« 高橋源一郎が書いた「暗い職場」とはニッサン。 | Main | 行動に参加することが民主主義/山口二郎談 »

July 03, 2011

節電15%の根拠はまったく不明である。

▼ここ数日増えている検索用語は「検見川東大実験園大賀蓮」だ。みなさんここは昨年、住民や自治体の反対運動にも関わらず売却されて、大賀蓮はおろか実験場そのものが存在しません。国立大学でも東大は文科省の評価はトップだから、売れるものは全部売って利益をあげるわけです。もしかしたら稼ぎ頭は関村直人さんかも知れません。
▼昨日オーディア装置が半年以上接続できなくて、音楽を聴くことができないというお宅を訪問した。ラックスのメイン・アンプからチューナー、カセットデッキ、CDプレイヤー、MDプレイヤーなどがゴロゴロして、さらにJBLやBOSEなどのスピーカーが3組あった。音が出ないというが、配線がかなりこんがらかっており、それを一つひとつたどって行った。20分ほどでどうやら音はでるようになった。あとはご自分で配線を整理するということなのでそれでわたしの役目は終わったので昼ご飯をご馳走になって帰って来た。しかしこの巨大なオーディオシステムはかなり電気を消費する。全部売り払って、わたしの様なミニコンポに切り替えた方が将来的には良い。しかしそれは…黙っていた。
▼毎日夕方のNHKでは電力予報というのを始めた。あのインチキな6時50分の放射能測定結果の後だ。例えば「明日はピークが午後4時頃で、使用電力は85%と予測されています」と行った調子だ。そして一斉に15%の節電を、と呼びかける。しかし15%という数字には一切論拠がないのだ。先日書いた保阪世田谷区長が東電に「区内の消費電力を出して欲しい」という要求を出したのに対して、「電力線は区をまたがって配線されているので出せない」。「区の消費電力を出すにはプログラムを組み直す必要があり、それには数億円必要である」と拒否した。
▼上記の東電の論理は出したくないという言い訳であり、それが拒否の論理ならば、最初に区長が東電を訪問した時に言えばいいことだ。「週刊金曜日」7月1日号の最終ページに「あの家、昨日一晩中電気がついていました」と近所からクレームがつくような節電監視社会にならなきゃいいけど」と1人の編集者が書いていた。しかし現実の日本では、東電を擁護する「ヤシマ作戦」に見られるように、福島第一原発爆発事故直後から「節電のお願い」として個人商店を回って歩く、某国立大学生集団がいた様に、そのような方向に発展して行く可能性が充分あると思う。
▼日曜日なのでこれで終わり。

|

« 高橋源一郎が書いた「暗い職場」とはニッサン。 | Main | 行動に参加することが民主主義/山口二郎談 »