 12, 2011

611反原発のデモに参加して感じたこと。

▼昨日は雨の中の反原発デモでかなり疲れてしまった。起床してから「カサンドラクロス」の完全版がないかと思ってネットを検索する。3千円でも買えないほど高い。ネットでTSUTAYAを検索すると、渋谷駅前店に1枚あることが分かった。渋谷には鎌仲ひとみ監督の「みつばちの羽音と地球の回転」を初回に見に行く事にしていた。家を出るときは土砂降りで、午後から晴れると予報が出ていたが、どうなるか分からなかった。気温は高いので下着の上にゴアテックスのレインスーツを直接着てでかけた。
▼映画「みつばち…」は明日以降にご紹介するが、瀬戸内海の祝島で四国電力の原発建設に30年近く原発の建設に反対している人たち(老人が多い)の記録である。この島に住む漁民や農民の人たちの粘り強い行動にも頭が下がる。しかし話の後半はスエーデンの脱化石燃料の国を上げての取り組みは、頭をガーンと一発殴られたような気分にさせられる。「日本は石油を買うのに年間20兆円も使ってお金があるんだね。自国で何とかなるのに。太陽光、波動、風力、バイオ(スエーデンの場合糞尿)を使っている。後日多少詳しくご紹介したい。
▼映画はもっと早く終わるはずだったが、携帯の時計を見ると12時25分だった。つまり正味2時間20分くらいか。慌てて食事をして駅前のTSUTAYAの5階に行ってタイトルを告げると5分くらい待たせられてDVDを出してくれた。1週間で380円だから安い。それからJRで浜松町に出る。うっかり乗り過ごして新橋まで行ってしまい、一駅戻る。ここから東京タワー下の公園まで約15分歩く。会場に着いたのは1時半で開始から30分ほど遅れてしまった。集会の内容からして、知り合いはまったくいないと覚悟はしていった。写真を撮ろうと前へ、前へと行くと背の高い人がいて、何とそれは親友の星林さんだった。
▼雨の中立ちっぱなしで演説を聞くというのは疲れる。話をする方も会場の参加者は事情を知っているのだから、手短に話して欲しいと思う。被曝した動物たちの事、青森県の最先端に住む大間の女性など。福島から参加した人は放射線の量をずっと東京まで計測して来たが、都内に入っても高レベルの汚染を示して鳴り続けていたと報告した。
▼流石に蒸し暑くなってきたので、レインスーツの上だけは脱ぐ。星林さんは何とスマートフォンだった。早速、月々の使用料金や使い勝手、電池のもち、文字変換能力などをお聞きする。まだ待った方がよだそうだ。わたしの場合、世界中どこでも電話とメールが通じれば良いのだ。星林氏と話した内容は江戸時代は今と較べて、地方分散型の政治で今と較べてもっと過ごしやすい世の中ではなかっただろうか?という様な話もした。
▼デモは通商産業省の前を右折して東電本社の前に出る。途中愛宕山の前あたりではいわゆる右翼と思われる街宣車が、機動隊に包囲されて動けない状態になっていた。彼らは東電本社の前にも機動隊に規制されていた。芝公園のデモ参加者は高齢者が多いので機動隊も新宿にくらべて親切だった。芝公園の入り口で小学1年生くらいの男の子が、父親に「おまわりさんはみんなを守っていてくれるんだよ」というと、少年は「違うをみんなを捕まえるためにいるんだ」と答えていた。このお宅では、随分しっかりとした教育をなさっているようだ。
▼今朝も「江東子どもを守る会」の検索用語が増えている。国も東電も放射能被害から国民を守ってはくれない。声を出さなければ寿命が縮まるだけです。

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June 11, 2011

反原発芝公園集会なう。

Sibakoen
反原発芝公園集会なう。
福島県教職員組合の報告中です。
Duke(Mobile)

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12ch系で「カサンドラ・クロス」を見る。

▼お早うございます。あいにくの雨空ですが、きょうは反原発の集会が全国的に開かれます。主旨に賛同される方は一昨日ご紹介したいずれかの会場にお出かけ下さい。行かれないが反原発の意思があるとおっしゃる方は、自宅や散歩の時は意思表示の方法として黄色の着衣を身につけるか、リボンなどをつけて下さい。可能であれば、参加した集会の写真やご自分の写真をお送り下さい。個人の場合顔は写っていなくでも構いません。もし写っていたらこちらでマスキングをしてブログでご紹介させていただきます。
▼水曜日午後12ch系で放送された、「カサンドラクロス」を録画して見た。公開当時映画館で見た記憶もあるが、現在の日本で原発被害を隠し続ける東電や保安院の姿とダブって見える。1976年の映画でWHOに潜入して爆破しようとしたテロリスト2人は、失敗してアメリカが極秘に開発していた細菌兵器に汚染されてしまう。一人は射殺されるが、一人は欧州横断鉄道に乗り込む。車内で汚染は瞬く間に広がってしまう。それを察知したアメリカ軍はCIAを使って列車に乗っている1000人を抹殺してしまおうと考える。
▼車内には防護服を着た特殊部隊が送りこまれる。持っているのはイタリアのベレッタM12SMGマシンガン(イタリア映画だから当然か)。列車にはチェンバレン医師(リチャード・ハリス)やその元妻(ソフィア・ローレン)、刑事やそれに連行される容疑者マーティン・シーン(チャーリーの親父で「地獄の黙示録」の准主演)などだ。列車のテロリストを抹殺しようとするのは、アメリカ陸軍情報部のマッケンジー大佐(バート・ランカスター)だ。乗客リストを見るとチェンバレンがいることがわかり、移動電話で連絡を取って状況を知らせるように求める。
▼さらに汚染された重症の容疑者を走行中のヘリからつり上げようと試みるが失敗。同乗していたペットの犬だけがつり上げに成功する。要するに大佐はアメリカ軍が、禁止されている生物兵器を開発していることが世間に知られる事を恐れる。ならば1000人の乗客諸とも列車を支線に引っ張り込み、全員を脆くてボロボロになったカサンドラ鉄橋から落としてしまえばよいと考える。この発想が原発事故で避難している人たち。あるいは放射能汚染を低く見せて、住民の健康被害よりも企業の経済活動を優先させようとする日本の姿とダブって見えるのだ。
▼チェンバレンもポーランドの支線ヤノフに入った時から、沿線に警官が多数配置されているのを見て大佐の思惑に気づく。そして乗客を後部の車両に移動させ、機関車と切り離しする計画をする。そのために護送中で身軽なマーティンが選ばれる。失踪する列車を一両、一両伝っていくところは思わず手に汗を握ってしまう。うまく切り離して車両を軽くすれば最後尾車両に移った乗客だけは助かるのではないかと考えた。だがマーティンは力尽きているところに車内のCIAに狙われて射殺されて転落してしまう。
▼この組織を守るために本来正義であるはずの自分自身の基準が次第に変わって行ってしまうところが面白い。おりしも今朝NHKラジオでは郷原信郎氏(元東京地検特捜部検事、で今弁護士と大学教授)がゲストで出演していて「組織の思考が止まるとき」を出版したいきさつを話していた。組織を守ろうとすると過去に決めた基準では対応出来なくなって、その結果として不正が起きてしまうという話が、かなり納得できた。

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June 10, 2011

「直ちに影響はない」が責任は取れないらしいNHK

▼昨日の検索用語では「江東子どもを守る会」が約120件とダントツだった。これが何らかの運動に繋がればよい。しかし実際は朝日で報道された、江東区で異常な数値が出たとと同様「興味を示した」だけになってしまう。しかし怖がって逃げているだけでは東電の思う壺になってしまう。みんな611で「原発反対」の声に出してさけぼう。
朝刊によれば静岡県の茶葉から国の基準(1キロ当たり500ベクレル)を超える679ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。その茶葉を取引しているらでぃしゅ・ぼーやではその検査の結果をウエブで発表しようとしたところ、「風評被害を広げるから」と止められたという。
▼毎日NHKTVでは6時55分ころから、関東地方の放射能調査の数値を発表している。先週あたりまでは「この数値は直ちに健康に影響はない」と付け加えていた。ならば続けて飲めば影響があるのか?「影響はない」とコメントにNHKは責任を取ることができるのか?家族の一員がNHKに質問を出したところ、その後「ただちに」以降の文言はなくなった。という事はNHKは責任を持つ意思がないのだろう。
▼同様に「風評被害」というよりも「被害が出たとき責任を持つ」と茶葉の袋の裏に書けばいいのだ。その気になればかなり簡単にできるが、「書かない」という事は責任を取れないと理解できる。
▼もう一つ夏の海水浴シーズンを迎えて、福島、茨城、千葉の海水浴場が「放射能検査」を実施するという。しかし海水浴に基準はないらしい。福島は早々に今年は「海水浴に適していない」という事になった。しかし稼ぎ時である、茨城と千葉は「検査」をして、その結果どうするか、決めていない。
▼いつも海水浴シーズンに思うことがある。海開きをする前に調査をして「大腸菌などで汚染されていない」と発表する。大腸菌で汚染されるのは、人間が海水浴をする結果だ。だから海水浴客の事を本当に心配するのであれば、毎日検査してその内容を発表すべきなのだが、事前の検査だけで誤魔化している。すでに海藻や魚が放射能汚染されていると発表されているのに、人間が大丈夫の筈はない。もしも溺れそうになって海水を飲んだらもうアウトだ。そうでなくても一号炉の汚染水は満タンになって再び海に放出する可能性が高まっている。砂浜も危ないのでしばらくの間は海水浴は諦めた方が賢明だと思う。
▼先日書いたラファエル・クーベリックは吉祥寺に来てドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団指揮をしてコンサートをすることになっていた。しかし日本の対応が危険だとして来日は中止になった。今はチケットの払い戻しがされいる。
▼運動不足だと思った日は、スカイツリーまで夕食が終わってから歩く事にしている。片道約1・5kmあると思う。昨晩ツリーの直下まで行って、東武橋からUターンして45分でジャスト4500歩だった。早足なので1分間に100歩、こうするとお酒などの力を借りなくてもぐっすり眠る事ができる。

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June 09, 2011

◇「バビロンの陽光」を見る。

Theend
(ネットで探した,今の日本ピッタリの写真。とても怖い。)
▼NHKBSプレミアムで4月から火野正平が自転車で日本を縦断する番組「ニッポン縦断こころ旅」という番組を放送している。週に4日放送しているが、わたしは殆ど見ている。1昨日は秋田から弘前に入った。途中リンゴの木を見て「何だろう」と言い、あとからテロップで「後ほどリンゴの木と確認しました」と出た。わたしの実家は昔リンゴを栽培していたから、見れば一目で分かる。数年前に綾瀬はるか主演の映画「ICHI」が公開されたとき、ラストシーンが、手入れのされたリンゴ畑の脇を歩いていたのには驚いた。映画関係者にリンゴの木の見分けられる人がいなかったのだろう。
▼火野はこの日弘前大学に行って学生寮を案内してもらう。手紙の主が入学してから寮でしごかれた話を書いていたので、弘前大学寮歌を再現してもらっていた。新入生のしごき方はどこの学校も同じで、戦前の軍隊と何も変わっていないと思う。そして8日夜は青函連絡船乗り場だった。投書した関西の人は卒業旅行に本州最北端のここを目指した。しかし季節が3月だったので淋しい陰影をもった青森港ではなかったと歎いていた。彼女の母親が映画好きで、どうやら水上勉の「飢餓海峡」をイメージして来たらしいのだ。このイメージはわたしの作ったカレンダーの今年「12月」が、まさにこの十和田丸になっているので、ご覧頂きたい。
▼◇「バビロンの陽光」イラクのフセインが倒された3ヶ月後。老婆と少年は二人で父親が収監されているとされる1000キロも先にある刑務所を目指してヒッチハイクを始める。何せ少年の父親は12年前に兵隊として連れ去れただけで、消息はあまり分からない。少年は道を歩くのは嫌だとだだをこねている。あまり車が通らない道で、老婆が必死にトラックを止めると運転手は「500ディナール出してくれ」という。どうやら二人はクルド族らしく、老婆の言葉は運転手には通じない。そして孫のアラビア語だけは通じている。何ヶ所かの検問の末にようやくバクダットに到着するが、ビルも崩壊して火災も多数発生している。瓦礫の山のなかアメリカ軍のハンビーやエイブラハム戦車が走り回っている。トラックを降りるとき、運転手は身の上を気の毒に思ったのか「カネはいらないよ」と突き返す。
▼それでも少年はオンボロのバスが走っている停留所を探す。そこで少年は地元の少年が煙草を1本ずつばら売りにしているのを手伝ったりして仲よしになる。ギュウギュウ詰めで満員のバスは少年だけを乗せたまま走り出してしまう。居眠りしていた老婆は慌てるがバスには追いつけない。それを見た煙草売りの少年が追いついて合図し、バスの乗客が騒ぎ出しバスは停まる。老婆の胸にしがみつく少年。
▼目的地に着くとすでに刑務所はない。ただ一つライ病患者の収容施設があり、名前は同じだがもう顔が崩れているから面会させられない、という。老婆は無理に頼み込んで会うが別人だった。いくつかの収容所には老婆の息子の名前はなかった。それではと無縁墓地なのかと訪ね歩く。発掘した遺体と名前を照合してもらうが、息子の名前はない。フセイン時代に逮捕されて、行方不明になった人は100万人を超えるとされている。とうてい二人の手には負えない。途中で知り合ったシーア派の男性が「探すのを手伝う」と申し出てくれるが、老婆は「宗派が違う」と頑なに断る。どの墓地を訪ねても見えるのは無残に殺害された人々の無数の髑髏と骨だけ。
▼母親と父親譲りの縦笛をもった二人の旅は絶望と焦燥と絶望感だけが募る。さらに日本の東北以上に復興の兆しも見えない。そこに祖母が「息子に一目だけでも会いたい」という悲しみと怒りだけだ。ドキュメントに見えるがこれはあくまでもシナリオがある劇映画だ。監督はフセインの独裁政権によって引き起こされた虐殺という歴史の汚点を直視し「まずこの現実を直視し、死者に人間としての尊厳を」を与えよと訴えているに違いない。
▼マイケル・サンベルの「これから正義の話をしよう」は図書館に頼んで8ヶ月目にようやく届いた。昨日から読み始めて3分の1は読み終えた。今日中に読み終える予定だ。
611の反原発市民集会は全国各地で行われる。黄色いリボンか目印を付けて、国会や首相官邸をグルグル歩くというのもある。お時間のある方はぜひご一緒しましょう。わたしは@芝公園に行く予定です。同行される方には集合地点をお知らせします。

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June 08, 2011

「江東こどもを守る会」が放射能汚染を独自調査

▼3月にNHKの放送法が改正案が閣議で決定された。それによればテレビ受像器を買ったら受信料を支払う事が義務付られるという内容になっている。テレビ受像器の範囲にはワンセグが受信できる携帯電話も含んでいるから大変なことだ。
▼むかし本多勝一の「NHK受信料不払いの論理」を読んで5年ほど不払いをしていたことがある。わたしの主張は「払わないとは言わない。電気受信料のように使った分だけ払えるようにNHKの責任で使用メーターを設置しろ」というものだった。今度の法律が成立すると有無を言わせず払わせる。もしかしてワンセグ付きの携帯を買ったら、料金に上乗せされるかも知れない。わたしは携帯にテレビはいらないから、ラジオを付けて欲しいと思う。電力使用量も少なくて災害時にも役立つと思う。
▼昨日昼のラジオを聞いていたら、海江田が「日本は電力で成り立っている国なのだから、停止している原発はできるだけ早く運転を再開させる」と言った事だ。NHKという放送局は、はっきり言って政府のメッセージを「正しく」伝える事しな念頭にない。オウムのように口移しだ。どれだけの人が福島原発の災害で苦労しているか報道していない。昨日の報道では、一号機は既に「メルトダウン」ではなく、底が抜けた「メルトスルー」状態だというではないか。もうこうなると手が付けられない。
▼海江田がやるべきは福島原発の責任者ヨシダだけではなく、専門家の英知を結集して対策を考えることだ。これを解決してから、まず国民に福島原発が爆発して経緯を全部国民の前に公開する。しかる後にドイツのように国民投票で「原発存続」の是非を国民投票に諮る。美浜原発が事故を起こした場合避難所が「原発の敷地」だというから開いた口が塞がらない。しかも道路は一本で、もし道路が破損したら避難することも(原発が事故を起こして施設に避難する人もいないと思うが…。現実に女川原発には行き場のない人たち100人がいまも避難生活を続けている)、救援に駆けつけることもできない。
▼昨日江東子どもを守る会」が自主的に専門家に依頼して区内の何ヶ所かの放射能測定を行った結果が発表された。このことは今朝どの新聞にも紹介されていない。NHKに至ってはソユーズで日本人飛行士が打ち上げられた、というニュースがトップで延々と放送している。一体あの打ち上げ料金はどうなっているのだろう。前にアメリカのスペースシャトル1回の分担金が300億円とか聞いたことがある。人数で単純に頭割りすると一人60億円というところか。さらに宇宙ステーションの建設には4000億円とされている。いまは地上で続いている福島原発の放射能汚染と拡散を何と止めて欲しい。これはみんなの声だと思う。

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June 07, 2011

経産省と官僚主導で日本はダメになった。

▼BSTBSでは2週間に渡ってアルゼンチンの列車を紹介している。先週は高度4000mまで行く、北部のサルタ州内を走る高山列車。昨晩はパタゴニアエスケル支線の蒸気機関車(トロチータ)だった。この路線は93年に廃止されている。いまこそ観光用に走っているが、鉱山の鉱石を運ぶため1922年にフィラデルフィアで作られたものだ。昨晩はパタゴニアに行く前に、首都ブエノスアイレスの7月9日通りと、カミニートとそこで踊るタンゴのコンビを紹介していた。少なくともわたしがカミニートで見たときは、店の男性ダンサーと観光客が踊るものだけで、TVで見るようなセクシーな踊りは一切なかった。TVカメラの目線といいアングルからして、これは明らかにTV向けの撮影だと思った。
▼菅直人首相が辞めると「言った」、「言わない」、「ペテン師」などの言葉が飛び交っている。ではなぜ彼が力を発揮できないのか?「愛川欣也パックイン・ジャーナル」ではこの問題がかなり時間をかけて論議された。川村晃司などは「もう戦時とも言っていい状態なのだ。首相の権限で特別立法を作って、地方自治体にカネを分配する権限を与える。
▼その場合どういう法律を作るかは官僚の手をかりなければならない。いずれも「訴訟になった場合、責任を取りたくない」という事で立法府である、国会議員の腰が引けている。そこを官僚につけ込まれて彼らの思い通りにされている。それをいいことに日本は経産省と電力会社と官僚に、「電力を大量消費することが良い社会に繋がる」と悪い方向悪い方向へと動かされて来たのが、今までの日本であった。立法府である国会の責任と官僚の責任を巡っては山田厚史と川村との間でかなり激しいやり取りがあって面白かった。なお山田は「AERA」シニアライターもつとめており、今週発売のAERA「原発と日本人」は力作なのでぜひ読んで欲しいと語っていた。
▼保阪展人のブログ。保阪のブログは過去5年以上ずっと読んで来た。盗聴法の問題も保阪は一貫してその危険性を訴えてきた。彼はその頃国会議員としては、「これは暴力団対策ではない」と、ただ一人先頭に立ってきた。そして知人から「携帯に頼り切るのは良くない」、「重要な連絡があったらそれは普通の携帯を使わないで、プリペイドにして番号を頻繁に変えた方が良い」とブログに書いていた。また死刑制度の廃止についても保阪は熱心だった。刑場を初めて視察してその概念図をマスメディアに発表したのも保阪である。「保阪展人のどこどこ日記」ブログはこちら。
▼きくちゆみさんのブログから「みんなをまもってください。わたしとわたしのおともだちをまもってください。」原発被曝被災地に住む少女たちの切実な訴えがあります。
▼「バビロンの陽光」は明日ご紹介する予定です。

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June 06, 2011

保阪展人世田谷区長は本当の政治家である。

Misopan
(近所の有名味噌屋さんで売っている味噌パン。いつも売り切れで昨日やっと口にした。)
▼メルマガを集中して作った夜は中々眠れない。頭の芯が昂奮しているのだと思う。昨晩は午後10時からケーブルTVで「新ニキータ」の放送が始まった。正月から予告だけ見させられて、半年たってようやく放送。ニキータを演じるのはマギーQで彼女を指導する係員は「ER」シリーズ後半で医師を演じていて、ニーナと恋仲になって片足を失う男だった。シリーズとして放送されるのだが、荒削りでそれほど面白い作品ではなかった。
▼今朝のNHKラジオで午前7時25分頃からのニュース解説は「ドイツ原発廃止の今後」という様な内容だった。ドイツの原発については土曜日夜10時からの「金子勝/「ニュースにだまされるな!」(「朝日ニュースター」で月一回第一土曜日夜放送)でベルリン自由大学のミランダ・シュラーズ教授が出演して、日本語は流ちょうで「中止」になる経緯を具体的に語っていた。10年ほど前に政府の原発隠蔽が発覚して、それが国民の前に明らかにされた。今回の「停止」にしても、メルケル政権の前から無くす方向で検討され、およそ30年後にエネルギーをどのようなバランスで変えていくか論議されていた。メルケルはそれをひっくり返そうとしていたが、福島原発事故と国内の反対運動の盛り上がりで、急遽前倒しで実施することになった。論議も専門家だけではなく、各世代の普通の人を選んで10時間に亘って論議され、その模様が延々と全て放送され視聴率も高かった。
▼この専門家に任せないで自分たちの手で検証するという姿勢が、全国民に共有された影響は大きかったという。それに対してNHKの解説委員は、アナウンサーの巧な突っ込みと相俟って、「本当に廃止できるのか?」、「電力が足りなくならないか?」、「電力会社の抵抗はないのか?」といった否定的な意見を引き出すのに終始していた。
▼同じ土曜日の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で、愛川は日本という国家を左右する通商産業省と東電が癒着して、国民の生命を左右するような大事故があったのに、一度に発表すると住民がパニックを起こすという勝手な判断で、情報を小出しにしてコントロールして来た。その結果、愛川は自分自身「メルトダウン」という恐ろしい言葉を聞いても驚かないほど、馴らされてしまった。怖いのはこういう情報コントロールである。
▼ゲストとして登場した、新しく世田谷区長になった保阪展人は優れた政治家だと思う。というのは原発事故が起きてから、これをやれば選挙の得票が増えるという思惑で「原発の学習会」を一生懸命に開いている人たちがいる。しかしこれはわたしに言わせれば、積極的に原発を否定してこなかった過去の歴史の反省が先ず第一にあるべきなのだ。とにかく他との不一致点を見つけて自分がいかに優れているかだけを吹聴する。その結果学習だけは進んでも得票は減る一方という現象が起きる。
▼保阪氏は自民党から公明、共産党まで一致できることは何かを模索したという。国会議員時代とは違って街を歩いてみると、電力抑制だけでは景気が悪いところに輪をかけて消費が落ち込んでいるのでこれを何とかして欲しいという声が聞こえてくる。保阪は自分の政策で原発と世田谷区は何も関係ないように見えるが、実はそうではない。電力消費のピークがあれば谷があるはずだ。そこを平準化して使えば電力不足は補える筈だと考えた。その結果東電に世田谷区の電力消費一覧を出して貰うべく要求をした、というのが先々週の出来事だった。東電に従属したヤシマ作戦とは大違いなのだ。(本稿は明日に続く)

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June 05, 2011

ダイヤモンドはイスラエルの基幹産業。

▼メルマガの発行日なので2週間に読んだ本の感想を整理するなど忙しい。昨日は午前中はネットで捜し物をしていて、午後からやっと銀座シネスイッチに「バビロンの陽光」を見に行った。初日三回目の上映だったが、相も変わらず、「ぴあ」のアルバイト調査員たちがたむろしていた。わたしは映画を初日初回に見に行くので、積極的に「ぴあ」の調査員には協力してきた。ところが二年前に知らない人と顔写真を取り違えられてから、「ぴあ」に「どうしてこういう事がおきるのか理由を聞かせて欲しい」と抗議電話をしてから、一切協力するのはやめた。
▼先週の新宿にも調査員はいた。今回も来ていたが無視して振り切って帰って来た。電話したとき、「担当者からお詫びの電話をさせます」とも言ったが断った。要はどうしたら間違えないか手順を検証する必要がある。わたしが「ぴあ」の編集長だったら、顔写真を撮らせてもらうときに、被写体になる人に名前か番号を書いた画用紙か適当な紙をもっていただく。そうすれば簡単に防げるミスなのだ。見ていると未だにそうした工夫は取られていない。
▼映画の初日初回のプレゼントは先週はイタリア映画だったのでイタリアの「barilla」というパスタを一握もらった。今週はイラク映画だったが何故か、「ストック」の種だった。袋には「平和を願う花」と書かれている。今まで香水からチョコ、色々なモノを頂いた。昨年暮れは上記のパスタを2握頂いた。その後取材で移動しなければならなかったので往生した。いただけるものならば、中身が濃くてなるべく軽いものをお願いしたい。映画の内容は明日にもでご紹介する。
▼昨日は「校正」が1日も早く送られてきた。その中に「子どもにダイヤを磨かせる」という文章があったので「これはおかしい?」とクレームを付けた。そうすると案の定ダイヤの原石を選別する作業だと勘違いしていたと連絡があった。ダイアの原石は全部イスラエルに持ちこまれてカットされている筈だ。それはそもそも戦後イスラエルに移民してきた人の中にダイヤ研磨の職人がいることに目をつけた。イスラエル政府はダイヤモンド産業を国の基幹産業に育てようとして来た経緯がある。ダイアはカットの微妙な角度が輝きを与えるから子ども等にできる作業ではない。
▼イスラエルは海外で人工ダイアを作る技術にも目を光らせているという。だからもし日本の住友鉱業などが大粒の人工ダイアを作る事に成功したら、ただちにイスラエルからモサドの刺客が放たれるというという、まことしやかな話を専門家から聞いた事がある。だから2006年にディカプリオの「ブラッド・ダイアモンド」という映画が公開されたとき、世界ダイヤモンド評議会(World Diamond Council)は、映画の公開を前に、啓発キャンペーンを開始した。費用の1500万ドル(約17億円)は、世界のダイヤモンド取引の7割を占めるとされる南アフリカのデビアス(De Beers)社が捻出した。というもの納得できる話なのだ。

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June 04, 2011

クーベリックの「モルダウ」が聴きたかった。

▼打合せに終始した一日だった。届いたばかりの「週刊金曜日」を読んでいると「風速計」というコラムで法政大学の田中優子が書いている。彼女は4月22日の「週刊金曜日」コラムで「残りの分」として原発に反対してこなかった自分の責任として放射能に汚染された水道水を飲む、と書いていた。今回のコラムで佐高信に「内省していてはだめだ。東電や政府は反省していない。黙っていては彼らの思う壺だ」と書いている。
▼わたしもその通りだと思う。おりしも朝刊に、福島第一原発は3月12日ベントに失敗して実は水素爆発した、と書かれている。国民はみな薄々知っていたが、今更そんな事を公表されても、放射能汚染はその直後、日本中に拡散してしまっているので手遅れだ。同じコラムで田中は作家で法政大学教授の島田雅彦の話を引用している。「今までの自然災害は必ず治癒していた。しかし今回は自然の治癒力では、どうにもならないものが出現してしまった。今まで形成されてきた自我では、乗り越えられないのではないか」と。わたしも「頑張れニッポン」、「ボクがついている」などと言うレベルでは乗り切れないのではないかと、かなり悲観的に考えている。田中は今回の問題を「国難」と考えるのではなく、精神の深部に達する「自我難」という視点が重要だと指摘している。
▼関東大震災でも朝鮮人の虐殺、社会主義者たちの虐殺、中国人留学生王希天の虐殺が相次ぎ、治安維持法は震災時に発令され、まもなく法律になってしまった。この経過は今のネット規制法の国会提出の経緯と驚くほど似ている。ちなみに王希天が虐殺された地点は、わたしの住まいから歩いて20分くらいの地点にあり、王を讃える記念碑は同じく徒歩30分くらいの木根川橋のたもとの私有地にある。
▼田中はさらに災害は、したたかに立ち回る野心によって「国難」と名付けられて少数者排除の理由にされ、戦争の国難を準備した、と続ける。王希天虐殺事件の詳しいことはこちらにある。ここでも正力松太郎は活躍している。
▼先日民放でハンガリーの街歩きという様な番組があって、チラッとみた。どこか美味しそうなスイーツを食べさせるレストランがあり、コーヒーとセットで1000円ちょっとだった。さらに奥の間では3人の演奏家によるコンサートが開かれ、ヴィバルディの「四季」アレグロが演奏からはじまった。最後は、やはりというか、「モルダウ」をピアノソロで演奏していた。それを聴いているうちに急に「モルダウ」が聴きたくなって図書館のコレクションを探したが全曲盤はなかった。アマゾンもにカラヤンの演奏しかでてこなかった。わたしは思想信条によって、ナチスの手先カラヤンの演奏は一切聴かないし、CDも一枚も持っていない。一番聴きたかったのは、ラファエル・クーベリックが指揮したものだ。これはベルリンの壁が崩壊して、クーベリック初めて帰国して演奏したものだった。しかしこれもすでに20年もたっているのでネットでも見つからなかった。

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June 03, 2011

企業の省電力は「窓の開放」から?

▼小沢さんって強面なのに、菅総理の一言で欠席してしまうなんて意外と優しいんですね。でもホンネは追い込まれて総辞職で納まらなくなって解散になった場合を想定したのでしょう。そうなると除名されて、政党助成金を貰えなくなってしまうから選挙を戦えない。そういう合理的「政治」判断が働いたに違いありません。
ネット規制法案に反対する署名はこちらです。
放射能汚染食物を避けて食品を買う為に必要なツールやサイトについてはこちら。
▼携帯電話の電磁波がWHOから問題であると意見が出された。これは今更言うまでもなく危険である。見ていると小さな子ども(1、2歳の乳幼児)を抱いたまま話したり、メールを打っているのは、送受信ともに危険である。2m以上離さないと大人はともかく、これは即座に止めた方が安全である。
▼町を歩いているといやに音がうるさいような気がした。見るとどこのパチンコ屋さんもドアを開け放っている。今の省電力でどうやら冷房をするのを抑えるために、ドアを開け放っているらしい。これは駅前のパチンコ屋さんだけかと思ったら、どの店も同じだった。今のパチンコは電子音だからその音は制御できる筈だがそうなっていない。好きな人はいいがそうでない人は迷惑と感じるかも知れない。だが考えて見ると居酒屋さんの赤提灯や焼き鳥、蒲焼きの匂いも、お酒を好きな人を誘うためにあるのだから、音を外に出した方が一石二鳥なのかも知れない。
▼ところで数日前に隣の一部上場企業の渉外担当者から、わたしの携帯に電話がかかってきた。色々経緯があって、わたしは住んでいるマンションとその企業との連絡担当者にさせられている。曰く、省電力で会社も取り組むことになった。ついてはマンション側の窓を開け放ちたい。ブラインドは下ろしてマンション側は覗けないようにするが、了解して欲しいという内容だった。わたしは単なる連絡係であり、意思決定の最高責任者ではない。だがマンションの住人のプライバシーが保護されれば問題ない、と考える。一応住民に周知するから、「文書」を出してくれれば掲示して徹底を図るからと答える。
▼夕方かかってきた電話は、「映画の上映会を、ある地方でやりたいが、新聞に映画紹介をしてくれないか」という内容だった。Aさんという人に電話したが、「そんな映画知らない」と断られたという。Aさんならやりかねない。わたしは映画の試写会などに行かせてくれれば、見た上で書く。試写券を貰ってもつまらなかったら、「つまらない」と書くと返事する。7月から12月にかけて連続上映会を開くという。映画はドキュメンタリーで、監督が作った試写用のDVDがあるからというので、自宅あて送ってもらうことにした。

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June 02, 2011

ついに究極の「菅切り」いや、「缶切り」を発見。

Kankiri
(左巻き取り式、右隣は新旧の缶切り)
▼世間は菅切り。わたしは缶切り。民主党がマニフェストをひっさげて登場したときは、これでもっとまともな国になるかと期待していた。ところがご覧の様なていたらくだ。主なものだけでも道路特定財源にメスを入れる。後期高齢者医療を廃止する。普天間基地を最低県外に移設する。消費税はアップしない。みんな放り投げてしまった。それで官僚の言いなりになって、思いつきの考えをあらゆるところで発表して総スカンになってしまったのが、今日である。きょうの午後衆議院でどのような結果がでるか分からない。しかしいずれにしても政治空白が出来、政党再編、地震と原発災害の復興が大幅に遅れることは間違いない。義援金も5月27日までに2389億円集まっているが、配分されたのは端数の方だけで2千億円は配分されないまま眠っている。
▼先日ご紹介した「コンピューター監視法案」は衆議院法務委員会で可決された。今の法務委員会のメンバーは一年生議員が多い。そういう新人議員が民主党の拘束があるとは言え気楽に賛成してしまう。こういう状態こそまさに民主主義の危機と考えます。「コンピュータ監視法案」なんて5年前の「共謀罪」という法案を厚化粧して一見違うものの様に見せかけた法案にすぎない。なおこの法務委員会には民主党と自民党しか入ることができないようだ。採決の様子を民主党の京野きみこ衆議院議員がブログに書いている。
京野きみこのtwilogはこちら。
▼なお6月26日(日)には、11時30分から17時まで「戦争と治安管理に反対するシンポジウムⅤ 原発震災・挙国一致の下で進む戦争と治安管理を撃て―共謀罪法案の全面復活を許さない!」を、日本橋公会堂(地下鉄・水天宮前、人形町駅歩5分)で行う。
▼先日「愛川欣也パックイン・ジャーナル」の不破哲三の論文が話題になっている事をご紹介したが、日本共産党は「原発廃止」を綱領に明記すべき もぜひお読みいただきたい。なぜならこの人の言うとおりだからだ。
▼さて前振りが長くなってしまった。缶切りの話である。我が家では写真の赤い缶切りを長い間使って来た。しかし錆が増えて切るとき缶の中に錆が落ちるのではないかと心配になった。それだ同様なものは売っていないかと、近所のスーパーを探したが簡単な栓抜きと缶切り、それに渦巻き型のコルク抜きが一体となったものしかなかった。それらは大体300円から500円だ。これでは使いにくいので都内を探してあるいた。表参道の紀伊国屋も行ってみたが同様のものしかなかった。渋谷まで歩いて東急ハンズに行ったら種類は色々あったが同じパターンのモノとクルクル巻き取る方式のものがあった。仕方なく千円(消費税はプラス50円)払って切り口がギザギザにならない巻き取り式を買った。しかしやってみると使い方が複雑で、おまけに力がかなり必要だった。月曜日隣の駅の場外馬券場の真向かいの小さな金物屋があったので、年配の親父さんに「缶切りありませんか?」と聞くと、「これが使いやすい」と今まで使っていたのと同じ物を出してくれた。630円だが使いやすいのなんのって…。

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June 01, 2011

◇「ムッソリーニを愛した女」(2)

▼6月になったが、寒くて震えている。数週間前に12ch系の「アド街ック天国」でわたしの住んでいるところが紹介された。その一つにカレー屋さんがあったので出かけた。スパイスカフェというところで、徒歩10分くらいで行ける距離だ。ところが行ったら「予約が必要」といわれ、そうでなければ30分待ちだというので、この日は食べるのは諦めて、別の食堂に入った。そこには読売新聞があったで、メニューで頼んだ食事が出てでてくるまで「社説」を読んでいたら、「君が代起立命令 最高裁の「合憲」判断は当然だ」と書いてあって、さすが読売という社説だった。何せ判事が原発企業東芝に天下る時代だから、何があっても驚かない。公正な判決など求めるべくもない。
▼その一方朝日の投稿欄には「福島の高校生の絶望聞いて」という次のような高校教師からの投稿があった。
▼その読売の投稿欄に「東電は尾瀬を売らないで」というのがあった。尾瀬は国立公園だが、東電はその豊かな水を水力発電に使うために保有している。甚大な補償をしなければならないので、売却も検討されているらしい。得てしてこういう投書はネットなどで「東電社員」が意識的に行っていると報告されている。まず東電がしなければならないのは、持てる資産を使って可能な限り原発の爆発で発生した人的、財産の損失を補償しなければならない。しかる後余裕がもしあったら尾瀬を保有したらいい。しかし尾瀬を手放したくらいではとうてい追いつきそうもない。尾瀬沼などはナショナルトラスト方式で保全すればいのだ。昨日もクエで書いたが、人間の命を何だと思っているのだろう。
▼ついでに書くと昨日東電の社員2人が、規定値以上の放射能で汚染されている事が分かったと報道された。夕方その2人はマスクを付けないで作業をしていた事とが原因と考えられると報道された。この記事を書いた記者もどうかしている。マスクで防げるのは塵芥だけであって、放射能は放射能を防ぐ作業着を着用して、作業時間を短くするしかない。東電の責任ではなく、作業員個人の責任であるという言い方が、いかにも東電的である。
◇「ムッソリーニを愛した女」(2)ムッソリーニの実際の演説も出てきて中々聞かせる。同様の映画では1977年の「特別な一日」という映画があって、元東大総長の蓮見重彦などは激賞している。ムッソリーニの実際の演説は、イタリアは地中海の覇者でなければならない。地中海を制するものはヨーロッパの覇者となる。しかしそうならなければ破滅が待っているとハッパをかける。そして「再びカルタゴの復活を許してはならない」と、イタリア国民のナショナリズムに訴える。この演説を聞いてわたしはムッソリーニの狙いが分かった。無理して北アフリカを制圧しようとして、チュニジアに出兵するが動きが取れなくなってしまい、ヒトラーに応援を要請する。最初はロンメルが活躍したが、彼もまた本国の召還されヒトラーに自殺を強要される。結果としてそれが枢機国の瓦解につながるのだ。
▼イーダは精神病院に閉じ込められる。ムッソリーニの側近は彼女が住んでいた家を家宅捜索するが何も見つからない。つまり彼らは教会の「結婚証明書」を探していたのだ。ムッソリーニはイーダの家財を売った金で機関紙の発行をして支持者を増やして現在の地位を築いた。しかし今はイーダが邪魔の存在になってしまう。息子はといえば、大学に行くが学友から「ムッソリーニの真似をして見せろ」と囃し立てられる。真似はそっくりだがそこには「狂気」のかけらが散見できる。家宅捜索では書類の断片も発見できないので、イーダは永遠に精神病院に幽閉され、最後は脳出血で死ぬ。そして息子も精神を病んでなくなる。独裁者ムッソリーニはパルチザンによって銃殺される。自分が正しいとあくまで主張する影にはそのようなイーダと息子の犠牲があった。

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